千葉市若葉区若松台で、強風によって飛散してしまった棟板金の修理を行いました
【お問い合わせのきっかけ】
担当:白石
千葉市若葉区若松台にお住いのお客様より「屋根についていた板金と思われる物が落ちていたので、屋根を一度見てほしい」と、お問い合わせをいただき調査にお伺いさせていただきました。落ちた板金を確認させていただいたところ、屋根に取り付けられている差し棟板金が1枚外れ落ちていました。屋根の状況を確認するため、屋根にのぼり外れた板金箇所を確認したところ、1枚ではなく2枚外れてしまっていました。
差し棟は、屋根材として使用されている化粧スレートの下で釘留めで固定されています。今回、差し棟板金が外れてしまっているのは2箇所共に中間になります。修理にあたり、差し棟板金が外れてしまっている箇所で屋根材を剥がし、新しい差し棟板金を取り付け屋根材を戻す工事が必要になります。お客様に、修理に必要な工事工程をご説明させていただき、工事として差し棟板金の復旧ではなく通常の棟板金を取り付ける工事をご提案させていただき、工事のご依頼をいただきました。
差し棟板金は、外れ落ちてしまった原因は強風が原因となっていますので、火災保険の申請を含めて対応させていただきました。
差し棟は、屋根材として使用されている化粧スレートの下で釘留めで固定されています。今回、差し棟板金が外れてしまっているのは2箇所共に中間になります。修理にあたり、差し棟板金が外れてしまっている箇所で屋根材を剥がし、新しい差し棟板金を取り付け屋根材を戻す工事が必要になります。お客様に、修理に必要な工事工程をご説明させていただき、工事として差し棟板金の復旧ではなく通常の棟板金を取り付ける工事をご提案させていただき、工事のご依頼をいただきました。
差し棟板金は、外れ落ちてしまった原因は強風が原因となっていますので、火災保険の申請を含めて対応させていただきました。
担当:白石
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:棟板金交換 火災保険
- 施工期間:1日
- 築年数:築10年
- 施工費用:詳しくはお問い合わせください
- 平米数:31.2m
- 使用材料:ガルバリウム鋼板
- 保証年数:3年
- ハウスメーカー:ハウスメーカー不明
屋根の状況調査
屋根の状況です。落ちていた板金は1枚でしたが、屋根の状況を確認したところ、2箇所の差し棟板金が外れてしまっています。差し棟板金は、屋根材として使用されている化粧スレートに先端を掴むような形となっており、屋根の内側にあたる部分で釘で固定されて設置されています。内側での釘固定のため、強風などによって先端が煽られたことで今回、差し棟板金が外れてしまった原因となっています。
差し棟板金が外れてしまったことで、他の箇所の差し棟板金が風に煽られやすくなっている状態ですので、仮養生を行わせていただきました。今回の被害は、強風による自然災害になりますので、お住いでご加入されている火災保険が適応されますので、火災保険の申請手続きを工事の御見積書の作成と合わせて対応を行わせていただきました。
板金工事の状況
棟板金工事の状況です。今回の板金復旧工事は、差し棟板金を復旧するには化粧スレートを剥がし差し棟板金を取り付け化粧スレートを戻す工事工程が必要になります。このまま、差し棟板金を復旧しても、再度強風によって外れてしまう心配が残りますので、工事の提案として差し棟板金ではなく棟板金を使用しての板金復旧工事をお客様にご提案させていただき、棟板金工事に着工させていただきました。
差し棟板金の施工上、屋根上部の棟板金の交換が必要になりますので、工事にあたり既存の棟板金と貫板を撤去します。一部、貫板に雨水の吸収による色の変色が確認出来ます。棟板金は、下地となる貫板に釘で固定しています。棟板金は屋根の上部に設置されているため風の影響を受けやすくなり、風の煽りによって釘の固定が弱まり浮きが生じてしまいます。浮いた釘から雨水が伝い内部の貫板を原因となります。
貫板の設置の際に、既存の差し棟板金が外れてしまい化粧スレートが割れてしまった部分に防水処置として、防水テープを張り補修を行い新しい貫板の設置を行います。現状、風の影響によって浮き始めてしまている板金は、貫板を設置することで補強することができます。
貫板の設置の際は、屋根の上部と棟板金の上部が合うように棟板金を合わせながら貫板の固定を行っていきます。貫板の固定には、釘ではなくコーススレッドを使用します。釘では棟板金が風で煽られた際に、貫板も影響を受け釘の固定が弱まり貫板が屋根から浮いてしまいます。コーススレッドを使用することで、ネジのようになっていますので固定が弱まる心配がありません。
貫板の設置完了後は、新しい棟板金の取り付け作業を行います。棟板金は、屋根の四隅にある隅棟と屋根上の親棟に名称が分かれています。隅棟・親棟は、形状が異なりますので各棟板金には専用の加工を加えていきます。
棟板金の重なり部分には、防水処置としてコーキングの充填を行い、板金を重ね固定を行います。板金の同士は10cm程重ね、重ね部分には加工を加え取り付けます。加工を加えずに取り付けを行ってしまうと、重なり部分が膨らんでしまい固定の際に隙間が出来てしまい、仕上がり時の見栄えがあまり良くありません。街の屋根やさんでは、工事の仕上がりまでこだわって工事を行います。
棟板金の固定には、ステンレス製のネジタイプのビスを使用して固定を行います。釘では、風の煽りを受けることで釘浮きが起きてしまいます。ビスを使用することで、風の煽りを受けても固定が弱まることはありません。ビスは、ステンレス製を使用していますので錆びの心配がなく長期に渡り強い固定が継続します。
ビス固定が完了後は、棟板金の接合部分に防水処置を行います。マスキングテープを施し、コーキングを充填し専用のヘラで成形し、マスキングテープを剥がし防水処置の完了です。すべての工程が完了後に、全体の確認と掃除を行い棟板金工事の竣工です。
棟板金工事竣工
棟板金工事後に、ドローン撮影を行いました。新しい棟板金は屋根の色に近いブラウンを使用し工事を行わせていただきました。台風シーズンが接近している情報がありましので、早くに工事が完了出来、「これで心配なく、梅雨・台風を越せます」と、棟板金工事にご満足いただけました。
屋根の事でお困りな方は、街の屋根やさんにご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年07月02日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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