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足立区千住元町にて劣化した塩ビ波板を耐久性に優れたポリカ波板へと交換工事を行いました！工事の様子や金額についてご紹介しております
【お問い合わせのきっかけ】
担当：白井
足立区千住元町にお住まいのK様邸にて行った波板交換工事の様子をご紹介しております。工事のきっかけですが「ベランダ屋根が劣化し破損してしまったので交換を検討している。調査・お見積りをお願いしたい」とご相談をいただき調査にお伺い致しました。
現地調査を行うと既存の波板は硬質塩化ビニル製の波板が使用されており、取り付けから20年以上経過しているとの事でしたので全体的に経年劣化の症状が顕著に発生しておりました。塩化ビニル系の波板には、製品に柔軟性を付与する可塑剤といわれる素材が含まれておりますが劣化により可塑剤が流出してしまうと波板の変色や硬質化が発生します。硬質化が発生すると少しの衝撃でも波板が割れやすくなり破損の原因となります。
ベランダ屋根は、全体的に交換が必要な状態でしたので耐久性の高いポリカ波板への交換をご提案し、ご検討の末工事をお任せいただく運びとなりました。
足立区千住元町にお住まいのK様邸にて行った波板交換工事の様子をご紹介しております。工事のきっかけですが「ベランダ屋根が劣化し破損してしまったので交換を検討している。調査・お見積りをお願いしたい」とご相談をいただき調査にお伺い致しました。
現地調査を行うと既存の波板は硬質塩化ビニル製の波板が使用されており、取り付けから20年以上経過しているとの事でしたので全体的に経年劣化の症状が顕著に発生しておりました。塩化ビニル系の波板には、製品に柔軟性を付与する可塑剤といわれる素材が含まれておりますが劣化により可塑剤が流出してしまうと波板の変色や硬質化が発生します。硬質化が発生すると少しの衝撃でも波板が割れやすくなり破損の原因となります。
ベランダ屋根は、全体的に交換が必要な状態でしたので耐久性の高いポリカ波板への交換をご提案し、ご検討の末工事をお任せいただく運びとなりました。
担当：白井
ビフォーアフター
基本情報
- 施工期間：1日間
- 築年数：築35年
- 施工費用：税込み70,000円
- 使用材料：ポリカ波板（フロスト）
使用されている波板は硬質塩化ビニル製の波板になります。硬質塩化ビニル製の波板は、塩化ビニル素材にガラス繊維ネットが埋め込まれている素材です。ガラスネットを入れることで塩ビ波板と比較して強度や耐久性が向上しています。
通常の塩化ビニル製の波板は耐用年数が3年程ですが硬質塩化ビニル製の波板は耐用年数が5年程と言われております。
塩化ビニル製の波板には、形成時に可塑剤とよばれる物質が添加されています。可塑剤とは、材料に柔軟性を与えたり加工性を上げる為に添加される物質になります。
そんな、可塑剤ですが経年劣化と共に流出してしまうと添加されている材料の柔軟性を低下させてしまいます。こちらの波板でも可塑剤の流出に伴い、塩ビ波板の柔軟性が失われ材料が硬くなってしまった事で衝撃を分散出来ずに破損し易い状態になっておりました。
また、硬質化した波板では風による負荷が掛かり複数箇所で波板の割れが生じており降雨時には割れている箇所やフレーム脱落部から水がベランダに垂れてきてしまいますので、現状では屋根の役割を果たせておらずK様もお困りの様子でした。
アルミフレームの軒先側には、排水用の樋が備え付けられております。普段は波板により隠れており外部より大きなゴミが入ってしまうことはありませんが砂や塵等の微細なものは隙間から樋に入り込み、降雨時に砂が水を吸い込むことで泥として樋の内部や排水口に堆積してしまうことがあります。
上記の症状が発生してしまうと、排水時に水の流れが妨げられてしまいオーバーフローの原因となります。波板交換の際には、樋内部の清掃も併せて行うことが推奨されます。
使用する波板は、住友ベークライトのポリカーボネート製波板になります。色はフロストをお選びいただきました。フロストは、クリア（透明）波板の片面がマット加工されており光の透過率を確保しつつ目隠しの役割も担えます。
こちらの製品は熱線カットの波板となっておりますので、熱線を選択的に吸収・放熱することにより十分な明るさを確保しつつ、暑さを和らげることが出来ます。
新規波板設置の様子になります。波板の寸法は規格が決まっており幅が655mmにて製造されております。長さは尺を基準に様々尺寸にて販売されておりますので現場に応じた選定が必要となります。アルミフレームの流れが約1.8ｍでしたので6尺の波板を加工無しで取り付けることが可能でした。フレームの長さが波板の規格寸歩とは異なる際には、フレームに合わせた加工が必要となります。
波板設置の際は、アルミフレームの4辺は差し込みで固定となりますので固定前にしっかりと差し込みを行う必要があります。
波板の固定にはポリカフックを使用します。ポリカフックはアルファベットのJに似た形状をしており、アルミフレーム嵌合させることで波板を固定します。ポリカフックを使用する際の注意点ですが、フックの長さには様々な種類があり長さを間違えると波板の固定に問題が生じてしまいます。ですので、ポリカフックを使用する際にはアルミフレームに併せて的確な長さのフックを選定する必要があります。
フックの色はホワイト、クリア、ブロンズと3種類ありますので使用する波板に合わせて選定が可能となります。
フックでの固定の前に波板へ下穴を空ける必要があります。下穴を空ける際には専用の錐がありますので、こちらの錐を使いフックで固定を行う箇所へ下穴を空けます。波板の谷部分は、水が流れる部分になる為、漏水のリスクが高く穴あけ位置には向きません。したがって、波板の高い箇所（山部分）に穴を空けます。
ポリカフックは、下穴に通した後アルミフレームに嵌合させることで波板を固定します。固定の際に、フックの頭と波板との間のパッキンが圧縮されることで下穴からの漏水を防ぎますので漏水の対策も万全です。
一般的に655mmと規定サイズの波板ですが2.5山の重ねを考慮すると有効幅は575mmとなります。必要枚数を計算する際には有効幅で計算を行わないと枚数が足りなくなってしまいますので注意しましょう。
波板交換工事が完了となりました。固定箇所が多くありましたのでフックの留め忘れ等の不備が無いことを再確認し作業が完了となります。作業完了後は、お客様にお立会いいただき仕上がりの確認をしたところ工事の仕上がりに大変満足していただくことが出来ました。
私達「街の屋根やさん」では、波板交換のみならず建物全体のメンテナンスに対応しております。建物についてご不安な点やメンテナンスをご検討の際にはお気軽にご相談下さい。
足立区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております！
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