木更津市羽鳥野で、タフモックを使用しての棟瓦取り直し工事を行いました
【お問い合わせのきっかけ】
担当:白石
木更津市羽鳥野にお住いのお客様より「屋根の瓦が一枚外れてなくなってしまっているので、屋根の状態を一度見てほしい」と、お問い合わせをいただき屋根調査にお伺いさせていただきました。屋根にのぼり屋根の状況を確認させていただいたところ、棟瓦の先端の冠瓦が欠損している状況です。棟瓦は、屋根瓦では覆いきれない屋根上部を棟瓦を設置することで、屋根内部に雨水の浸水を防ぐ重要な役割があります。現在のように、瓦が欠損してしまっている状況ですと、雨漏りの原因となってしまいますので早期欠損してしまった瓦を復旧する工事が必要になります。 お客様に屋根の状況をご報告し、必要な工事をご説明させていただきました。冠瓦が欠損していた時間が影響し、瓦を留めるために棟瓦内部に設置されている貫板の傷みが確認できましたので、貫板を含め棟瓦の補強を兼ねた棟瓦取り直し工事をご提案させていただき、工事に着工させていただきました。
担当:白石
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:棟瓦取り直し その他の工事
- 施工期間:1日
- 築年数:築17年
- 施工費用:詳しくは、お問い合わせください
- 平米数:6.3m
- 使用材料:タフモック、南蛮漆喰
- 保証年数:保証は、お付けしておりません
- ハウスメーカー:新昭和
屋根の状況
屋根にのぼり状況を確認させていただきました。欠損している瓦は、屋根上に積まれている棟瓦の先端の冠瓦が欠損してしまっています。欠損していた時間が経過していたこともあり、棟瓦を留めるために棟瓦内部に設置されている貫板が、傷みが目視で確認することが出来ます。このままの状態では、新しい瓦を固定することが出来ても貫板が傷んでいることで、固定力が弱く強風など外れてしまいます。今後のために貫板の交換を含めた棟瓦を新しく積み直す棟瓦取り直し工事を行う必要があります。
その他の棟瓦の状態を確認させていただいたところ、棟瓦を固定にはパッキン付きの釘が使用されていますが、風の煽りを受けた続けてきたことで釘が浮いてしまっています。釘が浮いてしまっている状況ですと、パッキンの防水機能が果たされず、浮いた釘から雨水が棟瓦内部に浸水し、貫板の劣化を早め棟瓦の固定を弱めてしまいます。釘が起きている棟瓦にはパッキン付きのビス打ち替え工事をご提案させていただきました。
棟瓦取り直し工事
棟瓦取り直し工事の状況です。既存の冠瓦をすべて取り外し、棟瓦の土台となる漆喰をすべて解体していきます。解体にあたりハンマーなどを使用し解体が行いやすいように作業を進めていきます。その際の注意点として、屋根の瓦を割らないように力加減に気を付けます。
既存の漆喰の解体・撤去が完了後は、新しく設置する貫板の固定する銅線を設置していきます。今回、貫板は木製ではなく樹脂製のタフモックを使用します。木製の場合、築年数が経つにつれて湿気などの影響を受けることで、傷み蓄積され耐久性が低下してしまいますが、タフモックを使用することで、築年数が経過しても傷むことはなく固定力が低下することはありません。
銅線の設置が完了後は、新しい貫板に銅線を通すための加工を加えていきます。加工が完了後は、土台となり新しい漆喰を詰め貫板の取り付け作業を行います。
土台となる漆喰詰め作業の状況です。漆喰は、軽量シルガードを使用します。特徴として、硬化後に重さが25%軽減することが出来、強度と耐久性に優れた漆喰になります。土台となる漆喰の高さを決め、その高さに合わせて漆喰を詰めていきます。
土台が完成後に、貫板を設置し銅線で固定し土台作りの完了です。直ぐに瓦を戻してしまうと重さなどで沈んでしまいますので、乾燥時間をもうけてから瓦の戻し・固定作業を行います。
欠損してなくなってしまった箇所に新しい冠瓦を取り付けます。棟瓦の先端から順に冠瓦(棟瓦)を設置していきます。左右の隙間が均等になるように確認しながら、一枚一枚瓦を設置していきます。
すべての棟瓦を設置が完了後は、固定作業を行います。固定には、パッキン付きのビスを使用します。ビスを使用することで、釘と比べ固定力が向上し、風の煽りを受けても浮く心配がありません。一枚の棟瓦に対して、2本のビスを使用し固定します。
ビスの固定の際に、締めすぎてしまうと瓦が割れてしまいますので、慎重に作業を進めていき、すべてのビスの固定が完了で棟瓦取り直し工事が完了です。続いて釘からビスへの交換作業を行います。
釘からビスへの交換
棟瓦取り直し工事を行わない棟瓦には、釘からパッキン付きビスへの交換工事を行わせていただきました。既存の釘は、バールを使用し瓦を破損させないように慎重に作業を進め、一本一本抜いていきます。すべての釘が抜き終わりましたら、パッキン付きビスの固定作業を行います。
パッキン付きビスの固定作業の状況です。締め過ぎてしまうと瓦を割ってしまう場合があります、締め過ぎないようにパッキンの締め付き具合を確認しながら固定作業を進めていきます。パッキン付きビスへの交換が作業が完了後に、屋根全体の確認・掃除を行いすべての工事工程が完了になります。
棟瓦取り直し工事竣工
工事完了後の屋根の状況です。谷板金に溜まっていた枯葉などをすべて取り除かせていただきました。枯葉が谷板金に溜まっていることで雨漏りの原因となってしまう場合がありますので必要な作業です。作業後にドローンで撮影をさせていただき瓦が欠損してしまった箇所がしっかりと取り付けられていることが確認できるように撮影いたしました。
工事完了後の屋根の状態をお客様にご確認いただき「無事に瓦が元通りになり、屋根の強化されこれで安心出来ます」と、ご満足いただけました。
瓦屋根への工事・屋根工事は、街の屋根やさんにお任せください。
記事内に記載されている金額は2022年01月06日時点での費用となります。
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