千葉県木更津市 ガルバリウム鋼板を使ったカバー工法と外壁塗装&内装のリフォーム
【お問い合わせのきっかけ】
ビフォーアフター
【点検の様子】
まずは屋根の点検をしていきます。
棟板金は塗装が剥がれ、面積のほとんどが錆び付いています(左写真)。スレートにはびっしり苔が生えていて、遠目からでも目立ちます。苔が生えている屋根では想像以上に足が滑りやすいので、決してご自身では上らないでください。
棟板金は、後からビスを打ち増した形跡がありました。そこから錆が進行し、ビスを止めている箇所の棟板金が剥がれています(左写真)。固定する力が弱まり、棟板金が浮き上がった状態になっています。ここまでくると台風などの暴風で棟板金が飛散するのも時間の問題です。幸いにも今回は飛散被害が出る前に点検することができたので、良かったです(右写真)。
棟板金が重なる部分でも、ビスを打ち増しして補強されているのが見受けられましたが、経年劣化により棟板金が浮き上がっています(左写真)。スレートの割れが随所で確認されました(右写真)。劣化したスレートは強度が弱くなり割れやすくなります。
続いて外壁の点検の様子です。外壁にクラック(ひび割れ)が数箇所で確認できました。大きいとこでは0.40mmもの隙間ができています(右写真)。このまま放置しておくと、溝が深部まで貫通し、外壁内部に雨水が浸入して、雨漏りを起こす恐れがあります。
立ち上がり部分のコンクリートにもクラックの発生が見られます(左写真)。お住まいを支える大事な箇所なので、この機会にしっかり補修します。外壁に原因不明の塗装ムラが確認できました(右写真)。
細部の点検の様子です。いたるところで軒天の化粧板が剥がれ、中のベニヤが露出している状態が見受けられました。破風板も塗装がほとんど剥がれています。
1階窓の庇部分でも、化粧版が腐食し剥がれています(左写真)。この状態では、台風などの強風に耐え切れず、軒天と同じように大幅に剥がれてしまう恐れがあります。雨戸では色褪せしているのと、錆が発生していた形跡が確認できました。
【カラーシミュレーション】
カラーシミュレーションを使用して、塗装の色をお選びいただきます。
お客様に、塗装の色をお選びする際に、イメージしやすいカラーシミュレーションを行います。左写真が元のお住まいになります。右写真は落ち着いた雰囲気のあるグレー系です。
左写真は個性のあるピンク系です。右写真はベーシックなベージュ系です。今回はこちらに近い色をお選びいただきました。全て紹介することはできませんが、これ以外にも様々な色のカラーシミュレーションをご用意しました。
【屋根カバー工法】
既存の屋根の上に、新しい屋根をかぶせます。
高所での作業となりますので足場を設置いたします。大量の足場材がトラックで運ばれてきました。隅々まで移動できるよう、お住まい全体を囲うように設置し、足場を作ります。塗装の際にはメッシュシートを被せて工事中の塗料飛散を防止します。
屋根のカバー工法では、屋根を被せる際に邪魔にならぬよう、今の棟板金を全て撤去します(左写真)。棟板金の中にある貫板が湿っているのが確認できました。
既存の貫板も全て取り外していきます(左写真)。貫板を止めていた釘が残らぬよう、ひとずつ外していきます。一度新しい屋根を設置してしまうと容易には取り外せなくなるので、ゴミなどが残らないようきれいに清掃します。
屋根の下地が整いましたら、新しい防水シートを隙間ができぬよう重ねて敷いていきます。作業効率を高めるため、2人がかりで息を合わせ、貼り付けていきます(左写真)。
防水シートが敷き終わりましたら、いよいよ新しい屋根材を設置していきます。左写真が防水シートの上に屋根材を重ねているところです。隙間ができぬよう一枚一枚丁寧に重ねていきます。屋根の面と面が合わさる部分に新しく貫板を取り付け、その上に棟板金を設置して、カバー工法完了です。
今回カバー工法で使用した、金属屋根材の横暖ルーフきわみは、スレート材の様に割れ、欠けなどのリスクがなく、防水性、耐久性にも優れています。また軽量であるため、重量が増す屋根カバー工法に適した屋根材です。
【外壁塗装】
外壁の下地を整えて塗装します。
まずは外壁のゴミや汚れを高圧洗浄できれいにし、塗装する箇所以外に塗料がつかぬよう、ビニールで養生します。その後、点検時に見られたクラックをコーキングで補修して下地を整えます。
