新潟市西区にお住まいの方より、軒天が剥がれた部分に鳥が巣を作っているので塞いでほしいご連絡を頂きました。

早速どのくらい剥がれているか、状況を確認してみないと修繕方法などの提案が出来ませんので訪問し確認してきました。

こちらのお宅は築42年で全体的に軒天の表面が剥がれ、傷みがかなり進んでいるように見受けられました。

軒天が剥がれている箇所に関して、このままの状態では確実に雨漏れします。下から上に吹き上げる風の場合、雨と一緒に入り屋根裏の木材等を傷めている可能性が高いです。

ただ、お客様のご要望で最低限の修繕で良いとのことでしたので、軒天が剥がれ何もない箇所と鳥が巣を作っている箇所のみ張り替え工事でご提案することにしました。

修繕箇所を合わせますと全部で3箇所で、角に位置している部分です。

角は、雨風が一番当たりやすい箇所のため劣化が早いですので、今のままでは屋内に雨水が侵入する恐れがあります。

またその他の箇所でも危ないと思われる箇所が多いです。

今回は最低限での工事をご提案しましたが、本来全面の軒天をカバーリングか張り替え工事をすることが必要な状況です。

まだ何十年と住み続ける上で軒天は大切な屋根の部材です。家の中に雨風が入らないよう阻止している部材ですので、完全に剥がれる前に張り替え、カバーリングを検討し修繕工事を行いましょう。