木更津市のアパート|防水塗料よりも簡易的に塗り替えを実現!
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【塗り床塗装工事】
木更津市のアパート通路の塗り替えです。屋根はあるものの通行もしますし、風の吹き込みで埃は溜まりやすい場所で汚れが残りやすい場所でもあります。
綺麗に維持するには定期的な清掃が必須ですが、共用通路ですと入居者がそこまでする必要もなく、オーナー様もご負担を考えるとまずここまではできません。
見栄え良く蘇らせるためには塗り替えを行う事がもっとも現実的です。塗り床塗料というのは防水塗料とは違いますので塗料の特徴と防水塗料の違いを紹介したいと思います。
アパートのようにたくさんの方が出入りするような場所の塗り床塗装は、予め通知をしておかなければ生活上で大きなストレスになりうるので工事前の説明をしっかりとしておくことも重要となりますね。
塗り床塗料と防水塗料の違いは?
塗り床塗料の目的は、下地コンクリートの保護をしつつ美観性を維持するための塗料です。塗り床には有機系と無機系の塗料がございますが、有機系は薬品・埃に強く、清掃性を求められる場所(精密機械工場・食品工場・クリーンルーム等)に適した塗料です。
対して無機系は重量車輛の行き来がある場所、不燃性が求められる場所・強い衝撃がかかる場所(物流倉庫・自動車等の生産工場・溶接場・駐車場等)に適した塗料です。
一方防水塗料(ウレタン塗膜防水等)は、雨水の浸入を防ぐための物であり、仕上がり自体は塗り床と大きな違いは見られませんが施工の目的が全く違います。多く施工されるのは一般住宅のバルコニーやベランダ、また陸屋根等の屋上です。
雨漏りを防ぐための塗料ですので、屋根と外壁塗装と比較しても充分な知識と技術が求められます。
雨漏りをしていない場合はトップコートと呼ばれる表面保護材の塗布だけでも対応は可能ですが、ウレタン塗膜防水にしても下地の状態をしっかりと確認した上で、どのような施工内容にしていくのかを吟味していく必要があります。
住宅にとって重要な防水機能を持たせるための施工と、美観性を保つための塗料施工の場合、費用も全く異なってくるというのはお判りいただけると思います。
以上の様に、床を塗るという行為は同じものの、使用する塗料の特徴も違いますので、一概に「床を綺麗にしたい!」というご希望だけですとどのような塗料を使用すれば良いのかも分かりません。
雨が滅多に当たらず雨漏りを起こしてなく、美観性を取り戻したいという場合は、防水よりも安価な塗り床塗料で塗り替えを行った方が良いというケースもあります。
塗り床塗料の施工ですが、基本的に通常の塗装工事と工程は変わりません。高圧洗浄を行い表面の埃や汚れを落とししっかりと乾燥させます。
下地コンクリートの動きに対応できるように目地を設けている場合は、目地の打ち替えを行います。
この目地と呼ばれる場所は、建物の動きによる衝撃を集中的に受けてコンクリートのひび割れを抑えるための場所ですので、傷みやすい場所です。目地が劣化する事で周辺の痛みや雨漏りの原因にもなってしまいますので、しっかりとコーキング補修を行います。
既存の目地を剥がし清掃、コーキングを打設する前にプライマーを塗り密着性を高めます。
コーキングを充填し、不陸が厚みが出ないようにしっかりと押えていきます。この状態ではまだ入居者が通行できる状態ですので、踏んで現場を汚さないように注意喚起を促します。
打設後、硬化するまでに最低でも8時間はかかります。その為、施工後にすぐに触ることはできずにしばらく状態維持をしなければなりません。
1日置いて手で触って形が崩れないようになってから次の施工に入っていきたいと思います。
下地処理です。雨漏り等のトラブルを抱えていなくとも、築年数が経過していればコンクリートにひび割れや欠けが入っている事も少なくありません。
そのようなひび割れを放置しては後々雨漏りを起こす可能性がありますので、早い段階で補修していきます。
樹脂モルタルを薄く満遍なく塗っていきます。
塗り床塗料の下塗にIP(インターナショナルペイント)の含浸シーラーを使用します。浸透性・密着性に優れた下塗りで下地を整えることで、綺麗に塗膜の剥がれが起きにくい仕上げ塗料に仕上げることが出来ます。
通行が考えられる場合には、右列左列や前・後というように施工箇所を区切って乾燥を待つ必要があります。
塗り床・防水塗装は屋根外壁と違い、身近な場所の施工になりますので、必然的に施工日数がかかってしまう事もあります。
あくまで入居者のご迷惑とならないように、施工していく事を優先にしておりますのでご了承いただきます様お願い致します。
中塗り・上塗りにIP速乾フロアを使用します。塗り床塗料はさまざまな使い方をしますので、1種類の塗料でも骨材入り・ベース用(通常)・ライン用等、施工の仕方によって塗料も変わります。
骨材入りか通常の塗料を選ぶかは、実際に入居されている方の年齢層や、水たまりの出来やすさ(滑りやすくなるか)によっても変わるかと思います。
アパートの立地に合わせ、入居者の年齢層は自然と限定されますので特徴に合わせ、色と特徴を決めていきましょう。
塗装の際にはまず、立上りや隅など細かな場所を刷毛で塗装しダメこみを行います。
その後全体的な塗装をローラーで塗布し表面保護を行います。IP速乾フロアは、落ち着きのある光沢性で、耐摩耗性・耐候性・密着性に優れている為、歩行をしても傷みにくく長期的に美観を保護できるかと思います。
全色21色で、遮熱タイプのものも選択することが出来ます。水性塗料の為、匂いも少なく乾燥も早い為、生活には大きな支障をきたすことなく施工する事が可能です。
2回塗りを行い、十分な塗膜厚を持たせます。塗り床塗料を施工する事で汚れはもちろん、埃の付着、下地の摩耗・劣化を防ぐことが出来ます。
防水機能に特化しているわけではありませんが、表面塗膜を形成することで雨水の浸入を防ぐことにも繋がりました。
床は汚くて当たり前!という根本のイメージを大きく覆し、綺麗で気持ちの良い床に仕上げることが出来ました。
建物の塗装の際には屋根外壁はもちろん気になる所ですが、床の塗装を同時に行うだけで見栄えが全く変わってきます。
ぜひこの機会にご検討くださいませ。
塗り床塗料の特徴・費用、防水塗料を使用するべきかお悩み中、無料点検のご依頼だけでもお気軽に街の屋根やさんへご相談くださいませ。
記事内に記載されている金額は2017年11月29日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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木更津市ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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