更新日:2023年12月24日
屋根にはさまざまな部位があり、なかなか耳にする機会がないような部位もあります(^_^)/
今回は、さまざまな屋根の部位の中から、「雨樋(あまどい)」について解説したいと思います!
「雨樋ってなに?」という方はあまりいらっしゃらないと思いますが、雨樋の重要性を正しく理解できている方はけっこう少ないんです(+_+)
雨樋(あまどい)とは?
雨樋の重要性を解説する前に、雨樋とは何ぞや?というところから解説したいと思います。
雨樋は、屋根の端部に取り付けられている設備で、屋根面を流れてきた雨水を地上へ排水する役割があります。
雨樋の材質
雨樋には、さまざまな材質が用いられます(^_^)/
中でも最も一般的なのは、塩化ビニル(塩ビ)製の雨樋です。
その他、ガルバリウム鋼板製や銅製、ステンレス製などもあります。
雨樋の形状
素材だけでなく、その形状にもいくつかの種類があります。
最も普及している半円型、半円型よりも流水量の多い角型、外から見えずスッキリした外観になる内樋型などがあります。
また、降雪地域では屋根に積もった雪が雨樋に入らないように工夫された特殊なタイプの雨樋なんかもあります(^_^)/
雨樋の重要性
さて、ここからが本題「雨樋の重要性」についてです。
雨樋の役割は、「屋根面に降った雨水を地上へ排水すること」と説明しました。
雨樋がないと何か問題があるのでしょうか?
雨樋がないと…
雨樋がないと、屋根に降った雨水はどうなるでしょう?
軒から勢いよく地上に流れ落ちるか、外壁を伝って流れ落ちるかのどちらかです。
まず、屋根から直接地上に流れ落ちる場合には、土壌の緩みや騒音問題が起こります。
外壁を伝う場合には外壁の劣化を早め、雨漏りの原因になってしまうこともあります(+_+)
この様に、雨樋がないと建物や住環境にとって不都合なことがとても多いのです!
あまり目立たず存在感の薄い雨樋ですが、建物にとってはとても重要な設備なのです(^_^)/
雨樋のメンテナンス
これまで、雨樋の役割や重要性について説明しました。
ただし、ただ雨樋がついていればよいというわけではありません。
雨樋をしっかりと機能させるためには、定期的なメンテナンスが必要です(^_^)/
雨樋は、外的要因によって不具合が起こる可能性があります。
中でも多いのが、「雨樋の詰まり」です。
かぜで運ばれてきた落ち葉や土砂、埃が雨樋の中に堆積し、雨水の流れを阻害してしまいます。
詰まった雨樋は、雨水が溢れるようになり、その役目を充分に果たせなくなります。
詰まりの他にも、降雪や降雹、強風などで破損や変形してしまうこともあります。
こういった不具合を防ぐためには、定期的な清掃が大切になってきます。
清掃することで雨樋が詰まる要因を排除できますし、定期的にチェックするようになるので、変形や破損が起こってもいち早く察知することができます。
雨樋に落ち葉などが入らないように保護する「落ち葉除けネット」の設置なども効果的ですよ(*^^)v
雨樋の不具合は放置しないで
もし万が一、住まいの雨樋に不具合が起きた場合には、放置せずなるべく早く修理しましょう。
放置した結果、雨樋だけでなく外壁の劣化や騒音によるご近所トラブルに発展してしまった方も少なくありません(+_+)
街の屋根やさんでは、住まいの無料点検や雨樋の清掃も承っています(^_^)/
雨樋のトラブルにお悩みの方はぜひ街の屋根やさんにご相談ください。
記事内に記載されている金額は2023年12月24日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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