国立市富士見台で瓦屋根の銅製谷板金をより強いステンレス製に交換
【お問い合わせのきっかけ】
担当:岡野
「谷樋の板金が弱っているみたいなので交換して欲しい」という国立市富士見台のお客様からのご相談です。
谷樋は「樋」と呼ばれることからも分かるように、雨水を流すためのもので、屋根が谷状になった部分に備え付けられています。
その多くは板金が使われているために「谷板金」と呼ばれることもあります。
屋根の谷状になった部分にあるため、大変見えにくく、傷みに気付きにくい部分です。
「谷樋の板金が弱っているみたいなので交換して欲しい」という国立市富士見台のお客様からのご相談です。
谷樋は「樋」と呼ばれることからも分かるように、雨水を流すためのもので、屋根が谷状になった部分に備え付けられています。
その多くは板金が使われているために「谷板金」と呼ばれることもあります。
屋根の谷状になった部分にあるため、大変見えにくく、傷みに気付きにくい部分です。
担当:岡野
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:平屋 その他の工事 谷板金交換
【点検の様子】
お施主様のお家は平屋で和風の家屋でした。
とても大事にされているらしく、脚立にのぼって植木のお手入れをする際にはよく屋根などの様子を見ているそうです!
谷板金は緑青色をしているので、銅製でしょう。
もともとは赤銅といわれる銅色で、使用しているうちに酸化してきて緑青色になります。
この酸化して緑青色になった部分は不動態と呼ばれる酸化被膜なので、腐食しにくくなります。
不動態の酸化被膜を得て腐食しにくくなったとしても、やはり少しずつは劣化していくものです。
こちらの谷板金は経年よって小さな穴が開いていました(>_<)
現在、雨漏りはしていないということなので、ちょうどいい交換時期だった言えるでしょう。
こちらのお施主様のようにこまめに点検するというのはやはり大切ですね!
【施工の様子~谷板金交換】
この谷樋も雨樋の一種なのですが、一般的な軒先に取り付けられているものと較べるとその交換は結構、大変です!
まず、谷板金の周囲にある瓦を外す必要があります。
瓦を外すと鳥の巣が見つかりました。
卵もなく、雛もいませんから、巣立ってしまったようです。
谷板金を外したら、その下に防水紙を敷いていきます。
その上に棟板金を設置して、ビスで固定します。
今回はステンレス製のカラー鋼板を使用しました。
銅も腐食に強い金属ですが、ステンレスはそれを上回るために開発された合金です!
より腐食に強い不動態の酸化被膜を形成しますので、耐用年数も長くなります(*^-^*)
瓦を元通りに戻したら、完成です。
この谷板金の両脇の瓦、画像で見れば分かるように斜めにカットされています。
これは新築時に現場で採寸して、その場で加工されたものですので、普通の瓦に較べると欠けやすいのです。
取り外しや再設置の際は慎重さが求められます。
これまで使用してきた銅製の谷板金も問題がない部分はそのまま使用します!
無理に変える必要はありません。
【竣工、谷板金交換】
谷板金の交換工事が完了しました。
これで新品に交換した部分は20年近く大丈夫でしょう!
粘土瓦の屋根のよさは何と言っても、屋根材の耐用年数が長いことです(*^-^*)
瓦は40年とも50年とも100年以上とも言われています。漆喰も15年程度の耐用年数があります。
メンテナンスの手間を減らすために、他の部分も耐用年数が長いものを使っておいた方が何かと便利なのです!
記事内に記載されている金額は2023年11月21日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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国立市ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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