大磯町月京にて築30年で傷んだスレート屋根をガルバリウム鋼板の屋根で屋根カバー工事を行いました
【お問い合わせのきっかけ】
担当:佐々木
中郡大磯町月京にお住まいのお客様より、屋根カバー工事のご依頼を承りました(^^)/
お客様のお住まいは今年で築30年目になるとのことで、屋根の汚れが目立つようになり、塗装、もしくは葺き替えの工事をご希望との事でした。
お話を伺いますと、実は5年ほど前に外壁のメンテナンスを行ったとの事でしたが、予算の面で折り合いが付かず、その時は屋根メンテナンスの方は断念されたそうです。
築30年という事で、スレート屋根にはアスベストを含んだ素材が使われていると思われます。
アスベストを含んだ屋根の処分は、思った以上に高額になる事があります(>_<)
今回はなるべく安く抑えたいとのご希望もあり、屋根材の撤去・処分の費用が抑えられる屋根カバー工事をご提案させていただきました!
中郡大磯町月京にお住まいのお客様より、屋根カバー工事のご依頼を承りました(^^)/
お客様のお住まいは今年で築30年目になるとのことで、屋根の汚れが目立つようになり、塗装、もしくは葺き替えの工事をご希望との事でした。
お話を伺いますと、実は5年ほど前に外壁のメンテナンスを行ったとの事でしたが、予算の面で折り合いが付かず、その時は屋根メンテナンスの方は断念されたそうです。
築30年という事で、スレート屋根にはアスベストを含んだ素材が使われていると思われます。
アスベストを含んだ屋根の処分は、思った以上に高額になる事があります(>_<)
今回はなるべく安く抑えたいとのご希望もあり、屋根材の撤去・処分の費用が抑えられる屋根カバー工事をご提案させていただきました!
担当:佐々木
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:屋根カバー工法
- 施工期間:5日間
- 築年数:30年
- 施工費用:90万円
- 使用材料:リファーナ
- 保証年数:10年
- ハウスメーカー:ハウスメーカー不明
築30年目、スレート屋根の状態を調査
大磯町月京にお伺いし、まずは屋根の状態を確認します!
お客様の屋根は化粧スレートを使用した屋根です。
築30年ということですが、今回が初めてのメンテナンスとのことでした。
スレートの状態を見てみますと、全体的にカビや苔がかなり繁殖してしまっている状態です😰
特に日の当たらない部分は苔の繁殖が顕著です。
表面に塗られている塗膜が完全に劣化してしまい防水機能を失ってしまった結果、カビや苔の繁殖につながってしまったようです。
塗膜の寿命は環境にもよりますが、だいたい10年前後と言われています。
30年が経過していますので、破損した箇所は見受けられないものの、スレート材そのものの劣化も免れない状態です。
屋根の上を歩いて野地板の状態を見てみます。
野地板や垂木が腐食した状態ですと足が軽く沈み込む感触がありますので踏みごたえで状態が分かるのですが、お客様の場合は良好な状態を保っておられました。
野地板や垂木が傷んでますと、屋根材を撤去した上で野地板まで交換しないといけなくなります。
その為、屋根葺き替え工事しか選択肢がなくなってしまうのですが、野地板や垂木が健在であれば、現在の屋根材の上から新しい屋根材をカバーする形で葺くことができますので、お客様には屋根カバー工法による工事をおすすめさせていただきました(^^)/
屋根カバー工事の様子
まず安全のために足場を仮設します。
足場を設置し終えましたら、既存のスレート屋根に高圧洗浄をかけます。
上に屋根材を葺きますので、その前にできる限りきれいな状態にしていきます😊
その後、棟板金を撤去します。
棟板金のベースになっている貫板も丁寧に取り外していきます。
棟板金の撤去がすみましたら、下葺の作業に入ります。
スレート材はそのままに、ルーフィングを施設していきます。
使用します防水紙は、常裕パルプ工業の改質アスファルトルーフィングです。
屋根の下場、軒側から上に向かって一枚一枚丁寧に敷いていきます。
雨漏りしないように、隙間なくスレート屋根を覆っていきます。
アスファルトルーフィングを敷き終えますと、次は上葺き、屋根材を葺いていきます。
今回使用しますのは、ガルバリウム塗装鋼板であるメタル建材のリファーナを使用します。
とても格調高い意匠性を持ち、断熱、遮熱性に優れており、また加工もしやすい素材です😊
屋根材の葺き方は、基本的には軒から棟にかけて、少しずつ重ねながら葺いていきます。
屋根の頂上から落ちてくる雨水は勾配を利用して、軒へと流していきます。
そのため、軒側から棟へ向かって重ねて葺いたほうが段差の向きが下向きになり、段差の隙間から屋根内部への雨水の浸入を防ぐことになります。
スレートと違い金属屋根は加工が楽にできますので、細かな箇所は必要に応じて曲げや折り目を付け、屋根の形状に合わせてその場で加工していきます。
同時に雨押え、ケラバを設置し終えたら、残すは棟板金です。
貫板を設置していきます。
こちらも錆びないステンレス製のビスで固定していきます。
貫板は木製ですので、貫板が雨水などで劣化して腐食してしまいますとビスや釘が抜けやすくなってしまいます。
その為、それを防ぐために防水フィルムをかけます。
最後にガルバリウム鋼板の棟板金を設置いたします。
ビスで貫板に打ち込んで固定します。
この時、雨水などがビスの穴から入るのを防ぐために板金の横から打ち込むことがポイントです(#^^#)
屋根カバー工事、竣工
ガルバリウム鋼板の金属屋根による屋根カバー工事の完成です!
断熱性が高く軽量で、地震にも強いリファーナは意匠性も高いです👍
見違えるほどクールな屋根に生まれ変わりました!
今回ご紹介した屋根カバー工事は、スレート屋根の撤去作業と廃材処理が出ない分、葺き替え工事よりもずっとリーズナブルに工事が行う事が可能です。
特に、今回のスレート屋根はまだアスベストを使用した時代の屋根材ですので、撤去費がグンと高くなります。
こうした屋根には断然屋根カバー工法をおすすめです。
しかし、屋根の野地板や垂木が傷んでしまっていますと屋根カバー工法は選択できません(>_<)
下地材が傷んでしまう前にメンテナンスを受けるには、やはり定期的に点検を受ける事が一番です😊
記事内に記載されている金額は2023年12月11日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
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