棟取り直し工事を横浜市青葉区で着工中です
更新日：2015年06月05日
横浜市青葉区で瓦屋根の棟取り直し工事を行っています。
下地が傷んでいたので、今回棟を取り外して下地を作り直してから棟を直す『取り直し工事』を行うことになりました。
棟の取り直し工事に使用したのは、『ハイロール』と『タフモック』です。右の棒状の材料が棟の下地に使用するタフモックで、通常木材を使用する部分に樹脂製の材料を使用していますので、耐久性が高くなる材料です。左の写真のハイロールは、防水性のある材料で、漆喰の替わりになるものです。
通常棟を取り外すと、この様な状態になっています。この隙間に金具を打ち込みそれを支えにして芯木を乗せます。今回は、芯木にタフモックを使いそれを覆うようにしてハイロールを被せます。
ハイロールを被せた後は、瓦の形状に合わせて密着させていきます。ジャバラ状になっているので瓦にもぴったりとフィットしますし、強力なブチルによって瓦に隙間なく密着していきます。瓦を被せると、少し黒い部分が見えます。漆喰と違ってひび割れたり剥がれたりすることが有りませんので、耐久性とメンテナンス性に優れたお薦めの材料です。
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