横浜市鶴見区上末吉にてプレミアムシリコンとファイングラシィＳiを用いて「モルタルとタイル」に外壁塗装工事を実施
【お問い合わせのきっかけ】
担当：高田
今回、横浜市鶴見区上末吉にお住まいのY様から、外壁のメンテナンスについてのご相談を頂きました。
お話を伺うと「同じ時期に建てられた近隣の住宅が、ここ数年でメンテナンスしていることに気がついた」とのことでした。
Y様の住宅の外壁は「モルタルに塗装仕上げをした部分」と、「モルタルにタイルを貼った部分」の2種類で構成されています。
近年では、タイル面も塗装によるメンテナンスが増えており、タイル用塗料の性能向上も背景にあります。
調査時に確認したところ、お隣の住宅では以前、街の外壁塗装やさんによって屋根と外壁のメンテナンスが行われ、その仕上がりが非常に良かったことがY様が問い合わせを検討したきっかけでした。
工事では、モルタルに塗装仕上げされた外壁には、エスケー化研の「プレミアムシリコン」を使用しました。
この塗料材はラジカル制御型のシリコン樹脂塗料で、費用対効果が高い点が特徴です。
一方、モルタルにタイルを貼った外壁には、日本ペイントの「ファイングラシィSi」を採用しました。
タイル面にも塗装できる超低汚染型の2液アクリルシリコン樹脂クリヤー塗料です。
今回、横浜市鶴見区上末吉にお住まいのY様から、外壁のメンテナンスについてのご相談を頂きました。
お話を伺うと「同じ時期に建てられた近隣の住宅が、ここ数年でメンテナンスしていることに気がついた」とのことでした。
Y様の住宅の外壁は「モルタルに塗装仕上げをした部分」と、「モルタルにタイルを貼った部分」の2種類で構成されています。
近年では、タイル面も塗装によるメンテナンスが増えており、タイル用塗料の性能向上も背景にあります。
調査時に確認したところ、お隣の住宅では以前、街の外壁塗装やさんによって屋根と外壁のメンテナンスが行われ、その仕上がりが非常に良かったことがY様が問い合わせを検討したきっかけでした。
工事では、モルタルに塗装仕上げされた外壁には、エスケー化研の「プレミアムシリコン」を使用しました。
この塗料材はラジカル制御型のシリコン樹脂塗料で、費用対効果が高い点が特徴です。
一方、モルタルにタイルを貼った外壁には、日本ペイントの「ファイングラシィSi」を採用しました。
タイル面にも塗装できる超低汚染型の2液アクリルシリコン樹脂クリヤー塗料です。
担当：高田
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容：外壁塗装
- 施工期間：10日間
- 築年数：18年
- 施工費用：94.7万円
- 平米数：143.3㎡
- 使用材料：プレミアムシリコン（SR-178）,ファイングラシィＳi,ファインＳi（ブラック）
- 保証年数：8年間
築18年が経過している建物の外壁でしたが、外壁には亀裂やひび割れがほとんど見られませんでした。
デザイン面では、1階と2階の境目に幕板が取り付けられ、外壁が見切られています。
さらに幕板の上端には水切りが設置されており、外壁や部材へのダメージが生じにくい構造になっていました。
一方、笠木と外壁の接合部分のコーキングは劣化が見られ、築年数相応の傷みが確認されました。
そのため、コーキングの補修工事と外壁塗装工事を実施することになりました。
最初の工程として外壁の洗浄です。
タイルのない外壁は、まず高圧洗浄機で表面の汚れを洗い流します。
そして、タイルがある場合は、先にタイル専用の洗浄剤を塗布して軽くブラシで磨き、その後で高圧洗浄機を使い、他の外壁と一緒に洗い流します。
洗浄剤を塗布してから塗装に進むまでには一定の時間が必要です。
具体的な時間は使用する洗浄剤によって異なります。
その間、他の部分の作業を順次進めていきます。
作業は、モルタル壁から始めます。
まず白色の下塗り材を塗り、既存の色が見えなくなるまで重ね塗りする事が大切です。
工事では上塗りと中塗りに「プレミアムシリコン」を使用するため、今回は、その専用の下塗り材である「水性SDサーフエポプレミアム」を塗布しました。
