更新日：2017年09月29日

屋根カバー工法と屋根葺き替え工事について

江東区で行った屋根カバー工法をご紹介します。お住まいの屋根が傷んできた場合、屋根材を交換する工事として屋根葺き替え工事と屋根カバー工法があります。屋根葺き替え工事は屋根を作り直すため、工期が屋根カバー工法よりも長くなりますが、それに対して屋根カバー工法は既存の屋根の上に新しい屋根を重ねるため工期は短くなります。また、費用も屋根カバー工法の方が廃材が少ないので安くすみ、いいことが多い印象がありますが、その反面既存の屋根を残すので屋根の重量が増してしまいます。そこで街の屋根やさんでは屋根カバー工法にはスレートと比較して数倍軽い金属屋根材などをお勧めしています。
今回は金属屋根材でも一見すると洋瓦に見えるディーズルーフィングというシリーズのローマンを使用した屋根カバー工法を行います。

屋根カバー工法の施工

左写真はこれから工事を行う屋根です。スレート表面が劣化し、白っぽくなっている箇所が目立ちます。また、細かいヒビや欠けがあるので屋根材の一部補修では対応できない状況だったため、屋根カバー工法をご提案いたしました。
工事ではまず屋根カバー工法に不要となる棟板金などの役物を撤去します。その後、屋根に直接防水紙を設置します（右写真）

軽量でメーカー保証30年の屋根材ローマン

防水紙の上から屋根材ローマンを取り付けます。ローマンは金属製ですが、表面に天然石が施されているため、見た目的にもリッチな印象を受けます。また、金属は錆にくいジンカリウム鋼板が使われています。基材のメーカー保証は30年ですので、この先も安心してお過ごしいただけるでしょう。

屋根材の設置、さらに棟や谷部などの工事が終われば屋根カバー工法は完了です。尚、屋根カバー工法の詳しい施工についてはこちらをご覧ください。
金属屋根材は表面がつるっとしていて安っぽいと感じる方がいらっしゃいますが、そんな方もローマンなどのエコグラーニシリーズを検討してみてはいかがでしょうか？（屋根材については、「あなたの屋根は」をご覧ください。）
街の屋根やさんではお住まいの状態や形状などのタイプ、使用している屋根材などを考慮し、お客様の要望とマッチしたご提案をいたします。今回のような屋根カバー工法で、他にはどんな屋根材があるのかといった質問などもお気軽にご連絡ください。