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【お問い合わせのきっかけ】
担当:谷
長生郡白子町にお住まいのお客様は、台風の影響で棟板金が飛散し修理することになりました。屋根の上高所作業により仮設足場を設置することになるのであれば、棟板金を直すだけで撤去する事が勿体なく、どうせ仮設足場を設置するのであれば、丁度外壁や屋根の塗装も剥がれて来ている事もあり、住宅外部のメンテナンスを一緒にでやれば、一石二鳥と感じたそうです。火災保険を使用し少しでも工事代金の負担が減るのであれば、この機会に全てメンテナンスをした方が良く、せっかくメンテナンスをするのであれば、この先のことも考え、数社に見積もり希望を出したそうです。
担当:谷
長生郡白子町にお住まいのお客様は、台風の影響で屋根に設置してある、棟板金が飛散してしまいました。外壁塗装はおやりになっていたことがありましたが、屋根の塗装屋その他のメンテナンスは住宅が経った後にはおやりに放っていなかったそうです。台風の強風で棟板金下地ごと外れてしまいました。雨漏れしやすい場所なので、要注意場所でもあります。
屋根はスレート瓦の屋根ですが、メンテナンスをしていない事もあり、屋根一面にコケが生えてしまっていました。スレート瓦屋根が古くなってくると、スレート表面の塗料が無くなり水はけが悪くなってきます。そこに流れて行かず停滞するものが、苔やカビ・菌類になってきます。苔は植物により比較的日光も好むので屋根の水はけが悪ければどこにも生えてしまう、厄介な物です。(千葉県では杉コケ・スナコケが多い)
カビや菌類は日光による光合成はしますが比較的直射日光は苦手な物となりやね北面に面した場所に多く見られます。
お客様の住宅屋根には黄色いよく観る、地衣類(ちいるい)と言う簡単に言うと菌類が多く発生していました。
「地衣類(ちいるい)は、菌類(主に子嚢菌類)のうちで、藻類(シアノバクテリアあるいは緑藻)を共生させることで自活できるようになったものです。」
コケや菌類が生えてくると言う事は、屋根の水はけが悪くなって、これ以上放置すると屋根資材の劣化が始まりますよ。と言うサインです。
住宅はモルタル吹き付けの外壁でした。外壁は以前塗装したとの事で、あまり心配するほどでもありませんでしたが日が当たりにくい場所には、コケが生え緑に変色してきています。モルタル外壁の住宅で注意しないといけないチェック項目はクラックです。表面塗装の劣化は目で見れば解りやすい物ですが、クラックは大きなものでないと、気お付けてみなければわかりません、特にヘアークラックは0.3ミリまでのヒビ割れの事を言います。特に開口部分端や配管部分に良く現れやすいものです。
住宅には 建物以外に色々な備品や部材が取り付けてあります。特に付帯部と言うものは、木材やビニル系の物が多く、建物自体より耐用年数が少ない物が取り付けてある事が多く、住宅の中でも劣化や破損が目立ってしまいます。
お客様の住宅では、台風の影響で棟板金が飛散してしまったので、火災保険を使用し棟板金を修理することになりました。災害で飛散や破損したものは火災保険で復旧することを前提に修理金額を負担してもらう事ができます。お客様も屋根の高所作業での棟板金を火災保険で賄うことが出来ました。丁度屋根や外壁の塗装時期でもありましたので、今回の仮設足場を併用し屋根塗装・外壁塗装も検討して頂き、屋根外壁塗装も弊社で施工する事になりました。ただ初めに棟板金が飛散していますので、雨漏れが生じない様に先に棟板金を修理いたします。
棟板金は下地から飛ばされていましたが、当時は主に長い釘で止めてあります。鉄釘は錆びて抜けにくくなる特性がありますが、劣化しすぎ錆が出たその後は釘自体がなくなり、留めておくことが出来なくなります。今回は下地を含めて抜けに強いビスで固定しています。もちろん錆びにくいステンレス製により、耐候年数を効果的に上げています。
屋根塗装工事で一番初めにやることが、高圧洗浄になります。現在の塗装工事には欠かせない高圧洗浄ですが一般的な家庭用高圧洗浄機は8~12MPa(メガパスカル)で、外壁塗装工事においては最低でも14.7MPa以上は必要です。一般家庭用の高圧洗浄でも汚れ(旧塗膜)やコケなどを落とすことはできますが、その後の塗装仕上がりに大きな違いが出てしまう物なので、専用の高圧洗浄機がプロの塗装施行者には欠かせない物となります。
屋根の洗浄が完了後スレート瓦ですので、タスペーサー金物を瓦の重なりに差し込んで行きます。塗装業者の中には安く施工する為にタスペーサー金物を設置しない業者もいます。設置しないで屋根塗装をしないとどのような影響が出るのでしょう。
