棟板金・下地の貫板・雪止め金具を撤去します

屋根カバー工事が葺き替えと一番違う点は、既存の屋根材を解体しないことです。

屋根の葺き替えでは一度全ての屋根材を撤去する必要がありますが、屋根カバー工事では棟板金・貫板・雪止め金具などの役物のみの撤去ですみます。

既存の屋根材を残したまま、新しい屋根材を葺くのが屋根カバー工法です。

ここ数年で、屋根カバー工事の需要が急速に高まってきています。
1990年代に建築されたスレート屋根の住宅がメンテナンス時期を迎えているためです。

セメントに繊維質の材料を織り交ぜ、薄く成型した屋根材がスレート屋根です。
スレート、カラーベスト、コロニアルといった様々な名称で呼ばれています。

価格が安く施工性が高いため、様々な住宅の屋根材として採用されています。

５～８年ほどで経年劣化が進んでくるため、定期的に塗装などでメンテナンスが必要な屋根材です。

耐用年数は20年～30年ほどですが、定期的にメンテナンスを行っているかいないかでも持ちが変わってきます。

スレート屋根に色褪せやカビや苔、割れや欠け、棟板金の浮きなどが見られた際にはメンテナンスを検討するようにしましょう。

＜関連記事＞
▶▶▶スレートの欠けや割れは補修が必要？レベル別補修方法
▶▶▶スレート屋根（コロニアル、カラーベスト）のチェックポイントとメンテナンス方法

棟板金・貫板の撤去完了です(＾ω＾)

棟板金・貫板の撤去が完了です(^^)/
雪止め金具は工具でカットして取り外していきます。

新しい下地を作っていきます

既存のスレート屋根の上に、新たなアスファルトルーフィングを施工していきます。
その後、先付けの板金役物の取り付け下地の準備工程は完了です(＾ω＾)

屋根を葺きつつ、雪止め金具も取り付けます(*^-^*)

今回の現場では、雪止めも設置することになっていたため、屋根との継ぎ目のところに雪止め金具を引っ掛け、雪止め金具を取り付けていきます。

雪止めは後からつけることも可能ですが、建物の高さによっては足場代が発生するため、できるだけ先につけてしまった方が費用の面でも負担にならず、いいかと思います。

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▶▶▶落雪被害を防ぐ雪止め、後付けできます!!

アイジー工業　スーパーガルテクトで施工しました

今回の現場では、アイジー工業さんのスーパーガルテクトで屋根の施工を行いました。

耐久性・快適性・意匠性が見事にマッチした
屋根材の新しいスタンダード

 ガルバリウム鋼板の屋根材はリフォーム市場においてナンバー１のシェアを誇ります。
　その中でもアイジー工業株式会社の「スーパーガルテクト」は優れた断熱性から大変人気の屋根材です。
　そもそも、ガルバリウム銅板とは、JIS規格では「溶融55％アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板」と定められています。アルミと亜鉛で鉄を守ることで生まれた鋼板です。
 スーパーガルテクトは、そのガルバリウム鋼板のめっき層をさらに強化した次世代のガルバリウム鋼板を基盤としています。

　スーパーガルテクトの魅力、価格目安、他の屋根材との比較などをご紹介していますのでご検討中の方はぜひご参考にしてください。

⇩その他のスーパーガルテクトでの屋根カバー工事の事例をcheck⇩
▶▶▶南相馬市にて劣化したスレート屋根のカバー工事。耐久性が高いスーパーガルテクトを使用
▶▶▶郡山市にて経年劣化したスレート屋根のカバー工事。ガルバリウム鋼板を施工し耐久性ＵＰ
▶▶▶いわき市にてスーパーガルテクトでスレート屋根のカバー工事を行いました
▶▶▶南相馬市にて色褪せたスレート屋根のカバー工事。軽量なガルバリウム鋼板屋根材に！

屋根のカバー工事では、金属屋根材の他にもシングル屋根材などで施工を行うことが可能です◎
ご予算やお好みの素材の屋根材でのお見積りをご提案させて頂きますので、屋根の工事をご検討の際にはお気軽にご相談ください。

屋根がもう少しで完成です！

最後に新しい棟板金の貫板・棟板金を取り付け、タッチアップと清掃を念入りに行い完工です＾＾

無事に完工致しました！まるで新築時のようです(*^-^*)

完工後のお写真です。
塗装と違い、新しい屋根材を取り付けたのでまるで新築時のような見栄えになりました＾＾

高級感のある質感・艶めきも何ともいえない美しさですね(^^)/

屋根のメンテナンスをご検討の際にはお気軽にご相談ください。