更新日：2021年05月15日

落雪によって壊れたカーポート屋根

本日ご紹介いたしますのは江東区で行ったカーポートの屋根の部分交換工事です。落雪によって穴が空いてしまったとのことで、屋根を部分的に交換いたします。使用するのはLIXILのポリカーボネート8RKJ20で、こちらをカーポートの枠のサイズに調整して設置いたします。

衝撃に弱いアクリルから強度の高いポリカーボネートへ交換

左写真が点検時に撮影したものです。割れてしまったアクリル材が駐車場に残っていました。アクリル材は見た目的にはポリカーボネートそっくりですが、ポリカは数あるプラスチック素材の中でも強度が高い材です。それに対してアクリル材は特に年数が経つと割れやすくなり、強風や落雪で割れてしまうのは殆どアクリルです。カーポートの屋根には塩化ビニールなども使われていますが、そちらはさらに強度が弱い材になります。
壊れてしまった箇所は日よけを使って養生されていました（右写真）。しかし、強い風邪が吹けば外れてしまいますので早めに工事を行う必要があります。

ポリカーボネートは加工がしやすい

ポリカの割れた面を外して、新しいポリカを設置します。ポリカーボネートは割れにくいので、加工しにくいのでは？と思われますが、逆に割れにくい方がカットはしやすく、割れやすいアクリル材の方がカットには神経を使います。

様々な機能をもったポリカーボネートがあります

ポリカーボネートの取り付けが完了しました。
ポリカーボネートにはさまざまな種類があり、カーポートではなく軒先などに使う場合はUVカット機能をもっているものもあります。また、光を透過するので暑いイメージがありますが、遮熱効果のある製品もありますので、用途に応じて使い分けると良いでしょう。
街の屋根やさんでは一般住宅の屋根だけでなく、今回のようなカーポートや倉庫などの屋根工事も承っております。
今の時期は台風も多いので、ご自宅のカーポート屋根などに不具合がある場合はお気軽に街の屋根やさんにご連絡ください。（街の屋根やさんの無料点検についてはこちらをご覧ください。