まず屋根資材とは主に個体の陶器やセメントの瓦を重ねて敷いてあります。瓦には厚みがありますので、平らな屋根面に設置する過程でどうしても隙間が出来てしまいます。雨は上から降っているときは、逆流しませんが、強風を伴う(台風)大雨などは、上だけではなく横から吹き付ける雨もあります、隙間が大きければ雨は瓦の下に入り込みますが、下地の防水紙を流れ瓦の隙間から外に搬出するのです。程よい隙間が屋根資材には必要となるのですが、特にスレート瓦は隙間が小さく塗料で隙間が埋まってしまう事があり、雨漏れの原因になるのです。タスペーサー金物はほどよい隙間を均等に作るために、塗装前に差し込み設置するのです。
今回屋根塗装に使用する塗料は、日本ペイントサーモアイシリーズ4Fを使用します。色はスレート瓦原色に近いクールブラック色をお選びになりました。
サーモアイ4Fは4フッ化フッ素樹脂を使用しているため、サーモアイシリーズ中では最も耐候性、光沢保持性に優れています、遮熱塗料になりシリーズの中でも最高級品であるフッ素塗料になります。
日本ペイントサーモアイは、全部で3工程になり2種類の塗料により塗装して行きます。まず初めに下地塗料であるサーモアイシーラーを塗装いたします。ポイントは日本ペイント独自の開発により下地塗料から遮熱効果があることです。仕上げ塗料と3段階で遮熱することになり、他の遮熱塗料よりも優れている利点があります。サーモアイシーㇻは、白色をしていますので、仕上げ塗料の塗り残しが少なくなります。
3行程中の2回は仕上げ塗料のクールブラック色を塗装して行きます。弱溶剤タイプの2液形4フッ化フッ素樹脂塗料ですので溶剤の部類になっていますが、ひと昔のような溶剤の独特の鼻を衝く臭いなどはありません、ご近所に配慮しなくても、現在の塗料は塗装できます。
スレート瓦は薄いセメントですので、常にメンテナンスをして置くことが重要です。屋根塗料は住宅の中でも一番厳しい条件の中設置されていますので、紫外線を一番浴びてしまう場所でもあり、紫外線で塗料が分解されますので、安価な塗料を選定してしまうと、常にメンテナンスをする事になってしまい、住宅に一番悪影響の雨漏れが生じてしまいます。
スレート屋根は厚みが6mmと薄く屋根下地との隙間が少ないので、熱伝導率が早く屋根が温まりやすい為、屋根に直接接しているお部屋などは、気温が上昇してしまいます、特に夏期などでは、遮熱塗料を設置している実感が感じられると皆さんおっしゃって頂いております。
屋根にも関わらず、日本ペイントサーモアイ4フッ化フッ素樹脂塗料は施工保証により、驚異の12年の施工保証をお出ししています。
お客様は仮設足場が一度の設置で多用性の工事をした方がお得と言う事もあり。外壁塗装もご一緒に工事することになりました。外壁塗装では屋根塗装と違い、あらゆるところに養生を設置することになります。いくら気お付けていても、塗料は跳ねてしまいますので。
今回お客様がお選びになった塗料は日本ペイントパーフェクトセラミックトップGです。フッ素樹脂塗料を超える高耐候性を発揮して。パーフェクトシリーズ史上最強の塗料になっています。今までの無機塗料と異なり、フッ化フッ素樹脂塗料との融合により塗膜の膨れや剥離を抑制することが特徴です。今までにはない調光耐久無機塗料となります。
屋根塗料同様外壁塗料も3工程施工となります。初めにフィラー下地(白色)を塗装し、2回目はトップG特有の中塗り材があります、3回目に上塗り仕上げ材を塗装するので、合計3種類の塗料を塗装することとなり、塗装業者では塗料の半端が各種出るので、コストがかかります。
日本ペイントパーフェクトセラミックトップGは建物外観に付着した汚れを雨水で洗い流し汚れを付着させないので、長い間美観を維持できます。お客様は5分艶を選択していましたので、程よい湯夜間になっています。
現在の無機塗料は水性塗料を設定できますので、臭いなど気にしなくて塗装でき、環境に優しい設定が可能です。一昔の無機塗料は溶剤が主流でしたので、塗装後硬い塗料なのでひび割れなどがあったり、臭い等気になる事が多かったのですが、水性塗料の発展により、現在では不安なく塗装し長耐久の塗装が可能になりました。施工保証でも最高の水準である、15年の保証を付ける事ができます。今回、屋根塗装には10年の保証をお付けしました。
一度の仮設足場で外部のメンテナンスを一度の工事で施工すれば、こないだメンテナンスをしたばかりなどと言う心配事が、極端に減らす事が可能ですので、結果的に金銭面的にもランニングコストを減らす事となりお得な工事となるでしょう。
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