【お問い合わせのきっかけ】

ビフォーアフター

屋根の状況

　

　屋根の状況です。屋根の中央部分で棟板金と棟板金を固定する貫板も合わせて外れてしまっています。棟板金は、屋根上部に設置されているため風の煽りを受けやすく、棟板金を固定する釘が浮きはじめ固定力が低下することで外れやすくなります。

　築年数の経過と共に棟板金を固定する貫板は痩せてしまい、釘が効いている箇所でも強風を受け続けることで強度が下がってしまうため、今回のような棟板金の外れ方を起こします。棟板金の交換工事にあたり、外れてしまった棟板金・残っている棟板金すべての棟板金交換工事を行う必要があります。

工事の状況

　

　棟板金交換工事の状況です。既存の棟板金と貫板を取り外し作業を行います。棟板金・貫板は釘で固定されていますので、ハンマーとバールを使用し釘を一本一本抜き取り外していきます。

　

　棟板金と貫板の取り外しが完了後は、棟板金に溜まっていた枯れ葉や木くずが残らない様に掃除を行います。掃除の際に谷板金に溜まっていた枯れ葉の掃除も一緒に行わせていただきました。

　

　新しい棟板金を固定する貫板を取り付ける前に、既存の貫板を取り外した際に残る釘穴に防水処置としてコーキングを充填します。充填完了後に新規貫板の取付を行います。

　

　新規貫板の取付作業の状況です。貫板の取付には釘ではなくネジタイプのビスを使用します。ビスを使用することで貫板の固定が強化されますので、棟板金が風で煽られ貫板の固定が弱まる心配はありません。

　

　貫板の取付は棟板金の頂点が屋根の頂点と同じ位置になるように合わせながら固定を行っていきます。貫板の取付け完了後は、新規棟板金の取付け作業を行います。

　

　新規棟板金は金属で主流となっているガルバリウム鋼板です。棟板金の固定にはステンレス製のネジタイプのビスを使用します。ステンレス製ですので錆びにくい仕様です。

　棟板金の先端は加工を加える必要がありますので、先端の加工を終え棟板金の取付けていきます。棟板金同士の重ねにも加工が必要ですので、一枚一枚加工を加え取り付けを行っていきます。

　

　棟板金同士は、10cmの重ねを行います。板金同士を掴み合わせますので、重ねる側の板金をカットし膨らみを抑える加工を加えます。

　

　棟板金同士を重ね合わせる前に、防水処置としてコーキングを充填し棟板金を取り付けます。この作業を繰り返し行っていきます。

　

　ビスの固定は等間隔になるように寸法を測りながら両側に固定し棟板金交換工事の完了です。

棟板金交換工事竣工

　工事完了後に、お客様にご確認いただき「屋根が心配で気がかりでしたが、これで安心出来ます」と、お客様にご満足いただけました。棟板金交換工事・屋根工事は、私たち街の屋根やさんにお問い合わせください。スタッフ一同心よりお待ちしております。

　記事内に記載されている金額は2021年03月17日時点での費用となります。
　街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
　そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

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