更新日：2017年04月27日

八街市で雨漏りがあるとのご相談をいただき点検にお伺いしました。
築30年以上のお住まいでは、室内に大きな雨染みができてしまい雨が降るたびに天井からぽたぽたと水滴が部屋に落ちてしまうとのことでした。

小屋裏の状態を確認させていただくと、水分の通った跡が多く見られました。一部で特に水分の入ってきてしまっている箇所があるようです。
小屋裏の雨漏り箇所にあたりをつけて、屋根の点検を行います。
まず、目に飛び込んできたのが棟瓦が大きく曲がってしまっています。のし瓦ががたがたに崩れかかっている状態でした。
漆喰のはがれも多く見られます。劣化した漆喰が棟瓦を支えきれず、下地が劣化してしまったものだと思われます。強風や地震などから少しずつ棟はズレてしまったのでしょう。
また、平瓦にも多く割れや欠けが見られます。
雨漏りの解決方法としては一度瓦を降ろし、劣化してしまった野地板の張り増しか交換を行った上で防水紙を敷き改めて既存の瓦を葺き直していく、屋根の葺き直し工事か新しい屋根材を葺いていく屋根葺き替え工事になります。
しかし、今回の場合は既存の瓦に欠けやひび割れが多いため、屋根ふき直し工事をあまりおすすめはできない状態でした。
そのため、雨漏りの根本的な解決方法として屋根葺き替え工事をご提案させていただきました。

屋根葺き替え工事のメリットとして、雨漏りなどで下地が劣化してしまっている場合は屋根材をすべて降ろしてみなければどれだけの損傷を屋根に与えているかが判断できない場合があります。
屋根葺き替え工事の場合は工程として屋根材をすべて降ろしてからの作業となりますので、屋根の劣化をしっかりと確認し対処することができます。
屋根葺き替え工事は屋根工事の中でもコスト的には施工期間的にも大規模な工事になりますので、工事を行う際には慎重になる方がほとんどです。
さらに、雨漏りのもっとも多いクレームは雨漏りの再発です。雨漏りは建物の専門知識がなければ原因を追究することはできません。
当店では雨漏りのプロである雨漏り診断アドバイザーがお住まいを点検し、お住まいの雨漏りを徹底追及します。

当店では雨漏り、屋根葺き替えのご相談も承っておりますので、お気軽に0120-989-742までご相談ください。