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神戸市兵庫区で経年劣化したハイツの屋根をカバー工法しました。
神戸市兵庫区 アパート シーリング工事
【工事のきっかけ】
今回は以前からお付き合いさせていただいている積和不動産様からのご依頼です。
積和不動産様が管理している神戸市北区のアパート屋根が経年劣化により傷んでいる為、修繕してほしいとのこと。
以前からこの手の修繕以来は多数お受けしていたため、耐久性に特化した長期保証のカバー工法をご提案させていただきご成約いたしました。
基本情報
- 施工内容:アパート シーリング工事
- 施工期間:4日
- 築年数:20年
- 施工費用:屋根工事350万 消費税込み 足場代別途
- 使用材料:株式会社吉岡 ウッドピースグランデ 色ブラック
今回は不動産会社様からのリピート案件でしたので、初回点検の前にお見積もりは提出済みでした。
いざ着工し積和不動産様に仮設足場を組んでもらったのちに、現場へ下見に行きます。
今回は珍しく、かなり大きいハイツでしたね、、、
屋根の形状はシンプルな切妻(三角屋根)ですごくやりやすそうな屋根でした。
屋根の状態は、前もって頂いていた写真の通り苔が大量に繁殖していてひび割れしている箇所が多くみられました。
この状態のスレート屋根に塗装しても寿命が短くもったいないので、耐久性に優れたガルバリウム鋼板でのカバー工法です。
葺き替え工事に比べると、費用も安く済み工事中の雨漏りの心配もありません。
工事期間も短くて済むので、住人の皆様にも負担が少なくて済みます。
カバー工法は、葺き替え同様色んな屋根材を使用できるのでお客様に見合った商品を多数ご紹介できますよ。
神戸市には珍しく屋根に雪止め金具がついています。
近年温暖化で屋根に雪が積もることなんてないですよね、、、
これがついていると防水シートが貼れないので、充電式のグラインダーで撤去していきます。
400平米(一般的な家7件分)あるので雪止め金具の数も半端じゃありません。
グラインダーの鉄切りの刃を何枚も替えながら切断していきます。
撤去した雪止め金具は土のう袋に入れて電動ウインチに乗せ降ろしていきます。
これは後にご紹介する屋根材の1段目を引っ掛けるもので、「スターター」という水切りです。
名前の通り最初に必要なもので、既存のカラーベストに引っ掛けて専用のビスでしっかりと固定します。
1段目は重要な部分で、固定をいい加減にすると台風などの強風で飛ばされる危険がありますから、要注意ですよ。
材質はガルバリウム鋼板で出来ている為、錆に強く長い耐久性が期待できます。
ここから屋根の一番大事な防水シートを貼っていきます。
防水シートは毎回ご紹介させていただいてる通り、雨水から建物を守る最も大事な役割を果たします。
どんな高級な屋根材を葺いても100%止水は不可能です。
全ての屋根材は雨水が入ることを想定して、水が抜ける仕組みになっているんです。
そこで今回使用する防水シートをご紹介します。
使用するのは田島ルーフィングのダティスセルフ粘着タイプです。
様々な防水シートがありますがその材料選定は現場によって異なります。
今回使用する粘着タイプは防水シートの裏に裏紙が付いており剥がすとテープみたいに引っ付くものです。
一般的な防水シートは粘着なしなので、ハンマータッカー(ホッチキスみたいなもの)で固定しますが、粘着タイプは貼り付けのみ。
既存のスレート屋根にしっかりと密着するため防水効果も高く、耐久性も抜群です。
全て防水シートを貼り終わるとケラバ部分(屋根の側面)に垂木木材を取り付け、捨て水切りの板金を取り付けていきます。
捨て水切りとは屋根が仕上がってしまうと見えない部分ですが、吹き降りなどにより端部から侵入した雨水を雨樋まで運んでくれる影武者的存在です。
これを付けなければ、端部から侵入した雨水が既存の屋根材や下地材にしみ込み劣化を早めてしまうので、必ず必要なパーツです。
ケラバ部分に全て取り付けると仕込み完了ですね。
ようやく屋根葺きです。
今回カバー工法で使用する屋根材は株式会社吉岡のウッドピースグランデ!!
ガルバリウム鋼板で加工された屋根材で、表面は木目調のデザインが施され高級感を演出。
錆に強く縦横共にハゼ式(屋根材の縦横を引掛ける工法)ですので、強風で飛ばされる心配もありません。
固定方法は専用のビスを使用し、既存のスレート屋根とその下の野地板にしっかりと固定します。
葺き方は千鳥葺き(1段ずつジョイントが均等にズレる葺き方)で葺いていくので、仕上がった後の統一感もキレイになります。
下から1段1段根気よく葺いていきますが、面積が大きいため大変ですね、、、
とにかく根気強く!!
これが面積の大きい屋根葺きのモットーですね。
休憩を挟みながら天辺目指して葺いていきます。
縦横のラインがズレないように気を付けながら葺いていかないと後が大変です。
修正は利きませんので、、、
棟際(屋根の1番天辺の部分)は屋根材をハサミでカットして立ち上げ加工します。
こうすることで吹き降りの雨が、中に入らなくなるので大事な作業ですよ!!
これで屋根葺きは完了です。
残材など降ろして最後の屋根仕舞いにかかります!!
最後は仕上げ作業に入ります。
既存の棟板金にすっぽりと重なる物を屋根材と同質のガルバリウム鋼板で加工し、取り付けていきます。
ミリ単位で採寸し加工することで現場での作業がスムーズにいくほか、見た目もキレイに仕上がります。
屋根と同色に着色されたビスで均等に固定し仕上げていきます。
屋根を葺く前に仕込んでおいたケラバの垂木木材にも仕上げとなるケラバ板金を被せていきます。
これもミリ単位で加工することにより、作業効率と美観性を保ちますので手が抜けませんね。
同じく屋根と同色のビスで固定し仕上がりです。
長い戦いでしたが終わってみればあっという間ですね。
全ての作業が終わるとタオルで屋根を拭いて掃除していきます。
現場が集合住宅ですので、全ての部屋のベランダの中もゴミが落ちてないか念入りに確認していきます。
建物の周りや共有スペースなど、細部にわたり掃除をして工事完了です。
暑い時期の工事でしたがみんなが頑張ってくれたおかげで予定よりも早く終わることができました。
ありがとうございました!!!
経年劣化して苔が繁殖していたりヒビが入っていたスレート屋根(カラーベスト)が耐久性の高いガルバリウム鋼板のウッドピースを葺くことにより生まれ変わりました。
千鳥葺き(ちどりぶき)により見た目の統一感も出し、積和不動産様の現場監督にも大変満足していただきました。
これから先も屋根の大事さと、ガルバリウム鋼板のメリットを少しでも多くの人に理解していただきたいと思います!!
「小さい工事でもお願いできるのか?」
「調査や見積もりに費用は掛からないのか?」
「電話相談だけでも対応してくれるのか?」
「遠方でも出張費なしで来てくれるのか?」
兵庫県内なら大丈夫です!!何でも言うてください(^_^)
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