更新日:2023年12月24日
君津市陽光台にお住まいのお客様より、天窓にヒビが入っているので交換の見積り依頼をいただき現地へ伺いました 😊
今回は、点検結果と天窓の修理について簡単に解説いたします (`・ω・´)ゞ
天窓の位置を確認
天窓(トップライト)は、2階のお部屋の天井に設置されているということで、屋根の上の方の位置にありました。室内から天窓を見てみると、パッキンが外れていることが分かります。
ガラスの周りに取り付けられているゴムパッキンは、紫外線等の影響により、どうしても劣化してしまいます。天窓の耐用年数25年~30年に対し、パッキンは10年~15年前後となるため、メンテナンスが必要となります。
ヒビを確認!
網入りガラスに2本の大きなヒビが走っていました。実際に見ると、ちょっと怖いですね。
天窓にヒビが入ってしまう原因の多くは、飛来物の影響です。強風で飛ばされてきた物がぶつかったり、最近では雹(ひょう)もありますね。
ほかにも、太陽光の影響による熱割れ(ねつわれ)というのもあります。これは直射日光が当たってガラスの温度が上がって膨張し、直射日光が当たらない枠部分などの低温箇所との温度差が大きい場合に発生します。
ヒビが入ったら、修理は出来る?
天窓にヒビ割れが発生した場合、ヒビ部分から雨水が浸入し雨漏りの原因につながります。また、再度飛来物で衝撃を受けたり、地震の揺れで割れてしまうという恐れもありますので、出来る限り早めの対処が必要です。
ほかの部分も確認
天窓は、屋根に穴を開けて設置されていると考えると、隙間から雨水が入ってきそうな予感がします。そのため、建物内部へ雨水が浸入しないようにする工夫/仕様というものがあります。それは「雨仕舞:あまじまい」です。
代表的なものは、棟板金(むねばんきん)です。水切りにより、屋根材の下に雨水が入っても、外へ排水されるようになっています。天窓の周りにも水切りが施されています。
棟板金が三つ又になっている部分のシーリングに劣化が見受けられました。シーリングの耐用年数は7年~10年ほどですので、こちらも定期的なメンテナンスが必要な部分です。
天窓の修理は出来る?
現在、築20年以上経過されている天窓のほとんどは、ガラスのみや、パッキンの交換は部品の調達が難しいため、修理対応は出来ません😥
※状態により、シーリング等の補修による対応が可能な場合もあります。
どうしたら良い?
天窓を含めた屋根のリフォームは、いくつか方法があります !(^^)!
・天窓交換 → 天窓だけの交換も可能です ※足場が必要な工事のため、屋根のメンテナンスと併せて行われた方が良いかもしれません。
・天窓を交換して屋根カバー工法
→天窓を残す方法 ・・ 採光が必要な場合におすすめです
・天窓を撤去して、天窓があった部分を塞いで屋根カバー工法
→採光が不要な場合(建築基準で問題がない)・・室内の修繕も必要です
※ほかにも、天窓を撤去せず、ガルバリウム鋼板で天窓を覆ってしまうという方法もあります。いずれも、雨漏りが発生しないようしっかりとした施工が必要です。
私たち街の屋根やさんでは、天窓や屋根の状態、お客様のご希望を踏まえ最適なご提案をいたします。お気軽にへご相談下さい!
記事内に記載されている金額は2023年12月24日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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