【お問い合わせのきっかけ】

ビフォーアフター

【点検の様子】

　

台風で吹き飛ばされた庇の折板屋根は事務所の裏に片付けられていました。そして、現在の事務所出入り口はその折板屋根を固定していた鉄骨だけが残されています。先にオレンジ色のタオルがぶら下げられているのは危険防止のためです。駐車場の一角ということもあり、大型の車両が通行するため、普段とは違う環境であることを示すために取り付けられています。安全管理意識の高さが分かります。

 

　

吹き飛ばされた庇には雨樋が設置されており、一緒に飛ばされてしまったようです。出入り口の竪樋の曲がりより上は何もない状態です。その上の面戸、台形が連なっている部分も破損しています。

 

【施工の様子、折板屋根の葺き替え】

　

幸いにも折板屋根を取り付けていた鉄骨は無事でしたので、こちらに新しい折板屋根を取り付けます。まずはこの鉄骨に剣先タイトフレームを取り付けます。剣先タイトフレームとはM字が連なった形状で、その上部には先の尖ったボルトが取り付けてある物です。

 

　

タイトフレームの先の尖ったボルトに折板屋根を押し付けて、穴を開け、ナットで固定するというのが折板屋根の固定方法です。非常にシンプルな固定方法で工期も短くできるのが特徴です。もちろん、この他にも折板屋根の固定方法にはさまざまなものがあります。

 

　

新しい面戸を取り付けて、折板屋根をボルトで固定していきます。面戸とは横からの雨の吹き込み防止や小鳥などの小動物の浸入を防止するものです。

 

　

折板屋根にアングルを取り付けます。アングルはL字型をした金属板です。これによって風に煽られたときの変形を防ぎます。ボルトのみだとそれぞれの点で固定していることになりますが、アングルの場合はそれが線になりますので、より強固に固定できるのです。雨樋も取り付けて、竪樋へと繋ぎました。

 

【竣工、庇の折板屋根の葺き替え】

庇の折板屋根葺き替えが竣工しました。より、強風に強い庇になりましたし、雨の中、こちらの会社へご訪問する方の利便性もこれまで通りになりました。

　記事内に記載されている金額は2020年08月26日時点での費用となります。
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