更新日:2023年11月05日
一般住宅の屋根材として広く普及している「コロニアル」。
いったいどんな屋根材で、どのような特徴があるのでしょうか?
こちらの記事では、コロニアルについて特徴やメンテナンス方法を解説していきます(*^^)v
コロニアルとは?
コロニアルとは、ケイミュー株式会社が製造・販売している屋根材の商品名です。
セメントと繊維質を混ぜて薄い板状に加工した屋根材で、いわゆる「スレート屋根」の一つです。
本来は上述したようにケイミュー株式会社から販売されている製品の名前なのですが、コロニアルが広く普及したことから、スレート自体を指してコロニアルと呼ぶこともあります。
同じくケイミュー株式会社から販売された「カラーベスト」も、同じ理由でスレートを指して呼ばれることがあります。
ですので、基本的には「コロニアル」「カラーベスト」「スレート」などは、全てスレート屋根材を指すと覚えていただけばOKです(^_^)/
コロニアルの特徴
デザインやカラーバリエーションが豊富
コロニアル(スレート)はデザインやカラーバリエーションの豊富さが魅力です!
一般的な平型の製品や波型に加工された製品、石材調やレンガ調にデザインされた製品など、とにかくデザインの種類が豊富な屋根材です。
カラーバリエーションも豊富で、気に入る色やデザインが必ず見つかるでしょう(*^^)v
価格が安い
コロニアル(スレート)は、価格が安いことも魅力の一つです。
「安いとすぐにダメになるんじゃ?」と不安になる方がいるかもしれませんが、ご安心ください。耐久性は他の屋根材と比べても見劣りしません。
このコストパフォーマンスの高さから、日本国内で最も普及している屋根材なんですよ(^_^)/
定期的なメンテナンスが必要
世の中には全くメンテナンスが要らない屋根材なんてないのですが、コロニアル(スレート)は他の屋根材よりも少しだけメンテナンスに気を配る必要があります。
コロニアル(スレート)の原料はセメントであるため、防水性の低い屋根材です。表面を塗装して保護することで、初めて屋根材として必要な防水性・撥水性を発揮します。
屋根や外壁などの塗装に用いられる塗料は10年程で経年劣化を起こし、防水性が失われてしまいます。
塗装が劣化した状態では、防水性の低いコロニアル(スレート)は雨漏りを起こしてしまいますので、塗装が衰えたタイミングで定期的に塗装し直してあげる必要があります。
ひび割れやすい
瓦や金属屋根材に比べると、ひび割れが起こりやすいのがコロニアル(スレート)です。
ひび割れの原因は、物理的な衝撃やコロニアル(スレート)が雨水を吸ってしまうことにあります。
先に解説した通り、表面を保護している塗装が劣化すると、コロニアル(スレート)は防水性が低下してしまいます。
防水性が低下すると、セメント質であるため水分を吸ってしまうんですね(+_+)
水分を吸ったコロニアル(スレート)は膨張し、やがて乾燥して収縮します。
この膨張と収縮を繰り返すことでコロニアル(スレート)に負荷がかかり、ひび割れてしまうのです!
コロニアルのメンテナンス方法
コロニアル(スレート)のメンテナンス方法は、大きく「屋根塗装」「屋根カバー工法」「屋根葺き替え工事」があります。
屋根塗装は前述した通り、衰えた防水性を復活させてコロニアル(スレート)を保護するためのメンテナンスで、「屋根カバー工法」と「屋根葺き替え」は傷んでしまった屋根材を交換するためのリフォームになります。
屋根塗装は10年程の周期で、「屋根カバー工法」と「屋根葺き替え」はコロニアル(スレート)が耐用年数を迎える25~30年程のタイミングで行う必要があります。
ただし、使用している製品や住まいの周辺環境によって、屋根材が衰える速度は変わってきます。
そのため、耐用年数の数字だけ気にするのではなく、実際の屋根の状態を確認・把握しておくことが大切です(^_^)/
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