千葉県浦安市 築30年・4回目の屋根塗装と外壁塗装
【お問い合わせのきっかけ】
ビフォーアフター
【点検の様子】
8年程前に半分葺き替えたという屋根からお住まい全体を調査していきます。
点検前のお話では屋根材(コロニアル)の一部にヒビが入っているので、そちらも補修してほしいとのことでした。お話の通り、コロニアルの端が欠けているところがありました(右写真)。また、苔などは見られませんでしたが、全体的に色褪せており、表面が傷みはじめています。
他の部分にもヒビや亀裂が見られました。右写真では、屋根材の中心に穴が開き、そこから亀裂が広がっています。強風で飛来物があり、それが傷つけてしまったようです。
続いては外壁の様子です。苔などは発生していないのですが、目立った汚れはなかったのですが… 至る所にクラック補修の跡がありました。窓枠の部分からはどうしてもクラックが入りやすいので、定期的に点検してあげる必要があります。
目立たぬように補修してある部分とそうでない部分があります。そこにクラックがあったことが分からないくらい綺麗に仕上げたいと思います。
お施主様はご自身で一通り点検されていたようで、「軒天のベニヤが一部剥がれているので、修理も合わせて行いたい」とお話していました。破風板の塗装も劣化しています。
お庭に立派な楓がありました。点検に訪れたのは秋でしたので、見事に紅葉しています。その下の常緑樹とのコントラストが素敵です。
【カラーシミュレーション】
塗装前に屋根と外壁の色のマッチングをカラーシミュレーションしてみました。
左写真はこれまでとほぼ同じ色です。右は屋根が茶色で外壁は薄いベージュのシミュレーションです。
左写真は屋根がワインレッドで外壁は黄色がかったクリーム。右は屋根が赤で外壁はホワイト。この右に近い色をお選びになられました。
【足場架設】
作業性と安全性を確保するため、足場を架設します。
家の周りに支柱を立てていきます。今回はお隣様の敷地を一部お借りして、足場を架設しました。偶然にもそのお隣様も工事中で、足場がかかっていました。
足場の周りをメッシュシートで囲います。メッシュシートの赤い幕が街の屋根やさんの目印です。工事中に不都合なことがあれば、何でもおっしゃってください。
お隣のお車も養生しました。私たちは工事前に必ずご近隣の皆様にご挨拶に伺います。その際に車の養生などのご希望がありましたら、何でもお申し付けください。
【高圧洗浄】
屋根塗装・外壁塗装前にお住まいを丸洗いします。
高圧洗浄機を使って、お住まいの汚れを落としていきます。高圧洗浄機の水圧は凄まじく、15MPaもあります。標準的な水道水の圧力は0.2MPa~0.6MPaですから、約25倍です。
【屋根塗装】
塗り替えで屋根を蘇らせます。
左写真は屋根塗装に使用した塗料です。今回はルーフマイルドSiを使用しました。
右写真は下塗りを行っているところです。この後に行う重ね塗りを密着させるため、シーラーと呼ばれる下塗り専用塗料を使います。
下塗りが終了しましたら、コロニアル(スレート材)のヒビや欠けのあった部分をコーキングで補修していきます。右写真の白くなっているところがコーキングで補修した部分です。
屋根材と屋根材の間にタスペーサーを挿入し、適度な隙間を作ります。これは縁切りと呼ばれる作業で、この適度な隙間が水捌けを良くし、水蒸気の通り道となります(左写真)。
中塗りからご依頼いただいた色で塗っていきます(右写真)。お施主様は鮮やかな赤をお選びになりました。
左写真は上塗りの様子です。中塗りにさらに塗りを重ねることによって、塗装の長寿命化と美観の向上を図ります。これで屋根塗装は完了です。屋根に鮮やかさが蘇りました。
【クラック補修】
外壁塗装の前にクラックを補修します。
以前、クラックを補修した部分が目立ちますし、傷み始めてきたので再度、補修を施します。まずはこれまでの補修跡を大きくグラインダーで削り取ります。
傷んだ部分を完全に除去しました(左写真)。ここにシーリング材を充填し、クラックを完全に塞ぎます(右写真)。
シーリング材をヘラで均し、外壁と同じ高さにしていきます(左写真)。これで再補修は完了しました。この後、塗装を行えば、クラックの跡も分からなくなります。
【外壁塗装】
半艶塗料で外壁を塗装していきます。
落ち着いた光沢が定評の半艶塗料で外壁塗装を行います。今回は「ファインSi」という塗料を使用しました。左写真は下塗りの様子です。まだ下塗りの段階ですが、これまでの外壁に白さが映えています。右写真は中塗りの様子です。白色なので残念ながら、写真では違いが分かりません。
街の屋根やさんでは下塗り、中塗り、上塗りと最低3回の重ね塗りを行います。美観と保護機能を長持ちさせるためです。上塗りが終われば、外壁塗装の終了です。外壁が驚きの白さに生まれ変わりました。綺麗なお住まいは気持ちがいいですね。
【その他の塗装】
破風板、雨戸、軒天なども塗装しました。
破風板の塗装の様子です。下塗りを行った後、塗りを重ねて仕上げていきます。
色褪せていた雨戸も塗装します。ケレンして表面のサビや汚れを取り除き、塗料が密着しやすいように下地を整えます。
吹き付け塗装で下塗りを行った後、同じく吹き付け塗装で重ね塗りして仕上げていきます。輝きが戻ってきたのが、写真でもお分かりになると思います。
破風板と雨戸の塗装完了後の写真です。どちらも綺麗になりました。軒天も補修した後に塗装しました。外壁の白、破風板のこげ茶、屋根の赤のコントラストがとても素敵です。
【自社検査】
工事を行った箇所の仕上がりを確認します。
工事責任者の立会いのもと、施工を行った箇所の仕上がりをチェックしていきます。仕上がりだけでなく、傷や汚れを確認して、不良箇所があった場合はテープで印をつけていきます。印をつけた場所はしっかりと修正します。
外壁だけでなく、屋根もチェックしていきます。アンテナを設置している場合、その足やケーブルが原因となり、塗装面をを傷めてしまうことがあるので、入念にチェックしていきます。
自社検査で不良箇所を発見した場合、修正した後、再度自社検査を行います。何も問題なけければ、この後さらにお客様と一緒に確認を行います。その後、保証書をお渡ししたら工事は完了です。工事後は定期点検にお伺いしますので、よろしくお願いします。
【工事完了後】
お住まいは定期的に塗り替えなどのメンテナンスを行うことによって、飛躍的に寿命を伸ばすことができます。今回のお施主様のお住まいも築30年とは思えないくらい綺麗になりました。これまで定期的に全塗装を行って、お住まいを維持・管理していたからでしょう。このように大切にされているお住まいを見ると、私たちも嬉しくなります。 このページをご覧になっている方の中には「メンテナンスやリフォーム時期が分からない」という方も多いのではないでしょうか。メンテナンス時期は立地や環境によって異なりますし、使われている建材によっても違います。充分な知識がなければ、判断は難しいでしょう。そのような判断にお悩みの方はぜひ、街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。お住まいの現状から、最適なメンテナンスとその時期をアドバイスいたします。お気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2019年11月28日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
浦安市ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
関連動画をチェック!
【スレート・ガルバリウム・瓦】屋根塗装が必要な理由【プロが解説!街の外壁塗装やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介