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貝塚市のひび割れがあったベランダをウレタン樹脂を用いて防水
更新日:2026年2月17日
貝塚市のベランダ防水のご紹介です。I様邸のベランダは、モルタル仕上げの笠木にひび割れが生じ、下のお部屋の天井に雨漏りが発生しました。先にひび割れや劣化箇所をきちんと補修し、防水の工程に入ります。
ベランダの
笠木に発生したひび割れをカッター切り(ひび割れ面を広げる作業)している様子です。
ひび割れを補修する際に、補修材を十分に充填するためにカッター切りしないといけません。
ひび割れをカッター切りした後、プライマーという接着効果のある塗料を塗布してからエポキシ樹脂モルタルという強度のある補修材を詰めて補修しました。
ベランダ防水工事で一番初めに行うのが「ケレン・清掃」です。
ケレンとは、スクレーパーなど(工具)を使用して、防水面に付着した汚れや、脆弱な塗膜を剥がしてきれいに清掃する作業のことです。
防水面が汚れていたり、脆弱な塗膜の上から防水してもすぐ剥がれる可能性がありますので、必ずケレン作業を行います。
ケレン・清掃後、下地調整の工程に入ります。
下地調整とは文字通り下地を整えることです。カチオンクリートという、薄塗で新しい下地を形成できる下地調整材を使用します。
立ち上がり壁や笠木も防水するので、カチオンクリートを塗布して下地を調整します。
カチオンクリートは、防水面の凹凸を少なくし、今回使用する防水材、ウレタン樹脂とも相性が良く、しっかりと密着します。
カチオンクリートで下地を調整した後、乾燥させてからプライマーを塗布します。
プライマーとは、接着性のある透明の塗料で、防水面と防水材をしっかりと密着させる役割があります。
プライマーが薄塗りだったり、塗りムラがあると、防水材が剥がれる原因になりますので、丁寧に塗布することが大切です。
ベランダの床から立ち上がりの壁にかけて一体性のある防水層を形成し(ベランダに箱状の防水層を作るイメージ)雨水の浸入を防止しますので、立ち上がり壁や床との取り合い部にもプライマーを塗り込みます。
プライマーをベランダの防水面全体に塗布し、粘着力があるうちにウレタン樹脂という防水材を流し込んで塗布します。
ウレタン樹脂の最大の特徴は「液体」だということです。液体状ですので、立ち上がりの壁から床にかけて継ぎ目なく防水層を作ることができます。
建物の外部にある継ぎ目や取り合い部分が劣化すると、そこから雨水が浸入します。雨水は屋根から入るだけでなく、外部の劣化箇所のあらゆるところから浸入するのです。
ベランダ、窓周り、庇、換気フード周りなど、外壁に付帯している部分は必ず防水処置されています。
ウレタン樹脂は、乾くと弾力のあるゴム状になります。
防水性能を確保するためには、規定の厚みが必要になりますので、1回目を塗布した後、乾燥させてから2回目を上塗りして厚みをもたせます。(現場によってウレタン樹脂の塗布回数は異なります)
薄い部分と厚い部分との差ができないようにできるだけ均等に塗布します。
ウレタン樹脂を塗布した後、乾燥させてからトップコートを塗布します。
トップコートとは、一番上に塗る塗料のことで、下の防水層を保護する役割があります。
トップコートを塗布し、ベランダ防水完了です。
先ほどもお伝えしたように、ウレタン樹脂は紫外線に弱いので、トップコートが傷んで割れたり剥がれてくると、防水層が紫外線にあたり防水層自体の劣化が進んでしまいます。防水層は雨水の浸入を防いでいますので、その防水層が傷んで切れるとそこから雨水が廻って雨漏りすることがあります。防水層をできるだけ長持ちさせるには、トップコートの劣化が進む前にトップコートを塗ってあげることです。そうすると、トップコートの塗り替えの費用だけで済みますし、防水層の劣化も抑えることができます。逆に、防水層自体が劣化して雨漏りすることがあれば今回のようにウレタン樹脂の形成から行わないといけません。
ベランダは外部に面していますので必ず防水のメンテナンスが必要です。
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