加茂市にお住まいの方より、下屋板金の屋根の軒先が腐食し葺き替えを考えているので見て欲しいとお問い合わせを頂き、早速下屋板金屋根を確認するために訪問してきました。

訪問してみると、このような状態でした。

軒先板金、鼻隠し材まで雨水が侵入し腐食が進みコケが生えています。

鼻隠し材は軒樋を設置する際、ビスを固定するために必要な材料です。

その鼻隠し材が腐食していると軒樋も交換出来ませんので鼻隠し材の交換必須です。

次に屋根上の状態です。

雪止めアングルから軒先に掛けてコケが広範囲に広がってます。

こちらのお宅の周りは森が広がっているので、葉っぱが屋根や軒樋に溜まりやすく、湿度もかなりあるのでシロアリが発生しやすい環境でした。

【シロアリの特に多い生息地は？】

●湿気が多くジメジメした土地
●周辺に山林がや公園がある土地
●元々山林だった土地を開発した場所

上記3箇所はシロアリ被害が多いので、環境が似ているお宅はシロアリに気をつけましょう。

弊社でもシロアリ点検や駆除を行っておりますので、ご気軽にご相談ください！

その他屋根以外にも軒天が剥がれている状態でした。

軒先が腐食しているため、そこから雨水が漏れて軒天も腐食したと考えられます。工事をする際、軒天の張り替えも一緒に行った方が良いですね。

建物を全体的に調査してみたところ、下屋板金の葺き替え工事のご提案をしました。

併せて軒樋交換や雪止めアングル交換、軒天上張り工事も一緒に行うことをオススメしました。