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藤沢市にてモルタル壁タイル壁の外壁塗装工事とスレート屋根の塗装工事を併せて実施
【お問い合わせのきっかけ】

担当:高田
お客様のお住まいは、築18年で一度も塗り替えを行っていないとのことです。
現地調査したところ、モルタル壁は塗膜の汚れが目立ち、タイル壁は目地に亀裂や欠けが見られる状態でした。
スレート屋根には割れこそありませんでしたが、表面の劣化が進み、このままでは水分を過度に吸い込み、塗装による保全が難しくなります。
お客様のお住まいは、築18年で一度も塗り替えを行っていないとのことです。
現地調査したところ、モルタル壁は塗膜の汚れが目立ち、タイル壁は目地に亀裂や欠けが見られる状態でした。
スレート屋根には割れこそありませんでしたが、表面の劣化が進み、このままでは水分を過度に吸い込み、塗装による保全が難しくなります。

担当:高田
ビフォーアフター
基本情報

- 施工費用:140万円
- 平米数:外壁196.5㎡,屋根88.7㎡
- 使用材料:ファインシリコンフレッシュ,ファイングラシィSi,サーモアイ4F,ファインSi
モルタル壁には、いくつかの亀裂が確認できる状況です。
塗膜の撥水性も低下しているようで、雨水をはじきにくくなっています。
表面がわずかに波打って見える箇所があります。
この状態は、モルタルが部分的に浮いている可能性を示しています。
その周辺でも撥水性の低下が見られ、全体的に劣化が進んでいる印象です。
タイル壁は、専用の塗料で仕上げる予定です。
ただ、サッシの角から亀裂が生じており、目地にも割れが確認できる状態でした。
タイルの模様を生かすため透明の塗料を使用しますが、そのまま塗ってしまうと亀裂が目立って残ります。
そのため、まず目地を打ち替えて補修し、その後に塗装を行う方法が適切です。
塀の裏側では、タイルと塗膜の取り合い部分で塗膜が剥がれている箇所があり、こちらも劣化が進んでいる状況でした。
鉄部では塗膜の剥がれが進み、錆が確認できる状況です。
この状態を放置すると腐食が進行するため、塗装による手入れが必要です。
駐車場に設置されている引き戸タイプのカーゲートにも錆が見られました。
長期間使用するためには、他の鉄部と併せて劣化した塗膜を丁寧に除去した上で、塗装を行う方法が適切です。
まず、屋根と外壁の洗浄を行う工程に入ります。
表面をしっかり洗い流して整えることで、後の塗装がしっかり密着し、仕上がりの品質が向上します。
洗浄後も残る汚れについては、適切な道具を用いて削り落とし、塗装に影響が出ない状態まで処理を進めていきます。
タイル壁については、まず専用の洗浄剤を全体に行き渡るように塗布します。
その後、洗浄剤が馴染んだタイミングでブラシを使って丁寧に磨き、汚れをしっかり落としていきます。
磨き作業で浮いた汚れは、水でしっかり洗い流します。
この工程を行うことで、タイル表面はかなりきれいな状態になります。
タイルには透明な塗料を使用するため、汚れが残っていると塗膜の内側に閉じ込められ、後から取り除く事が出来なくなります。
そのため、可能な限り汚れを除去しておくことが重要です。
亀裂が入っている目地は塗装前に補修します。
専用の工具で劣化部分を削り取り、適切な状態に整えていきます。
削り取りによってできた溝には、モルタルを充填し、目地を新たに形成していきます。
また、細かな亀裂については、下塗りに入る前にコーキングで埋め、表面を整えておきます。
塗装している部分だけ目地がくっきり見える状態ですが、使用しているのはタイル用クリヤー塗料「ファイングラシィSi」です。
タイル表面の劣化を抑える役割があり、塗布後はタイルが濡れたような質感になります。
この濡れたように見える仕上がりは“塗れ色”と呼ばれ、クリヤー塗料に特有の特徴です。
シャッターボックスなどの鉄部も塗装可能です。
まず、ケレン作業で汚れや錆を除去し、その後、錆止め塗料を塗布します。
錆止め塗料に赤色を用いるのは、既存の黒色に対して、これから塗る上塗り材(黒色)との区別を明確にするためです。
中塗り・上塗り作業になります。
下塗りに錆止め塗料(赤色)を用いたおかけで、限りなく塗残しを防ぐことが出来ます。
塗装済みの箇所と未塗装の箇所が一目で確認できるので、作業の精度を高められました。
屋根はまず下塗りを行い、その後にタスペーサーを差し込みます。
タスペーサーはスレート同士の間に適切な隙間を作り、雨水の排出を助ける役割があります。
続いて中塗りを行います。
中塗りは下塗りと上塗りをつなぐ重要な工程で、塗膜の耐久性や仕上がりの均一性を高める役割を果たします。
最後に上塗りを行います。
今回、使用したのは「サーモアイ4F クールニューワイン」です。
上塗り作業が完了したら、最終確認(塗り残し、ムラの有無)をして、次の工程に進んでいきます。
続いてモルタル壁の塗装に入ります。
下塗りが十分に塗布されていなければ、どんなに優れた上塗り材を使用しても効果が発揮されません。
凹んでいる部分にも塗料がしっかり入り込むよう、丁寧に塗布していきます。
屋根塗装と同様に、外壁の中塗りも上塗りに繋げる重要な工程です。
中塗りが終了したら、仕上げの上塗りを行います。
中塗りと比べると艶の出方が大きく異なり、仕上がりの美しさが明確に分かります。
今回は「パーフェクトトップ ND-105」を使用しています。
鉄部は、まず錆止め塗料を塗布した後、中塗り、上塗りの順に仕上げていきます。
こちらは引き戸タイプのカーゲートです。
細い鉄部でも塗装は可能で、錆や剥がれた既存塗膜がある場合は、脆弱な部分を事前に綺麗に取り除いてから作業を進めます。
引き戸タイプのカーゲートも、錆止め塗料の塗布、中塗り、上塗りの順で仕上げます。
カーゲートは道路に面していることが多く、塗装することで外観が引き締まった印象になります。
今回は、シャッターボックス、柵の鉄格子、小庇、雨樋に「ファインSiの黒」を使用しました。
付帯部に同じ色を用いることで、建物全体に統一感のある仕上がりとなります。
タイルにはクリヤー塗料を使用しているため、外壁全体の色は以前とほぼ変わりません。
建物正面の突出しているモルタル壁のみ色を変えており、良いアクセントになっています。
建物のデザインや形状によっては、僅かに色を変えるだけでも印象が大きく変わります。
今回の施工にあたり、信頼してお任せいただきありがとうございました。
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