更新日：2024年03月22日

現地調査

　板橋区徳丸にお住まいのお客様より「訪問業者に屋根が浮いているのでメンテナンスが必要と言われ屋根の状態が心配になったので調査・お見積りをお願いしたい」とご相談をいただき調査にお伺い致しました。

　私達「街の屋根やさん」では、建物の調査からお見積りの作成までを無料にて承っております。建物のメンテナンスをご検討の際には、お気軽にお問い合わせ下さい。

　使用しようされている屋根材はスレートになります。スレート屋根とは、セメントを主成分として形成された厚さ5㎜程の板状の屋根材となります。セメント自体は水分を吸収し易い素材なので屋根材の表面は塗装にて撥水性・防水性が付与されております。

　スレート屋根の表面塗装が劣化してしまうと、建材の保護性能が低下してしまいますので屋根材そのものの劣化を早めてしまう原因となります。

　訪問業者からは「屋根が浮いている」と言うように具体的な不具合箇所がわからない指摘のされ方でした。先ずは、屋根材の状態を確認しましたがスレート屋根材が、欠損している箇所や浮いてしまっているといった問題のある症状は確認できませんでした。

　しかし、築20年以上が経過しスレート屋根の表面塗膜には劣化の症状が現れておりましたので最低限塗装でのメンテナンスが推奨される状態となります。

　訪問業者より多く指摘を受ける箇所が棟板金になります。棟板金とは、屋根の面と面が切り替わる箇所に雨押えの役割で取り付けられている板金になります。棟板金は下地の貫板に釘で固定されておりますが、年数が経過すると共に下地の劣化や板金の熱収縮により徐々に釘が浮いてきてしまいます。

　釘の浮きが大きくなり抜けてしまうと板金の固定力が低下し、強風時には板金が飛散してしまうリスクが高まります。板金の飛散は、周囲の物や人に接触し二次被害を引き起こす場合があり大変危険ですので定期的な点検を行い、問題がある場合には早急なメンテナンスが推奨されます。

屋根カバー工事をご提案

　調査報告を行いメンテナンス方法をご相談したところ、先々の事を考えるとカバー工事を行いメンテナンスの頻度を少なくしたいとご要望が御座いました。したがって、屋根カバー工事のご提案を行わせていただきました。屋根カバー工事の費用は、税込み877,800円より承っております。工事の費用は、施工面積や使用材料により異なりますので詳しくはお問い合わせください。