更新日：2017年02月13日

江戸川区のお客様よりベランダの屋根が壊れてしまったとお問い合わせをいただきました。どうやら数日前に強風があり、それによって屋根の波板が剥がれてしまったそうです。
実はあまり知られていませんが、このような天災によるものであれば火災保険を使って費用を賄うことが可能です。今回お問い合わせをいただい時点では火災保険の適用についてはご存じなかったようですが、ご説明させていただき保険を使った工事をしたいということになりました。
注意点として、火災保険の内容は契約によって変わりますので、ご自分の加入している条件は把握しておく必要があります。せっかく保険に入っていても、いざその保険の使い方が分からないでは困りますが、弊社では火災保険の適用される工事も多く施工しておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。

まずは現地を確認します。波板が外れていますが、骨組みはまだしっかりしているので波板だけの張り替えでなんとかなりそうです（左写真）。しかし、他の箇所をみると波板自体が変色しているなどの状態が見られました。どうやらかなり年数がたっているようです。使用されているのは塩ビで内部にガラスネットが使われているものです。通常の塩ビ製よりも強度がありますが、耐用年数はそれほど長くありませんので、この機会にすべて新しいものに交換するようご提案させていだきました。

こちらは工事の様子です。ベランダの屋根であっても、高所作業になるので足場を架設して工事します（左写真）。まずは古い波板をすべて撤去し、清掃を行った上で新しいものを設置していきます（右写真）。

火災保険を適用して工事をするには、
・被害金額（工事のお見積書）
・被害状況を説明する資料
・建物や被害箇所の写真
・保険金申請書

などをそろえる必要があります。
なかなかご自分で保険を適用させるには難しいので、弊社では保険適用のお手伝いもさせていただいております。また、今回のような強風だけでなく、雪や雹の被害などに適用できるケースがあるので、突然のトラブル時に慌てないように今の保険についてしっかり調べておくようにしましょう。