更新日:2015年12月7日
本日お問合せにて錆びてしまったお住まいを綺麗にしたいといったご相談を頂きました。屋根が金属屋根で葺かれている場合、錆びた屋根から穴が開いてしまい雨漏りが発生してしまったなどの被害を受けたご相談を良く耳にします。
そのような事態に陥る前にもお住まいのメンテナンスで、金属部の錆を防止したいですね。特に、金属部に錆止めを塗布したりする際には【ケレン】という作業を行ってから、錆止めを塗布したり、塗装を行っていきます。
そこで、本日はケレン作業についてご紹介したいと思います。
ケレンと名前だけ聞いてもどのような作業なのかは、さっぱり見当もつきませんね。ケレンとは塗装する場所をやすりにかけサビや汚れ、そして古い塗膜を落とす作業になります。
そんな回りくどいことをしなくても、直接塗料や錆止めを塗ってしまっても良いのではないか?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、このケレン作業を行うか否かで、塗装の仕上がりが変わるだけでなく、寿命までもが大幅に変わってきてしまうのです。
先ほど、金属部分にケレンをかけるとご説明しましたが、ケレンは木部にかける場合もあります。外装の木部は太陽の紫外線や、雨風に晒され毛羽立ちが起こっていたり、さまざまな凹凸が出来ていることがほとんどです。
そのような状態で塗装を行ったとしても、やはり仕上がりの美しさや寿命に大きな差が出てしまうのです。また、古い塗膜が残っていると、新しく塗った塗料の密着性がなくなり、本来であれば10年持つはずの塗料が3年で剥離を起こしてしまうといったことがほとんどです。
よってケレン作業は、【塗装の密着を良くする】【塗装の寿命を長くする】【塗装の仕上がりを綺麗にする】といった外壁塗装にとても重要な役割を持っています。
そのため、ケレン作業は塗装工事において非常に重要な役割を持っているのです。
当店では錆止めの塗布なども、もちろん承っております。ご相談は0120-989-742までお気軽にご相談ください。