屋根葺き直し工事による瓦屋根リフォームのメリットとは?「屋根葺き替え工事」との違いまで詳しく解説!
更新日:2024年08月27日
和瓦などの粘土瓦は非常に耐久性に優れる屋根材であり、その耐用年数は半世紀を超える種類もあります(#^^#)
しかし、屋根の下地材である「
防水紙」や「
野地板」の寿命はそれ程長くありません!
その為、瓦がまだまだ使用できる状態であっても下地材のリフォームが必要となります(>_<)
そうした中、
「現在の瓦屋根の外観を気に入っている」 「工事費用を出来るだけ抑えたい!」 上記の様な方におすすめしたいのが、
「屋根葺き直し工事」です!
この記事では
屋根取り直し工事の施工方法やメリットと併せて、屋根葺き替え工事との違いまで詳しい情報を解説させて頂きます(^^)/
屋根葺き直し工事は、既存の瓦を一度撤去して下地の補修を行った後に同じ瓦を再利用して設置する工法です(^^)/
既存の瓦を慎重に取り外した後に劣化・腐食が進行した野地板の増し張り・交換を行い、その後、新しい防水紙(ルーフィング)を張り元の瓦を再度丁寧に設置して屋根を復旧します!
この工法の大きなメリットは屋根材の再利用が可能であるため、新たな材料の購入費用や処分費用を必要としない事から工事費用を抑えられる事です(#^^#)
また、工事前後でほとんど外観が変わらない為、特に現在ご使用されている瓦屋根の景観を気に入られている方におすすめな工事方法と言えます。
まだ使用できる屋根材を廃棄せずに使用する為、ECOにも繋がります(^^)/
一方、瓦屋根のリフォーム方法として、屋根葺き直し工事とよく比較されるのが「
屋根葺き替え工事」です!
屋根下地材のメンテナンスを行う点は「葺き直し工事」と同じですが、「屋根葺き替え工事」は既存の瓦では無く「
スレート」や「
ガルバリウム鋼板(金属屋根)」などの新しい屋根材を使用します。
その為、既存屋根材の処分費用や新材料の購入費用がかかるため、
葺き直し工事よりもコストが高くなることが多いです(>_<)
しかし、葺き替え工事の主なメリットは新しい屋根材を使用することで
機能性や外観を一新出来る事です!
特に近年では
地震発生時の耐震性を気にされて、重い瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根材などの金属屋根に葺き替える方も増えています(^^)/
ここまで、葺き直し工事・葺き替え工事のそれぞれの特徴についてご紹介させて頂きましたが、その上でどちらの工事が優れているとは言えません(>_<)
理由としては、「お客様のご希望や今後のライフプランによって最適な施工方法は変わってくるため」です!
確かに、葺き直し工事は既存の瓦を再利用する事が出来る事から、施工費用を抑えて景観を維持できるメリットがあります。
しかし、見方を変えますと
「人件費はほぼ変わらないため、新規屋根材の購入費用を追加するだけで新しい屋根材に葺き替える事が出来る」とも考える事が出来ます。
特に、日本国内では地震の発生頻度が多く、重量のある瓦屋根にご不安を抱えている方も多くいらっしゃいます。
将来的な安全性を考え、軽量な金属屋根材に葺き替える事も良い選択だと思います。
工事に掛かる費用は重要なポイントですが、施工した後に
「失敗した...」と後悔しない為にも様々な面でご検討されることがおすすめです!
まずは、
信頼できる専門業者・施工会社に点検・相談を依頼してみましょう(^^)/
それでは、続いて実際にお伺いをさせていただいた瓦屋根の現地調査の様子をご紹介いたします!
足立区入谷にお住まいのお客様より「小屋裏に光が差し込んでいるので雨漏りが発生してしまうのではないかと不安です。調査・お見積りをお願いします」とご相談をいただき調査にお伺い致しました。
私達「街の屋根やさん」では、現地調査から必要工事のご提案、お見積り迄を無料にて行っております。メンテナンスをご検討の際や、建物にご不安がある際にはお気軽にご相談をいただけますと幸いにございます。
小屋裏の状態確認を行いました。
お客様が仰っていたとおり小屋裏内部には、
バラ板の隙間から光が差し込んでいることが確認出来ました。
通常は屋根材の下には防水紙が敷いてあり隙間がない状態となるので、小屋裏に光が差し込むことはありません。
しかし、防水紙が劣化により縮んでしまうと防水紙の重なり部分に隙間が空いてしまい光が差し込んでしまいます。
防水紙に隙間が生じると、屋根材の隙間から吹き込んだ雨が防水紙の隙間から室内へと浸入し雨漏りの原因となります。
雨漏りは、建物へ重大な影響を与えるため雨漏りが生じている際には早急に対応することが大切です。
瓦屋根の特徴にはいくつか重要な点があります。
まず、瓦の最大の特徴はその
耐久性です。
特に釉薬瓦(陶器瓦)などは耐用年数が60年を超えると言われるほど非常に長持ちします。
また、瓦は日本の建造物と調和し、伝統的な佇まいを生み出すデザイン的な特徴もあります。
ただし、注意点として瓦本体の耐久性は非常に高いものとなりますが、漆喰や防水紙の耐久性は瓦には劣ります。
状況に応じたメンテナンスが必要となりますので注意しましょう(>_<)
漆喰は瓦屋根の重要な部分であり、屋根の長寿命を保つために重要です。
漆喰が剥がれると中の土が水分を吸って傷み、棟の固定力が弱まる可能性があります。
ですので、漆喰が剥がれたり傷んだりした場合は早めに手当てをする必要があります。
新しい漆喰を詰め直すことや、漆喰を取り直すことで屋根の寿命を延ばすことができます。
防水紙は屋根の構造において重要な役割を果たしています。
雨水の浸入を防ぐために必要であり、適切に施工されていることが雨漏りを防ぐために重要です。
また、防水紙の種類によって耐用年数や機能、メリット・デメリットが異なるため、適切な防水紙を選択することも重要です。
調査報告を行い、修繕の方針をご相談したところ屋根全体ではなく必要な箇所の部分的な修繕工事を行いたいとのご希望がございました。
現在の屋根の状態は、棟の劣化や部分的な防水紙の劣化がありましたので棟取り直し及び部分的な葺き直し工事のご提案を行いました。
今回のご提案は、税込み 450,000円にてご提案させていただきました。
工事の金額は、施工範囲や内容により金額が異なりますので詳しくはお問い合わせ下さい。
瓦屋根のリフォームも街の屋根やさんにお任せください!
今回は、屋根葺き直し工事について詳しく解説させて頂きました!
私達、街の屋根やさんは瓦屋根のリフォーム実績も豊富にございます(^^)/
点検~お見積もりの作成まで無料にて実施させて承っております(^^)/
瓦屋根の点検・メンテンナスをご検討されている方がおられましたら、是非お気軽にご相談下さい(^^)/
台風の被害遭われたお住まいの火災保険を適用させての補修・修理についてもご対応可能ですので、ご安心ください!
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