【お問い合わせのきっかけ】

ビフォーアフター

【点検の様子】

　

　お客様の屋根は、スレート屋根です。

　現在雨漏りしているということですが、その原因として天窓を疑っておられ、天窓メーカーの方が来て細かいところまで点検してもらいました。

　しかし、天窓は雨漏りの原因ではないと判明しました！

 

　点検をさせて頂きますと、棟板金にシーリングされている部分がありました。

 

　

　下り棟とスレート屋根の取り合いの部分にもシーリングが打たれています。

　また、屋根の形状は入母屋で雨漏りに強い形状ではないというところも気になります。

 

　

　入母屋の下り棟にもシーリングが打たれており、スレートが割れている部分も確認しました。

　以前、雨漏りした時に修理してもらったということですから、その時にシーリングが打たれたのでしょう。

　その後、雨漏りは止まったそうですが、数ヶ月前にまた再発したとのことです(>_<)

 

　

　雨漏りしているということで、小屋裏（天井裏）も点検しました！

　棟の部分から雨が進入してきた跡があります(>_<)

　断裂材を捲ってみると、雨漏りの跡がはっきりと残っていました。

　お客様は「今後、雨漏りの再発の心配をしたくない」ということなので、屋根カバー工事をお勧めしました。

 

【施工の様子、ディプロマットを使った屋根カバー工事の様子】

　

　屋根カバー工法はこれまでの屋根を新しい屋根で覆ってしまう工事なので、その際に邪魔になる棟板金や貫板を撤去していきます。

　出窓も屋根の上の突起物ですが、それに合わせて屋根材を加工して取り付けますので大丈夫です(#^^#)

 

　

　棟板金や貫板を取りはずしたら、防水紙を敷いていきます。

　防水紙にはタディスセルフを使用しました！

　遅延接着型の防水紙で、これまでの屋根材や下地にしっかりと密着します(*^-^*)

　改質アスファルトなので、釘を打ってもその穴が拡がりにくいことも特徴です。

 

　

　防水紙を敷き終わりましたら、いよいよ屋根材を葺いていきます。

　ディーズルーフィング社のディプロマットを使用します！

　色はこれまでの屋根と近い、エバーグリーンをお選びなられました。

 

　

　屋根材はの屋根下端、軒から葺いていきます。

　ディプロマットは金属製の屋根材で、ジンカリウム鋼板製です。

　ジンカリウム鋼板はめっきの成分がガルバリウムとほぼ同じで、同等以上の耐久性があると言われています！

　表面に自然石粒が葺き付けられており、とてもお洒落な屋根です(*^-^*)

 

　

　ディプロマットを棟まで葺き終わりました。

　自然石粒のおかげで金属屋根材に見えないところが、ディプロマットの魅力でもあります！

 

　

　ディプロマットには各種役物が用意されています。

　役物とは屋根の端のケラバや棟に付ける部材のことです。

　角張っていて表面がツルンとした板金よりも、専用の役物を付けることによってより素敵な屋根に仕上げることが出来ます！

 

　

　大棟（屋根の頂点部分）には換気棟を設置しますので、その専用の部材を取り付けます。

　内部には空洞が設けられており、しっかりと通気性が確保されています。

 

　

　湿気や熱気をしっかりと排出できるように棟に取り付けた屋根材を加工します。

　換気棟用の部品を棟に取り付けていきます。

 

　

　換気棟を固定するための貫板を設置していきます。

　換気棟を設置したら、スレート屋根のディプロマットによる屋根カバー工事は完成です。

 

【竣工、ディプロマットによる屋根カバー工事】

　ディプロマットによる屋根カバー工事が竣工しました！

　自然石粒がナチュラルな感じを与えるディプロマットはとてもお洒落ですね。

　部分的にわざと黒めの石を吹き付けてあるところも素敵です(#^^#)

　ディプロマットはメーカー自体が基材を30年保証していますから、かなり安心ですよね。

　つまり、それだけ優れた屋根材ということです！

　強く、美しくなった屋根の下で雨漏りの心配のない生活をお楽しみください(^^)/

　記事内に記載されている金額は2023年11月21日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

このページに関連するコンテンツをご紹介