下地処理のコーキングが乾きましたら、塗料の密着性を高めるためのシーラーを下塗りします。その上にお客様にお選びいただいた色のファインSiを使用して中塗りと上塗りしていきます。下塗り・中塗り・上塗りと3回の塗装で途膜を厚くし、耐久性を高めます。
クラックも違和感無く補修され、色褪せていた外壁が塗装によって、新品のような美しさに戻りました。今回使用したファインSiは耐久性に優れているため、長期にわたって色褪せを防いでくれます。
【細部の塗装】
軒天周りと雨戸の細部塗装の様子です。
軒天補修の様子です。ベニヤが露出していた箇所に新しい化粧板を取り付けます。右写真が化粧板を取り付け終えたところです。このままでは不自然ですが、塗装することで違和感なく仕上げます。
補修した箇所を含め、軒天全体を塗装していきます。それにあわせ破風板も塗装していきます。施工前ではベニヤが剥き出しとなっていましたが、補修と塗装によって、元通りのきれいな軒天に変わりました。
雨戸の塗装の様子です。外壁同様に複数回塗り重ねて耐久性を高めます。ローラーと刷毛を使い分け、細かい箇所までしっかり塗ります。眩しいほどに輝きが戻りました(右写真)。
【雨樋交換】
雨樋と金具を交換します。
古くなった雨樋を全て取り外し、金具とセットで新しいものへ交換します。お客様のご要望通り、以前とは違う角型タイプの雨樋を設置しました。角型タイプは底が平面になっていて、排水面積が大きくとれるため、排水の効率が良くなります。
【浴室の改装工事】
最新のシステムバスにリフォームします。
既存の浴室全てを解体していきます。床や壁のタイルをハンマーで少しずつ崩しながら撤去していきます。右写真が解体後の写真になります。浴室がきれいさっぱりなくなり、住宅の木材が剥き出しの状態です。
空っぽになった空間に新しいシステムバスルームがぴったり収まりました。今回、浴室にお選びいただいたLIXILのシステムバスルーム「キレイユ」は、バリエーションを豊富に取り揃え、お好みに合わせたお風呂を選べる、人気のバスルームです。
【玄関交換工事】
新しい玄関を取り付けます。
既存の木製玄関と枠を全て撤去し、新しい玄関を取り付けます。その後、ドアなどの建てつけの確認作業を行い、問題なければ玄関交換工事完了です。木製の玄関からデザインも一新。明るい雰囲気になりました。
【工事完了後】
今回ご提案させていただいた屋根カバー工法は、既存の屋根に新しい屋根を被せるため、廃材処理費がほとんどかかりません。そのため新しく屋根を葺き替えるのに比べ、費用も安く工期も短かいなど、様々なメリットがあるのでお勧めです。しかし、屋根によってはこのカバー工法が施工できない場合もございます。屋根の葺き替え・カバー工法をご検討中の方は一度街の屋根やさんにお気軽にご相談ください。
今回は、屋根のカバー工法と外壁の塗装にあわせて、玄関と雨樋の交換や浴室の改装など、お住まいの様々な部分をリフォームさせていただきました。街の屋根やさんでは屋根・外壁だけでなく、内装の工事も承っています。ご興味のある方は街の屋根やさんにお気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2019年11月28日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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工事を行なったお客様のご感想をご紹介いたします
工事前アンケート
- リフォームを検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- 外まわりのこわれ
- 弊社をどのように探しましたか?
- 息子の紹介
- 弊社を知りすぐにお問合せ頂けましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- 特になし
- 何が決め手となり弊社にお問い合わせ頂きましたか?
- 息子の紹介
- 実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたか?
- すぐに対応していただきありがとうございました。
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