更新日：2018年06月12日

先日ご紹介いたしました墨田区での棟板金工事に引き続き、屋根塗装を行いましたのでその塗装の様子をご紹介したいと思います。
（棟板金交換工事（換気棟取り付け）のブログはこちら）
スレート屋根などは十数年で塗膜が劣化して紫外線や水分からの保護機能が失われてしまいます。それを長く放置するとスレート自体がダメになってしまうので、屋根葺き替え工事などが必要になります。屋根塗装と屋根葺き替えは金額に大きな違いがありますので、定期的に塗装をした方が費用を抑えて長持ちさせることができるのです。
もちろん、スレートにも耐用年数があり、塗装だけでは限界がありますので、その時期を見極めて屋根材を交換する工事を弊社ではご提案させていただきます。

これから屋根塗装を行う屋根です。苔が生えて部分的に黄色くなっているのが分かると思いますが、それ以外の箇所も表面がざらついて劣化してきていることが分かります。また、スレートが欠けている箇所なども見つかりましたので、そのような箇所も合わせて補修する必要があります（右写真）。

屋根塗装ではまず高圧洗浄で屋根の汚れを除去します。苔なども一緒に洗い流すので、高圧洗浄後は屋根が若干白っぽくなっておりますが、この上からシーラーを塗布していきます。左写真の左側がシーラー塗っていない箇所で、右側が塗った箇所ですが若干飴色っぽくなっているのが分かると思います。
シーラーを塗ることで塗装面と塗料を強く密着できるので、はがれにくい強い塗膜になります。続いて中塗りからはヤネMシリコンという屋根塗装専用の塗料で塗装していきます。苔の生えやすいお住まいでは防藻効果のある塗料が望ましく、また高耐候な塗料でもある必要があります。ヤネMシリコンはそれらの機能を有しておりますので安心してお勧めできます。
中塗り後、さらに上塗りをすれば屋根塗装は完了です。元々はグレーっぽい色でしたが、塗装後はサーフグリーンになりイメージもずいぶんかわりましたね！
街の屋根やさんではヤネMシリコン以外にも多機能な塗料を取り扱っておりますので、塗装によるリフォームをお考えの方はお気軽にご連絡ください。