山武郡九十九里町で、雨漏り修理として屋根カバー工事と棟板金交換工事を行わせていただきました
【お問い合わせのきっかけ】
担当:白石
山武郡九十九里町にお住いのお客様より「別荘で使用している家で、雨漏りが起き困っている」と、お問い合わせをいただき雨漏りの原因調査にお伺いさせていただきました。お住いは平屋建てとなっています。雨漏りが起きているのサッシ上部の壁に雨漏りが起きており、サッシ上部とサッシ付近には屋根と玄関庇の屋根があり、2箇所に対して雨漏りの原因調査を行ったところ、コーキングによる補修や棟板金の施工が通常と異なっており、雨漏り原因が多く考えられる状況となっていました。屋根全体の状態を調査させていただき棟板金の施工に問題があり、雨漏りの原因と棟板金の状態をお客様にご報告させていただきました。 雨漏り修理として、雨漏りの原因と考えられる屋根への金属屋根材を使用してのカバー工事と棟板金交換工事をご提案させていただき、工事のご依頼をいただき工事を行わせていただきました。
担当:白石
ビフォーアフター
基本情報
- 施工費用:詳しくはお問い合わせください
- 平米数:約16㎡
- 使用材料:ガルバリウム鋼板 ヒランビー
- 保証年数:お付けしておりません
- ハウスメーカー:ハウスメーカー不明
雨漏りの原因調査
室内の状況です。雨漏りによって壁に雨染みが出来、その影響からサッシの障子に染みが広がっている状況です。続いて、点検口から屋根裏の状態を確認させていただきました。雨漏りによる直接的な染みは確認が出来ませんでした。点検口からでは調査できる範囲が決まっていますので、断熱材などによって見えない箇所に浸水した雨水の跡があると考えられますので、雨漏り箇所にあたる付近の屋根の状況を確認させていただきます。
屋根の状況です。玄関の庇には、壁と屋根材の接合部分の板金の隙間にコーキングが充填されています。板金の隙間にコーキングを充填してしまうと、雨水の逃げ道を塞いでしまっているため、逃げ道をなくした雨水は建物内部に雨水が浸水し、雨漏りの原因となってしまいます。
雨漏りの原因と考えられるもう一つの箇所の調査です。屋根材の割れなどは見られませんでしたが、棟板金の施工に気になる点がありました。棟板金の施工は、屋根の形状に合わせて加工し設置しますが、形状に合わせず手前に棟板金を納めてしまっているため、棟板金で被さっていなくてはならない箇所に棟板金がないため、雨水が浸水し雨漏りの原因となってしまう箇所になります。玄関の庇と棟板金の施工状態に雨漏りの原因があります。
雨漏りの原因調査以外に、屋根の状態を確認したところコーキングの充填が必要な箇所にコーキングの欠損や棟板金を上部から固定してしまっている箇所がありました。コーキングの欠損は、雨漏りの原因となり棟板金の上部からの固定は、棟板金内部の貫板を早く傷める原因となってしまいますので、工事が必要です。
今回、必要な工事として、玄関の庇とサッシ上部への屋根カバー工事と棟板金全体の工事をご提案させていただき工事のご依頼をいただき、工事に着工させていただきました。
屋根カバー工事着工
屋根カバー工事の状況です。屋根から流れ落ちる雨水の廻り込みと雨樋へしっかりと配水するための軒先唐草と呼ばれる板金の設置を行います。設置完了後は、防水紙の設置です。防水紙は、田島ルーフィング社製の粘着式ルーフィングのタディスセルフを使用します。
防水紙は屋根の形状に合わせてカットし設置していきます。防水紙の設置が完了後は、新規屋根材の設置作業を行います。今回、屋根カバー工事に使用する屋根材は、稲垣商事社製のヒランビーを使用します。素材は、ガルバリウム鋼板になります。耐久性と錆に強いに優れた屋根材になります。
屋根材の固定は、屋根の下地となる垂木の位置を墨出し、垂木に屋根材を固定を行います。固定には、釘ではなくビスを使用しますので、釘と比べ固定量が高くなり台風などへの対策工事にもなります。屋根先から順に屋根材の固定を行い、工事面の屋根材の設置が完了後は次の固定に移ります。
屋根の袖にあたる箇所の専用のケラバ板金の取り付け状況です。ケラバ板金は、屋根の袖部分の納まりを綺麗に見せるためと袖部分からの雨水の吹込みを防ぐために設置します。ケラバ板金の先端は、屋根の形状に合わせて加工を行います。
雨樋の縁が、ゲケラバ板金にあたってしまうので、加工を加えて納めていきます。ケラバ板金の設置が完了後は、棟板金の設置作業を行います。
棟板金設置
