
屋根工事とアスベストの関係、正しい知識で安心のリフォームを
更新日:2016年10月9日
ここ数日で日が沈むのがぐっと早くなった気がします。晴れ間も続き、過ごしやすい秋の天気は屋根工事にも塗装にもピッタリの季節です。工事も順調に進んでいるようなので一安心ですね。
さて、本日はお客様より屋根カバー工事を検討しているのだけどもアスベスト入りの屋根材の上に、新しい屋根を被せてしまっても良いのか?といったご質問をいただきました。
確かに、【アスベスト】と少し検索するだけでもネガティブなキーワードが次々とヒットしますね。
そこで、本日はアスベストと屋根工事の関係をご紹介したいと思います。
まず、アスベストと石綿と呼ばれる天然鉱石になります。耐熱性、耐久性などに優れ安価であったことから様々なものに加工されてきました。
お住まいの中でも、外壁、屋根材、室内壁材などにも多く使用されていました。アスベストに関しては1975年から段階的に規制され、2012年には石綿の製造禁止されました。
一時期はニュースなどでも話題になりましたが、アスベストには健康被害をもたらす発がん物質が含まれていることが指摘されていたからです。
悪徳訪問業者の手口として、お住まいの屋根は「アスベスト入りの建材を使用しているから、放置すれば肺がんのになる。すぐに屋根リフォームをしなければいけない」と不安を煽る輩がいても、アスベストの肺がんリスクは喫煙の1/2以下です。また、屋根材を粉砕しない限りはアスベストは飛散しません。通常の環境時でもアスベスト入りの屋根材を放置したからといって、肺がんのリスクが増すわけではありません。
屋根工事も同様で、スレート屋根にアスベストが含まれていたからといっても屋根カバー工事をする際に、屋根材を粉砕することはありません。
そのため、アスベストが含まれた屋根材の上にカバー工法を行ったとしても健康被害が生じるわけではありません。
気を付けなければならないのが、屋根材を解体する際です。アスベストを含む屋根材を処分する際には、通常の処理の仕方ができません。
その分、アスベストを含む屋根材の解体処理費は通常の屋根材の解体処理費に比べ割高となってしまいます。
費用面でも、アスベストのみが心配ということであれば、屋根カバー工法の方が経済的だと言えるでしょう。
アスベストと屋根工事については、まずアスベストを含んでいる屋根材でも粉砕しない限りは健康上に問題があるわけではありません。
そのため、屋根カバー工法も可能であると言えます。
当店ではアスベストを含む屋根材の解体・撤去も行っておりますので、お気軽に0120-989-742までご相談ください。

















































































































