鎌倉市台ではスレートが劣化によって欠けてしまっており、金属屋根材での屋根カバー工事をご提案致しました。
更新日：2022年03月30日
鎌倉市台にてスレート屋根の点検にお伺いさせていただきました。お客様によりますと、屋根材が欠けているのをご自身で発見し、屋根が傷んでいるのではないかと思いメンテナンスをご検討されたとのことでした。屋根の劣化は雨漏りなどの原因になり得ますので、どんなメンテナンスが必要かを確かめるため、さっそく現地へ調査にお伺い致します。
屋根の調査
梯子を使って屋根に上がらせていただくと、すぐにスレートが欠けている箇所を発見できました。それも一ヶ所だけではなく、屋根の至る所でスレートの欠けやひび割れなどの劣化症状が発生しています。
スレートは塗膜によって保護されており、太陽光の紫外線や雨風の影響を低減しています。ですが塗膜の耐久性が限界を迎えて剥がれてくると、防水性の低下したスレート屋根に苔やカビの繁殖、更には今回のようなスレート材のひび割れや欠けが発生し始めます。スレートを長持ちさせるためには、塗膜が完全に傷んでしまう前での定期的な塗装メンテナンスが必要となります。
棟板金の固定力にも注意
スレート材の傷みの他、棟板金の釘にも経年劣化が見受けられました。棟板金を固定する釘が浮いてきております。釘による固定力が低下した棟板金は強風時に飛散するリスクが高まり、飛ばされなくとも隙間から雨水が入り込んでしまうため雨漏りに繋がります。塗膜が傷むのと同様に、棟板金の釘は経年で浮いたり抜けてきてしまうため、築年数に応じた点検がお勧めです。
以上の調査結果から、スレートと棟板金の両方に問題があることをご説明し、お客様には屋根カバー工事をご提案させていただきました。屋根カバー工事は既存の屋根の上に新しい防水紙や屋根材を被せ、屋根の強度を一新します。屋根の重量が増しますので、軽量で丈夫なスーパーガルテクトなどが屋根材の候補として挙げられます。金属屋根材へのカバー工法は、税込767,800円～がおおよその金額となります。
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