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横浜市港北区｜アーバニーの劣化と割れに伴い屋根カバー工法へ工事変更
更新日：2017年06月22日
横浜市港北区に屋根の補修点検にお伺いいたしました。原因は昨日の強風によるものですが、元々築15年というメンテナンス時期を考えて屋根塗装を検討されていたようです。しかし実際には塗装よりも屋根カバー工法の方が良い状態にまで劣化が進行していました。
屋根材はクボタのアーバニーです。通常のスレート屋根材よりも厚い屋根材ですが、ノンアスベストの先駆けとなった屋根材でもあります。分厚ければ強度が高い！というわけでもなく、寧ろ柔軟性には欠けますので割れが多く目立ちます。
今回の強風によって棟板金とスレートの割れを発見しました。部分的な補修の上、塗装メンテナンスをすることも可能ですが、アーバニーは隠れたところに破損が隠れている屋根です。何もないように見えて、足を乗せたところがいきなり割れる可能性があります。
強風で何かが当たり割れてしまったアーバニーです。今回は幸いにも雪止めに引っかかっていましたが、このまま落下してもおかしくはありません。屋根塗装は不可能ではありませんが、アーバニーの表面を見る限りは苔が繁殖し、水分も多く含んでいる状態ですので、塗膜が剥がれるのも早くなりがちです。
屋根材の特徴と経年劣化の状態を確認し、今回は屋根カバー工法をすることに決めました。このようにお客様のご希望には添えずに、現在の状況と補修の方向性をご説明した上で、工事内容が変更になることもあります。気になる事、ご不明点等ございましたら一つずつ解決していきますので何なりとお申し付けくださいませ。
記事内に記載されている金額は2017年06月22日時点での費用となります。
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