川崎市川崎区|屋根葺き替えと固定式トップライト補修メンテナンス
【お問い合わせのきっかけ】
担当:新海
川崎市川崎区のM様邸です(^^)/
当初「屋根の明り取りの補修」依頼でしたが、屋根外壁のメンテナンスをしたことがないとお伺いしました。
屋根のトップライトが補修で済むのであれば屋根の工事は不要ですが、交換の際には屋根材の補修等も必要になります。
その為、どのような補修をご希望か、また屋根のメンテナンスは必要ないのか点検を行い、適切な補修内容をご提案させて頂きます。
川崎市川崎区のM様邸です(^^)/
当初「屋根の明り取りの補修」依頼でしたが、屋根外壁のメンテナンスをしたことがないとお伺いしました。
屋根のトップライトが補修で済むのであれば屋根の工事は不要ですが、交換の際には屋根材の補修等も必要になります。
その為、どのような補修をご希望か、また屋根のメンテナンスは必要ないのか点検を行い、適切な補修内容をご提案させて頂きます。
担当:新海
ビフォーアフター
【点検の様子】
補修依頼がありましたドーム型トップライトです!
呼び方はポリドームや固定式トップライトと様々ですが、開閉不可能な明り取りの役割を果たします。
天窓・トップライトと呼ばれる明り取りは、実は1995年以前までに100万代以上取り付けられていると言われるほど歴史の長い製品です。
近年では更に、近隣の住宅が近くなったことでプライバシーの保護や防犯性に関心が高く、採光と解放感を手にしながらも安心な天窓に人気が高まっています。
しかし、屋根に取り付けられていることによってメンテナンスが疎かになり、雨漏りのリスクを抱えてしまいます。
今回はドーム部分が割れたことでメンテナンスに至っておりますが、通常は10年ごとの点検とメンテナンスが必要です。
ですが、その通りにメンテナンスを行っている方はほとんどいらっしゃらないのが現状です😥
屋根との取り合いにも注目し、雨漏りを起こさないような状態で維持することが非常に重要です!
築13年のスレート屋根も点検していきましょう!
スレートの元色はブラックでしょうか?すでに経年劣化によって色褪せ、チョーキング(白亜化)の発生(塗料の摩耗)、雨水の染み込みが確認できます。
破損もなく苔の発生も見られませんので、屋根塗装メンテナンスも可能です。
スレートの寿命は25~30年と言われますが、メンテナンスをしなければ破損や雨漏りを起こし、それ程長く保つことはできません!
棟板金には浮きと歪みが見られ補修が必要な状態でした。
浮きの原因としては釘の抜けです。
風により揺れることによって釘は少しずつ固定力を落とし、棟板金が外れやすくなってしまいます。
浮きがあることによって、雨水が入り込みやすくなり下地木材の腐食を招きます。
せっかく固定されていた釘も抜け、固定も出来ない状態になってしまいます😰
今回ご提案するメンテナンスとしては
①棟板金交換+屋根塗装(最も安価にメンテナンスが可能です)
②棟板金撤去+屋根カバー工法(スレートの耐久性を考え、軽量な金属屋根材でカバーすることによって長期的なメンテナンスフリーを図ることが出来ます)
③屋根葺き替え工事(コストは最もかかりますが、既存屋根材を撤去し、更に軽量な金属屋根材に葺き替える方法です。天窓がある為、葺き替えて取り合いを施工し直した方が将来的には安全です)
上記の3工法ですが、もちろんメリットとデメリットが各々違います!
耐久性・次回のメンテナンス・コスト等を比較し検討して頂いた結果、M様邸は耐震性の向上・天窓周りのチェック・長期的なメンテナンスフリーを求め、屋根葺き替え工事と致しました(^^)/
【屋根葺き替え工事】
早速屋根の工事を行っていきましょう!
