袖ケ浦市長浦駅前にて瓦屋根点検 台風に備えて 瓦のズレや漆喰の劣化状態によて適切な補修を!
更新日:2024年08月24日
袖ケ浦市長浦駅前にお住いのお客様より、漆喰のメンテナンスを検討中ということで現地調査に伺いました。瓦の耐用年数は、割れたりしない限り長寿命でメンテナンスが必要ないイメージですが、漆喰や
防水紙など定期的な補修が必要必要です。
私たち街の屋根やさんでは、瓦屋根の補修も数多く承っております。症状に合わせて適切な補修をご提案いたします(^_-)-☆
●
漆喰の劣化が比較的
軽い場合は「
漆喰の詰め直し」を行います。
●棟瓦や熨斗瓦(のしがわら)がズレていたり、漆喰が剥がれて無くなるなど、
重症な場合は「
棟の取り直し(18,150円/m)」が必要です。
隅棟(すみむね/下り棟)部分の漆喰部分の劣化が進行していました。表面の漆喰が剝がれはじめ、葺き土(台土)が露出している部分が数ヶ所で発生していました。
漆喰は、瓦と瓦の隙間を埋める接着剤のような役割をすることで、屋根全体の防水性を高めています。葺き土(台土)に直接雨風が当たる状態のまま放置した場合、棟瓦自体がズレたり崩れてしまう前に補修が必要です。
大棟と隅棟(すみむね/下り棟)が接合している部分の漆喰にも劣化を確認しました。漆喰が完全に剝がれている箇所は、隙間から雨水が浸入しやすい状態になっています。
また、
大棟と鬼瓦の接合部に施されていた
シーリングも劣化が進んでいました。番線(銅線)で固定されているため、シーリングが剝がれただけでは、すぐに鬼瓦が落下するということはありませんが、
強風で煽られて番線が切れてしまう可能性もあります。
漆喰は、主に棟(むね)部分や瓦の接合部に使用されており、経年で徐々に硬化しヒビ割れや剥がれが生じます。また、
台風や強風・
地震の影響を受けやすく、
屋根が揺れることで漆喰にヒビ割れが生じやすくなります。大棟の棟瓦は5段で、
熨斗瓦(のしがわら)が4段積まれていました。番線を2重に固定していることで、ズレた状態で崩れることなく持ちこたえています。
番線の劣化が進んでいる場合は千切れてしまう可能性もありますので注意が必要です。棟以外では、わずかな
浮きやズレが発生していました。ズレが発生する原因として、
強風や地震などの揺れや、瓦の下に葺き土や漆喰を使用し固定している場合は、その劣化状態によりズレや浮きといった症状が発生している可能性もあります。
瓦は1枚ズレるだけで、自重により徐々に全体のバランスが崩れ始めてしまいますので、気づいた際は
早めに補修されることをおすすめします。
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