棟板金交換工事の状況です。既存の棟板金と貫板の撤去作業を行います。棟板金の固定を上部から釘固定をおこなっていたため、釘から雨水が伝わったことで貫板は傷んでおり、取り外した際には粉々になってしまいました。撤去後は、新しい貫板の設置を行います。
新しい棟板金の設置状況です。棟板金の接合部部には、雨水の浸水を防ぐために防水処置としてコーキングを充填します。棟板金の設置後に、棟板金の上部にもコーキングを充填し棟板金の設置が完了になります。
棟板金の固定には、ステンレス製のネジタイプのビスを使用いたしました。棟板金の固定にビスを使用することで、風の煽りによる固定力の低下の心配がなく、屋根材の固定と同様に台風対策工事になります。街の屋根やさんでは、ビスでの固定は標準工事になります。
玄関庇屋根への工事
玄関庇への屋根カバー工事の状況です。軒先唐草・防水紙の設置後に新規屋根材の固定を行います。その際に、壁と既存の屋根材の隙間に充填されていたコーキングの撤去を行いました。撤去を怠ってしまうと、屋根カバ‐工事を行っても雨漏りの原因を改善したことになりません。
屋根材の設置が完了は、壁と屋根材の設置には、雨水の吹込みを防ぐための板金を設置し、板金の上部にはコーキングを充填し作業が完了になります。壁際には、もとの板金と新しい板金のとの2重構造になりますが、雨水が浸水した際の逃げ道はしっかりと出来ています。
細部への作業
ケラバ板金と屋根材の接合部分の補修作業です。コーキングが欠損していることで、雨水の浸水口となり雨漏りの原因となってしまいますので、コーキングを充填し雨漏り対策工事を行わせていただきました。ここまでで、すべての作業が完了となります。
雨漏り修理工事竣工
工事完了後に、玄関庇と屋根へのカバー工事の状況をお客様にご確認いただきました。棟板金の施工もしっかりと納めさていただき、雨漏りの原因となってい箇所を問題がないように施工を行わせていただきました。(屋根カバー工事の費用はこちら)
今回の工事は、雨漏りがの原因となっていた箇所への部分施工と全体の棟板金交換工事を行わせていただきました。雨漏り修理・屋根工事は、街の屋根やさんにお任せください。
記事内に記載されている金額は2022年07月06日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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工事を行なったお客様のご感想をご紹介いたします
工事前アンケート
- リフォームを検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- 雨漏り
- 弊社をどのように探しましたか?
- ネットで検索
- 弊社を知りすぐにお問合せ頂けましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- 直に連絡しました
- 何が決め手となり弊社にお問い合わせ頂きましたか?
- 施工実績
- 実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたか?
- 良かった
工事後アンケート
- 当初、リフォームを依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
- お見積から工事までの対応や期間のがどれくらいかかるか心配しましたが担当者様の対応が迅速だった事です。
- 弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか?した方はどこの会社と比較しましたか?
- 工事期間、金額、工事内容
- 弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
- お見積の対応、工事期間 迅速な対応な点。
- 工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです
- 工事中に職人さんがお忙しかったですが、話をしてくれたり聞いてもらえた事。
- 弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
- お見積や工事期間など迅速、丁寧な仕事をしてもらえると紹介します。
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