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神戸市西区で経年劣化したスレート屋根にカバー工法しました
神戸市西区 足場
【工事のきっかけ】
今回のきっかけはK様邸の向かいの家で屋根のカバー工法と外壁の塗装工事をしている際にK様から「うちの屋根もだいぶ色あせてきているから点検してほしい」とご相談いただいたことでした。
下から見る分には色あせしてるくらいしか分かりませんでしたが実際に屋根に上がってみるとあちこち不良個所が見つかりました。
屋根塗装では長持ちしないと判断し金属屋根へのカバー工法をご提案させていただきました。
基本情報
- 施工費用:屋根工事105万 足場工事15万 消費税込み
- 使用材料:IG工業 スーパーガルテクト フッ素ブラウン
街の屋根やさん神戸西店の上橋です。 ※2023年4月6日更新
本日、ご紹介する施工事例は神戸市西区で行った「経年劣化したスレート屋根へのカバー工法」になりますよ(^^)/
今回施工する屋根カバー工法とは・・・
既存の屋根材を撤去することなく、上から防水シートを貼って新しい屋根材を葺く工法。
葺き替え工事と比べ費用が安くなるほか、工事期間も短くなり雨漏りなどを確実に止めることが出来ます。
では屋根カバー工法とはどのように施工していくのかをご紹介していきたいと思います!
K様に屋根の点検依頼を受けたので早速梯子をかけて屋根に上がらせていただきました。
まず目についたのは棟板金の浮きでした。
棟板金を固定している釘が抜けていたり抜けかけていたりしています。
原因としては棟板金の中の棟木が腐食していることでした。
棟木に釘で固定しているので腐食しているとどうしても浮いてきちゃいますよね、、、
この状態は過去に屋根塗装をした塗料が熱と経年劣化で完全に撥水機能をなくしてしまっている状態です。
この状態を放置するとスレート屋根にひびが入ったり、苔が繁殖してきたりします。
さらに放置するとひび割れたところから雨漏れしたり強風で屋根材が飛ばされる危険性があります。
この状態は棟板金から錆が出ている状態です。
スレート屋根自体は錆びることはありませんが、板金関係はどんどん錆が進行していき最終的には板金に穴が開き雨漏れの原因となります。
棟板金を交換するか塗装をして錆の進行を抑えてあげる必要がありますね。
これは屋根の先端の軒先という部分です。
見てわかるようにスレート屋根の隙間から苔が大量に繁殖しています。
この苔から雨水を吸い込み屋根の劣化を早めるほか、雨樋に苔が流れ込み詰まりの原因にもなります。
定期的に掃除してあげるのが良いですが、軒先は特に落下の危険性が高いので必ず専門業者に依頼してくださいね!!
屋根や雨樋の清掃だけなら地域や量にもよりますが1万円前後で対応可能です。
今回は以前屋根を塗装しているのとK様が将来娘さんに家を残してあげたいという想いから、費用は掛かりますが長期保証の既存の屋根の上から葺くカバー工法でご成約いただきました。
どんな屋根を葺くかは後にご紹介させていただきますが、まずは防水シートを貼っていきます。
防水シートもたくさんの種類があり機能性も様々です。
街の屋根やさん神戸西店では基本的に日新工業のカッパ23(ゴムアスルーフィング)を使用します。
ホールセンターなどで市販されているカラールーフィングと比べ耐久性、強度、材質が優れているためほとんどの現場で使用している防水シートです。
固定方法ですが本来貼り付ける相手が木材の場合はハンマータッカー(ホッチキスみたいなもの)で固定します。
しかし、今回は貼り付ける相手がスレート屋根ですから、タッカーは使用できません(針がスレートを貫通しないため)。
固定方法は人により様々ですが街の屋根やさん神戸西店では板金を小さく切りビスを打って押さえつけます。
結構強度があるので少し手間は掛かりますが工事中強風が吹いても飛ばされる心配が少ないです。
防水シートを下から10センチずつ重ねて全面貼り付け防水効果の高い屋根下地が完成です。
防水シートを貼り専用の水切りを仕込むといよいよ屋根葺きです。
今回使用する屋根材はIG工業のスーパーガルテクトフッ素!
一般的なグレードのガルテクトより表面の塗膜の耐久性が5年長い商品です。
ガルテクトには裏面に厚み15ミリの断熱材がついており天井裏の温度を15℃も低くする高い断熱効果が期待できます。
材質はガルバリウム鋼板で錆に強く、既存のスレート屋根のように割れる心配もありません。
苔も生えにくく重さもスレート屋根に比べ5分の1ほどです。
お家への負担も少なく耐久性も長いことから、たくさんのお客様に選んでいただいてます。
施工の際は端部を電動丸ノコで切断しなるべく隙間なく葺いていくのがポイントです。
あまり固いものをぶつけたり足で踏んでしまうと、傷やへこみの原因になるので手慣れた職人が丁寧に施工していきます。
屋根を葺いていく際、他にも注意することがあります。
ガルテクトのフッ素グレードは一般グレードのガルテクトに比べて傷や足跡が付きやすいです。
ですから切断時の鉄粉があまり屋根に付着しないように場所を考えて切断するなどの配慮をします。
靴も屋根の上に上がる際は、タオルで拭くなどなるべく汚さないように工夫します。
屋根の固定方法は専用のビスを使います。
51ミリの長さを使用し既存の屋根の下の合板板までしっかり効かします。
鉄砲釘で固定する業者も少なくないようですが耐久性や大型台風を考えるとビスのほうが安心ですね。
一通り葺き終わると1度ブロアーできれいに掃除してあげます。
屋根と屋根の接合部分に棟板金の下地となる棟木を取り付けていきます。
厚み16ミリ幅90ミリの木材です。
75ミリのビスで下の合板板までしっかりと打ち込み、固定します。
分かりにくいかもしれませんが、棟木の両サイドに見える黒くて細いもの。
防水シーラーです。
20ミリ角の細長いスポンジのようなものですが、吹き降りの雨により棟木が濡れないよう保護する役割があります。
棟木と防水シーラーを取り付けしたら最後に棟板金を被せていきます。
材質は屋根材と同じガルバリウム鋼板をフッ素加工したものです。
屋根と同じ材質なので錆びる心配もありません。
固定方法は32ミリのステンレスのビスを使用します。
以前の棟板金は鉄の釘で固定していましたが長期保証を出すためこの工法で施工させていただきました。
棟板金のほか各所屋根の端部に同質の板金水切りを取り付けして仕上がりです。
最後はタオルなどで屋根を全面拭いてあげます。
そのほか小傷がないかも一通り確認し、もし小傷がある場合は専用のタッチアップ材で補修します。
雨樋の中や家の周りもビスやゴミが落ちていないか確認しながら掃除します。
仮設足場を解体するときも屋根に傷や汚れが付かないように丁寧に解体し工事完了です‼
あちこち不安要素があった屋根が材質を変え綺麗に丈夫に仕上がりました!
K様も完成写真を見てとても喜んでいただき、ついでに外壁の塗装もご成約頂きました。
少し複雑な屋根ではありましたが、面積も大きくとてもやりがいのある現場になりました。
メンテナンスもきっちりやっていきます。
ありがとうございました!!
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