【お問い合わせのきっかけ】

ビフォーアフター

【点検の様子】

　

　ちょっと珍しい洋瓦の屋根であり、その形状から平板瓦と呼ばれるF形瓦です！

　ちなみにFはフラットではなく、フレンチの意味でフランスから輸入された瓦がこの形状だったのでそう呼ばれています。

　棟の冠瓦は和瓦（J形瓦）のように半丸ではなく、角張っています！

 

　

　その棟の冠瓦の釘が浮いています(>_<)

　見た目からすると、ステンレス製か表面を錆び難くラスパート処理した釘のようです。

　パッキンも取り付けられていますが、強風や震動で緩んで浮き始めてきたようです！

 

　

　今のところ、棟の歪みはなく直線に並んでいます。

　棟の端には鬼瓦と冠瓦が一体化した専用の瓦が使われていました。

　下端にケラバ瓦を抑える切込みがあり、漆喰を詰めた上でシーリングで処理されたようですが剥がれてきており、大きな隙間ができてしまっています(>_<)

　ここも修理が必要ですね。

 

【施工の様子　ステンレスビスへの交換】

　

　浮いた釘を直すだけであれば、単に打ち込んでいけばいいのですが、それでは今後の耐久性に期待できません！

　また、このくらいであれば自分でも出来るという方もおられでしょうが、屋根の上は危険ですので専門業者に任せましょうね(*^-^*)

　まずは釘抜きで全ての釘を抜いていきます！

 

　

　専門業者に任せるべき理由は危険以外にもあります。
　資材の選択という点でも大きなメリットがあるからです。
　

　今回はパワーステンビスというビスを選びました。

　ステンレスで耐久性が高いのはもちろんのこと、パッキンも大きいので止水性の上でも優れた製品です！

　街の屋根やさんでは経験や知識から皆様の屋根に最適なものを選んでご提案しております(^^)/

 

　

　瓦の釘穴にパワースタンビスをセットしていきます。

　パワースタンビスのパッキンはオレフィン系のプラスチック樹脂なので紫外線にも強く、ゴムのようにすぐに劣化してひび割れてくるということもありません。

　

　電動ドライバーを使い、規定通りの適切なトルクで締めていきます。

　皆様もネジを締めたことはあると思いますが、多くの方は「何となくこの程度の強さ」で締めていないでしょうか(・・?

　規定通りの力でしっかりと固定してくれるというのも専門業者に頼むメリットですよ(#^^#)

 

　

　棟の端に付けられる役物瓦の横穴もしっかりと補修します。

　表面にシーリングを塗布し、防水します。

 

【ステンレスビスへの交換、竣工】

　釘からステンレスビスへの交換が終了しました。

　錆びにくいステンレス製の上、パッキンも大型化したので、安心してお過ごしいただけると思います(#^^#)

　本来であれば、このくらいの時に屋根をメンテナンスしてあげるのがベストです！

　もちろん、費用もお安く済みます(*^-^*)

　記事内に記載されている金額は2023年11月19日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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