まずは屋根材の撤去、材料の荷揚げもありますので、足場仮設と飛散防止用ネットを取りつけ準備を進めていきます。
屋根葺き替え工事では埃の飛散が考えられますので、屋根解体時にはご近所様へ洗濯物の外干しをお控え頂く様、事前に説明をさせて頂きます。
スレート屋根の注意点
2004年以前に施工された住宅のスレートは多くの場合が【アスベスト含有屋根材】です。
屋根として使用されている内は全く問題がありませんが、解体時の飛散で空中に浮遊する恐れがあります。
その為、アスベストの場合は尚更ご近所様への配慮が必要となります。
このようにアスベストを注意した上で、屋根葺き替えではなく屋根カバー工法に変更する方もいらっしゃいます。
ご自宅に使用されている屋根材が、アスベスト含有屋根材かどうかというのを目視で判断する事は困難です。
そうした場合にはお気軽にご相談ください(^^)/
アスベストの有無によって、補修方法も注意点が変わってきます!
屋根材を全て剥がし、清掃が完了しましたら野地板で増し張り施工を行います。
野地板にも9~15㎜と厚みが分かれていますが、特に劣化が酷くない場合は9㎜、太陽光の取りつけを検討している方は12㎜以上、屋根のたわみが心配な方は15㎜を使用しましょう。
厚みがある方が当然安心ですが、その分重みも増しますので、住宅の劣化状態を確認しながら進めていきましょうね!
今回は12㎜の野地板を使用しています。
換気棟を取りつけていましたので、同様に棟に切れ目を入れて換気棟の取りつけの下地を作っておきます😊
トップライトの廻りもしっかりと形をそろえ、野地板を敷き込んでいきます!
野地板施工後、防水紙の張付けを行い防水機能を持たせます。
屋根の一番の防水は屋根材ではなく、防水紙(ルーフィング)です。
防水紙が雨の浸入を防ぎ雨漏りを起こさない為の物であり、屋根材の役割はというと防水紙の保護です。
屋根材部分で全ての雨水を防いでいるわけではない為、防水紙の施工方法を誤ると雨漏りの原因になってしまいます。
必ず軒先から棟に向かって張り重ねるように張り、棟の部分はしっかりと重ねて納めます!
防水紙は屋根材を葺いた後に確認出来る所ではありません。
しっかりと隙間なく施工されていて破れが無いかのチェックをしたら屋根材を葺いていきます。
今回使用するのは、ディートレーディングのエコグラーニです。
天然石粒が表面に吹付られておりジンカリウム鋼板(ガルバリウム鋼板と亜鉛とシリコンの比率が0.1%の違いがあります)の表面を保護しています。
そうすることによって、金属屋根材ならではの錆の発生や、直接当たる雨音を軽減させることが出来ます😄
また、金属屋根材のデザインに不安を感じられている方も、石粒により品のある屋根に仕上がります。
棟板金等の役物も同質素材を使用することによって、統一感のある屋根に仕上がりますね!
色はツィードグレー・カフェ・エバーグリーン・オニキスの4色です。
住宅の外壁にあわせて、上質な仕上がりをご検討くださいませ(^^)/
トップライトの立ち上がりも鋼板でしっかり保護をしていきます!
葺き替えの際、トップライトのメンテナンスを同時に行う事を推奨しております。
雨漏りが心配だ、点検を一度もしたことが無いという方はお気軽にご相談くださいませ。
下屋と外壁の取り合いは雨水の浸入防止の為にシーリング施工を行います。
この作業を怠ると、外壁に伝った雨水が屋根材内部に伝い、雨漏りの原因となります(>_<)
もちろん割れてしまったドームもくすみのない新規の物に取替え、採光量を取り戻しています。
明るく充分な光を取り入れる為には適度な清掃・取替工事が非常に大切ですね!
以上で屋根葺き替え工事は完了です。
以前より屋根は軽くなりましたが、見栄えと耐久性は一段と向上しました(#^^#)
M様も、ここまで住宅の雰囲気が変わるなんて!と感動して頂き、弊社としてもうれしい限りです。
施工後は隔年定期点検がございます。
屋根だけでなく外壁のご相談も点検時に関わらず、お気軽にお申し付けくださいませ!
今後とも長いお付き合いの程、宜しくお願い申し上げますm(__)m
記事内に記載されている金額は2023年12月07日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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川崎市川崎区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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