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屋根のカバー工法のメリットとデメリット
更新日:2015年5月15日
こんにちわ
新人スタッフのがもうです
本日は屋根のカバー工法について勉強していきたいと思います。
屋根のカバー工法にですが初めて聞いた時はカバー工法?カバーって何?ビニールシートでも被せるのかなと全く分かっておらず、さっぱり不思議な単語だなとひとり関心していました。
屋根のカバー工法とはざっくりお伝えすると、屋根の上に新しい屋根を被せることです。
ざっくりすぎていろいろと気になる点があるとは思いますが、まずはカバー工法のメリットからご紹介します。
・カバー工法はほとんど廃材がでません。そのため、廃材を処理する金額面でのメリットとゴミを出さないという環境にも優しい特徴があります。
また、2004年に原材料に含まれるアスベスト濃度の法律規制が変更されました。2004年以前に施工された建材にはアスベストを含んだものもあります。
アスベストを含んだ建材は解体が難しく、解体費も高額になります。廃材がほぼでないカバー工法であれば、その解体費を節約できるので葺き替え工事よりもお安くご提供できるのです。
さらに、解体に必要なものは屋根の一部で棟や板金などですので、工事中でも普段と変わらない生活が出来ます。また、屋根が2重になるので断熱効果が高くなり、冬場のお部屋を暖かくしてくれるので光熱費も節約できます。
良いことが多いカバー工法ですが、デメリットもあります。
カバー工法には向き、不向きの屋根材があります。それは、瓦屋根です。また、太陽光発電の設置も難しくなります。
施工できないことはないのですが、費用面からトータルで考えるとほかの工事で対応した方がお得ということがほとんどです
また、やはり屋根の上に屋根を重ねるということもあり、少しだけ屋根の重量が増します。しかし、一般的な瓦屋根の重さが1㎡約60kなのに対し、一般的なストレート屋根に金属屋根(ガルバリウム鋼板)でカバー工法を行った場合は約23~26kgとなりますので、一般的な瓦屋根よりかなり軽量になります。
また、屋根の傷み具合によってはカバー工法が出来ない場合もあります。屋根の下地が腐食していた場合はカバー工法を施工してしまうと下地の腐食を放置することになり、建物内部まで被害が進行してしまう可能性があります。
全ての屋根にカバー工法が向いているかというとそういうわけでもないのですね。
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