更新日：2017年06月22日

江戸川区で行った屋根塗装の様子をご紹介いたします。今回の対象となる屋根に使われている材はスレートです。経年と共に、屋根のスレートの状態は変化するもので、汚れが付着することもそうですが、長い時間をかけて表面が劣化し、苔なども生えてくるようになります。もしそのような状況が見られた場合は塗装を行う時期であると判断できます。表面が劣化した状態が長く続けば、撥水効果も期待できないため長期間水分が屋根に滞留することになります。水分によってスレートはさらに劣化を早め、最終的には屋根材自体を交換する必要さえでてくるのです。
そうなる前に定期的に塗装を行い、屋根の状態を健全に保つことが大事です。

左写真が点検時の屋根です。塗膜もほとんど残っておらず、苔も生えた状態です。このような屋根であっても屋根塗装をすればまるで新築のような綺麗な状態に戻すことが可能です。
今回使用する塗料の一つ、ヤネ強化プライマーEPOは塗装の下地を作る下塗りに使用する塗料です。この塗料は窯業系の屋根材に適したものですので、今回のスレートにもぴったりです。ちなみに窯業系屋根材とはスレート以外にセメント系や粘土系などのことです。一液タイプなので、硬化剤と混ぜる必要がありません。2液タイプでは作りすぎたり、調合ミスなどで無駄になってしまう可能性がありますが、一液タイプではそのような心配はありません。
 

ヤネ強化プライマーEPOを使って下塗りしていきます。プライマーは塗装面と塗料を強く密着させるためのもので、この工程を省くと数年で剥がれてしまうような弱い塗膜になってしまいます。
下塗りが終わった後は中塗り、上塗りを経て屋根塗装は完了となります。苔が生えていた屋根もご覧のように美しく生まれ変わりました！
※塗装によるリフォームについては専用ページがありますので、そちらも合わせてご覧ください。外壁塗装・屋根塗装
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