市原市国分寺で台風により破損し直したはずの棟板金から雨漏り発生、修復工事で雨漏り解消
【お問い合わせのきっかけ】
担当:谷
市原市国分寺にお住まいのお客様は、以前台風15号(令和元年房総半島台風)の影響で、棟板金が飛散してしまう事態になってしまいお困りになっていた所、近隣で工事をしていた業者に、ご自宅の棟板金が壊れている事を指摘されたそうです。 ちょうどお困りになっていた事と直ぐ工事をできると言われ、早急に治せてもらえるのならと工事を頼んだそうです。 当時は数時間で工事が終わってしまう事に対して凄いと感じられたようですが、数か月後に台風で棟板金が飛ばされ、雨漏りが無かったところから雨漏りが生じて来てしまい、和室の天井には雨漏り跡が残ってしまう事態になってしまいました。 当時直してもらった業者は連絡がとれなくなり、私達、街の屋根やさんにご連絡をしたそうです、調査してみると屋根やさんが修理したとは思えない、ずさんな補修工事となっていたことで、今後のことを考え屋根の棟板金を全て工事しなくてはいけないと判断いたしました。
担当:谷
ビフォーアフター
棟板金の不具合
市原市国分寺にお住まいのお客様は、以前台風15号(令和元年房総半島台風)で棟板金が庭に落下している事に気が付いたそうで、屋根の上の事なので対処できなくお困りになっていたそうです。
近隣でも相当な被害が出ていたことで近隣の屋根を修復していた業者が、たまたまご自宅の屋根も破損していると告げに来てくれたそうです。丁度すぐに工事してもらえる業者さんが見つからなかった事から、教えてくれた工事業者に工事をお願いしたそうです。
雨漏りが発生
当時すぐに工事してくれるとの事で、修理業者の事を疑いなく工事を頼んでしまったそうですが、数カ月経ち雨が比較的強く降った時に天井に雨染みが出来てしまっている事に気が付きました。
丁度屋根を修理してもらった場所の真下の部屋となっているので、どうしてか考えられない状態だったそうです。
当時頂いた名刺に連絡をして見ても連絡がとれずにお困りになってしまったそうで、ご自身で改めて調べた時に私達街の屋根やさんを見つけ連絡をいただきました。
直した場所からの雨漏り
現地調査をして見ると、棟板金が飛散した場所はすぐにわかりました、只同じ屋根関係の工事をしている業者が、修理をしたとは思えないくらいずさんな工事としか言えない工事でした。
板金部分は交換こそしてありましたが、杜撰な板金加工で周りにはコーキングで固定しているとしか思えない有様でした、。
新規に棟板金を設置したのであればしっかりと固定してあるはずが、手の指が入ってしまうほど隙間が空いている状況で、強風が伴う雨が降ってしまうと隙間より侵入した雨水が室内に雨漏りを発生させたと考えられます。
棟板金交換工事
今回お客様のお困りになっている状況に付け込み、屋根の上だと言う事もあり確認が直接できない事から適当な工事をして終わらせ、後の連絡がとれなくなると言う被害も数多く聞いておりました。
正直に言うとお客様も、騙されてしまった被害者になってしまっています、今回は二度とこのような杜撰な工事ではなく、適切な施工で雨漏りが生じないような工事をしたいと思います。
タフモック使用
棟板金は屋根の突起している部分に取り付ける板金の事を言います。屋根材では施工できない場所に取り付ける物ですが、至って単純な2種類の建材で出来ている部位です。
一つは屋根面に直接固定する貫板です。当時は木材を使用していたのですが、より耐候年数が長いタフモックと言う樹脂製貫板を使用しました。
もう一つは板金です。固定した貫下地に取り付ける山形に加工された板金です、おおよそ1900mmの長さですので、継ぎ合わせて屋根に取り付ける板金です。
棟板金工事では2種類の建材だけしか使わず、完成するシンプルな工事です。
新規貫下地交換工事
タフモックを今回使用して工事を致します。
直接屋根に固定をするタフモックですが、現在使用頻度が多くなっている建材です。当時は多くが杉板の15mm×90mmの木材を使用されていましたが、住宅の中で一番耐候年数が必要な屋根で木材を使用している事から、劣化の進行が早すぎ台風などの自然災害でよく飛散してしまう建材でした。
現在では屋根の建材で弱点になっていた木部の経年劣化ですが、タフモックと言う樹脂で出来ている貫板を使用することで腐る事が無くなり飛散防止に役立っています。
棟板金取り付け
棟板金は鋼板になりますので元々耐候年数が高い建材になります。ただ現在では鉄ではなくガリバリウム鋼板が主流になっており一段と耐用年数が伸びています。
貫下地に固定をしますが当時板金は釘で固定している事で、振動や下地木材の劣化で板金のみがはがれることもありました。現在樹脂製貫材を使用する事もあり釘が使用できない事から、固定も専用ビスにより固定しております。劣化しない・抜けないと、今まで以上に強固に屋根に固定が出来る事から非常に長い間被害が出にくい棟板金になりました。
今後、安心した生活を取り戻すには
今回はしっかりとした職人が棟板金を加工していますので、雨水が侵入しにくい仕上がりとなっています。同時に以前と比べると、下地にタフモックを使用している事で飛散防止にもなり耐用年数も高い状態になっていますので、今後安心して生活が送れる事でしょう。
しっかりとした工事と言いますか、屋根に携わっている工事店業者では、通常の工事です。今すぐ工事をできるとか、こんなにも安くしますなどには騙されないで下さい、色々な工事方法がありますが、出来上がるのは一つしかありません、終わってみてからでは何も言えない事の方が多くありますので、修理業者を選ぶときには注意して選んでください。
記事内に記載されている金額は2021年04月17日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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市原市ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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