白色の下塗り材は、次に塗る色付きの上塗り材のムラを確認しやすくなります。
ラジカル制御型のシリコン樹脂塗料で、耐久性と美観を両立できる点が特徴です。
中塗りは、下塗り材の白色が完全に隠れるまで塗り重ねます。
中塗りと上塗りには同じ塗料材「プレミアムシリコン」を使用します。
上塗り材は、お客様が選んだ色が付いているため、中塗りを塗り終えると、完成後のイメージがほぼ確認できる状態になります。
また、サッシや笠木などのアルミ製部分には塗料が付かないよう、塗装作業に入る前にビニールで養生を行います。
中塗りが終わったら、すぐに上塗りに進むわけではありません。
塗料が十分に乾燥してから上塗りを行います。
同じ塗料を二度塗りすることで、艶が増し、色の発色もより鮮やかになります。
乾燥が進むとさらに艶が出て、太陽の光に当たると輝いて見える印象です。
また、付帯部との塗り分けや、塗る部分と塗らない部分の境界には、あらかじめビニールで養生を行い、丁寧に塗装していきます。
既存の色が完全に隠れるまで丁寧に塗っていきます。
今回の塗装では、プレミアムシリコンやファイングラシィSiのほかに、付帯部用の「ファインSi」や、軒天や上裏の塗装に使う「ケンエースG-Ⅱ」も使用します。
破風板、鼻隠し板、幕板は同じ材質の板で構成されているため、塗装も同じ塗料で仕上げます。
付帯部用の「ファインSi」を塗る前には、まずケレン作業を行い、表面の脆弱な部分を取り除いてから塗装します。
外壁以外にも塗装によるメンテナンスが必要な箇所があります。
特に破風板や鼻隠し板は重要です。
板の継ぎ目にはコーキングが打たれていることがあり、コーキング部分もメンテナンスが必要です。
板本体は、ケレン作業で表面の脆弱な部分を取り除いた後に塗装します。
付帯部には艶ありの「ファインSi」を使用し、2回塗りで仕上げます。
上塗りが完了すると、乾燥前でも足場の姿が映るほどの光沢が出ます。
タイル壁は、洗浄剤での下処理後、一定時間置いてから塗装を行います。
「ファイングラシィSi」は2回塗りの塗料のため、まず1回目を塗布し、乾燥を確認してから2回目を塗ります。
クリアタイプの塗料で塗る場合は、塗布直後に表面が濡れたような仕上がりになり、これを「濡れ色」と呼びます。
乾燥した目地はねずみ色ですが、塗料が付くことで黒っぽく濡れた印象の色に変わります。
フードや雨戸、戸袋などの鉄部については、まずケレン作業で表面の古い塗膜や錆びを取り除きます。
その後、錆び止め塗料を塗布します。
付帯部に使用する上塗り材は日本ペイントの「ファインSi」で、錆び止め塗料には「ハイポンファインプライマーⅡ」を使用しています。
写真でねずみ色に見える部分が、錆び止め塗料を塗った状態です。
「ファインSi」は汎用性の高い塗料で、鉄部以外にも使用できます。
雨樋やスリムダクトなどの硬質塩化ビニール製部材にも塗装可能です。
錆び止め塗料「ハイポンファインプライマーⅡ」が乾燥した後、上塗り材の「ファインSi」を2回塗りします。
中塗りを終えた後は乾燥を確認してから上塗りに進む点は、屋根や外壁と同様です。
付帯部の色はサッシに合わせることで、全体の統一感が出て、外観がより引き締まった印象になります。
「ファインSi」は、ターペン可溶2液形のシリコン系塗料です。
以前はモルタル塗装部分がピンク系の色でしたが、今回はクリーム系の色に塗り替えました。
タイルや幕板などの付帯部は灰色や黒色で仕上げられているため、クリーム系の外壁が全体のアクセントとなり、落ち着いた印象の外観になりました。
これにて、横浜市鶴見区上末吉のY様邸の外壁塗装工事は完了です。
弊社では無料「点検・お見積り」を実施していますので、お困りの際はぜひご覧ください。
横浜市鶴見区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております！
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