更新日:2015年6月12日
本日は雨漏りに関するトラブル事例をご紹介したいと思います。
Aさんは新築で家を建ててからまだ5年未満でしたが、キッチンの窓あたりから雨漏りをしていることに気づきました。
10年保証にも加入していたため、家を建てた建築会社へ連絡をしました。建築会社の現場監督がやってきて点検を行ってもらうと。【強風によって、かべの下の方から巻き込んで雨水が浸入したのでしょう】と説明を受けました。
現場監督の言われるがままに、結局その日はコーキングだけ打ってしばらく様子を見ることにしました。
しかし、雨漏りは止まりません。不安に思ったAさんは別の業者に依頼して点検を行ってもらったところ、雨漏りは壁ではなく屋根にあったのです。これはあきらかな施工の不手際によるものでした。
さらに根本的な工事をしなければ、また2~3年で雨漏りが再発してしまうだろうという恐れがありました。
このように、きちんとした原因を追究できずに間違えた雨漏りの修理を行う業者はたくさんいます。
雨漏りの工事で一番多いクレームは再発です。一度工事をしてもらったのに、しばらくしたらまた雨漏りになったというケースが後を絶ちません。
再発の多くの原因は最初の工事で原因の特定ができないまま、工事を進めたため全く見当違いな工事をしていることがあるからです。
また、現場で一番多いミスは意思の疎通によるものです。原因を特定できる診断士とそれを修理できる職人とのコミュニケーションが出来ていればいいのですが、そうでなければ直せるものも直せません。
雨漏り工事で一番大切なことは、検査の段階で原因が把握できるか、どうかにかかっています。もし、原因を間違えていたら雨漏りは再発し、再工事のため余計な出費がかかってしまいます。
雨漏り工事はどこの業者に頼んでも同じというわけではありません。業者選びはひとつにしぼらず、いろいろな情報を得てその原因を徹底的に追及してくれる業者を選ぶことが、雨漏りを止める第一歩です。
街の屋根やさんは雨漏り検診アドバイザーが在籍しております。これまでにも多くの雨漏り補修工事を行ってまいりました。ぜひ、ご相談ください。