更新日：2021年05月15日

台風後二次災害

袖ケ浦市上泉にお住まいのお客様は、台風の被害で軒天に穴が開いてしまう被害を受けてしまいました。住宅も築年数が40年程経っており少々劣化が進んではいたものの、外壁塗装のメンテナンスなどはやられており状態としては良い方でしたが、台風の大風では軒天が絶える事ができずに剝がれ落ちてしまいました。

鳥害による二次災害

今回お客様は軒天の補修工事をお考えになりまして、火災保険を利用いたしました。前例にない被害が多く出て、保険業者さんも返答には大変お時間がかかっていました。被害を受けてから書類が整うのに2か月近く経ち実際の工事の準備が出来たのが2か月半近く経ってしまいました。その間に穴の開いた軒天より侵入し巣を作ってしまった鳩による糞尿などの問題が新たに浮上してしまいました。お客様も気が付くと家の廻りに、糞が多くなり初めおかしいなとは思っていたそうですが、まさか自宅に住み付いていたとは、思ってもいませんでした。特に鳩の糞は大きく量も毎日多くなっていたそうです。寒くなって来たこの時期に屋根裏は暖かく雨風が凌げる鳩などには最高の空間になっており、繁殖もしている様でした。鳩は一度済みかを覚えてしまうと、他の鳥類と違い中々離れて行かない物ですので、長期にわたり被害が出てしまう事もありますので、厄介な会長になります。

軒天補修工事

台風の被害は軒天の剥がれが始まりでしたが、思わぬところで鳥害による二次災害が発生してしまいました。今回は無事に軒天の補修も終わりこれ以上の被害拡張はしないものとなりましたが、この様な被害は気がつかない間に多く発生しているものと考えられます。不幸な物で軒天の工事には仮設足場が絶対条件で設置しないといけなく、軒天の剥がれを補修するだけでも、高額な工事費用になってしまいます。常日頃からメンテナンスを心がけ小さな工事が大きな工事へとならない様に注意しておくことと共に一度の仮設足場設置でできるだけ多くの種類のメンテナンスを心がけしましょう。（工事に関してはこちらまで）