船橋市芝山で屋根の一部が破損したため火災保険を使用し棟板金交換と破損した屋根の葺き直し工事を実施しました
【お問い合わせのきっかけ】
担当:谷
船橋市芝山で台風の影響で棟板金が落下してしまい、お困りになってしまいました。一部分が破損してしまいましたが、破損した棟板金を調査して観ると、被害は多く見られ地上からでは解らない破損が多く、お客様も驚かれていました。 お客様は被害が出ている状況などは解らず、ただ心配しかできない事で、常に不安を抱えながらの生活を予期しないといけない状態でした、以前工事した業者さんは台風時期にはいけないと、はっきり言われてしまって、壊れているのは解っているのに、何も出来ない状況でした。 どうする事も出来ないので、インターネットで調べて観ると、弊社のホームページにたどり着き、同じ境遇の施工事例が沢山記載されていたとの事で、お問い合わせをして頂いたそうです。
担当:谷
ビフォーアフター
基本情報
- 施工内容:屋根葺き直し
- 施工期間:10日
- 築年数:約15年
- 施工費用:69万円
- 平米数:90㎡
- 使用材料:棟板金・コロニアル瓦
- 保証年数:3年
- ハウスメーカー:ハウスメーカー不明
台風による棟板金被害
船橋市芝山にお住まいのお客様は台風により棟板金が飛散してしまい、朝方駐車場に大きな板金が落下して驚かれたそうです。屋根の一部が破損してしまう状況が初めてのことなので、どのような状態かもわからない状態で修理してもらえる業者さんに連絡したところ、早急な対応が出来ないとの事で、お困りになってしまったそうです。(台風対策はこちらまで)
インターネットで調べたところ、弊社のホームページにたどり着き、板金が破損した事例が数多く記載されていることからお問い合わせくださいました。
台風被害状況~スレート瓦も破損
棟板金が駐車場に落下していることは解ったそうです。しかし、屋根の上にはのぼることができないので、どのような状態でどのような対処をしてよいのかわからないことばかりで、不安しかなかったそうです。屋根工事店などにも今まで点検・メンテナンスなどを依頼したことが無く、不安しかなかったそうです。私達が調査を終えられるまでかなり心配したということでした。
台風で被害が出てしまうと、ご依頼が殺到します。その結果、お客様をお待たせしてしまうようなことも出てきます。私達もお待たせしないようにはしています。まずは被害を確認しましたら、すぐにご連絡いたたけるとそういったお待たせする時間を少なくできます。
屋根に実際に上がり、調査してみると棟板金が一部飛散している状況でした。飛散していたのは棟板金にはとどまらず、スレート瓦も破損し、一部分が飛散している状況で、被害は想像していたよりも大きいことが判明しました。
アスベスト入りスレート屋根瓦
スレート瓦は飛散してしまうと修理するには葺き直さなければ完全に直す事はできません、部分での補修は今後に大きなリスクを負う事になってしまいます。スレート瓦はそれ自体を重ねて釘で止めて行くのですが、重なり合う部分に隙間が無く固定している釘を基本的に抜くことは出来ません、スレート瓦も5ミリ程度と薄い為、無理をすると割れてしまいます。
火災保険を利用し、工事費用削減
お客様の住宅は想像よりも被害が大きく、火災保険で修理費を賄うように致しました。火災保険は災害時や大きく不慮な事態に置いて、有効に使用できる保険です。住宅購入時にはほとんどの方が火災保険に加入しています。自然災害で破損した部分を修理することに使用できることを知っている方は増えてきましたが、まだご存知でない方も数多くいらっしゃいます。被害状況の報告とそれを復旧するためのお見積書をセットにして保険会社に送り、認められれば、修理代金振り込まれます。しかし、悲しいことにこの火災保険を悪用する業者も多く存在するため、トラブルも増えている状況です。
適正な工事内容や明確な工事内容を提示しない業者には保険会社も警戒し、保険金の支払いがされない場合などもあります。建設業許可を持っている業者を選びましょう。
スレート瓦復旧工事
スレート瓦は軒先から順に重ね貼り合わせて行きます。指定の釘(どぶ釘)を打ち込み設置して行きます。一度張り替えると防水紙はスレート固定の釘で穴だらけになっているため、下地の防水紙(アスファルトルーフィング)から復旧することとなります。スレート瓦は防水紙に直接重ね合わせ釘で固定して行くのですが重ね合わせる部分が大きいので、葺き終わると見えている部分は、スレート瓦の半分程度になります。「見えている部分を建築用語ではたらきと言います」
今回破損してしまったスレート瓦を修理するには、屋根の形状から異なりますが、屋根面の1面部分で葺き直し工事を致します。
部分的なスレート葺き替え工事
使用したスレート瓦はケイミュー社のカラーベストシリーズのコロニアルグラッサで張り替えました。比較的ポピュラーな商品となり非常に良く出回っている屋根材です。大きな震災後、瓦屋根の住宅の被害が多く報道されたため、それに代わって重量の軽いスレート瓦が注目を浴びました。しかし、アスベスト(石綿)を含有しているとのことで、一時期は危険視もされました。スレートに含まれているアスベストは飛散しにくいもので、破砕しない限りは安全と言われています。なお、解体においては破砕を避けるため、手で丁寧に外すことが求められます。現在ではアスベスト(石綿)に代わり、ファイバー樹脂などにより当時の強度を保ちつつ人気商品となっております。(葺き替え工事はこちらまで)
棟板金の下地、貫板の取り付け
棟板金の破損で屋根の異変にお気づきになった被害の復旧となります。築年数から見ても完全に貫板の劣化で飛散したわけではないようです。調査時には貫板がまだ劣化していないことも判明しました。この状態で棟板金が飛散することは非常に珍しく、よほどの強風により耐えられず落下してしまったのでしょう。お客様の住宅屋根は屋根勾配が6寸と少々急勾配の部類になりますので、棟板金も全て、職人による加工が必要となります。(棟板金工事はこちらまで)
棟板金設置風景
工事ではコロニアル瓦では塞ぐことが出来ない屋根頂上(凹凸)部分の棟板金で覆い、雨水の浸入を防ぎます。頂上の棟板金でしっかりとした施工をしないと、雨漏れが多い場所ですので、工事にも丁寧さが求められます。スレートを葺くことに関しては職人による技術力の差は出ませんが、板金の加工では腕が非常に問われるところです。
調査時にいろいろな屋根を見て、飛散した棟板金などを確認すると、職人の技術が良く解り、飛散してしまった棟などはだから飛散してしまったのだと感じるものも稀にあります。
棟板金設置完了
屋根には色々な資材が使用され、複合的に作られております。一部分が破損や飛散してしまうと、軒先を優先に考え下部分の資材まで、取り外す事がございます。部分的に治す工事は場合によってはありますが、基本的に屋根の面として考えた方が、完全に雨漏れのリスクを軽減できます。お客様のように火災保険でご負担を減らすことができるのであれば、部分的に修復するのではなく、完全にしっかりと修復した方が今後の住宅維持に役立ちます。
工事完成
今回の台風被害は屋根に上がるまでは解らない被害が多かった事例です。調査をした結果、明らかになったことが多かったのですが。火災保険を適用されご負担も少なく、屋根が元に戻ることができました。値段だけ見て中途半端な工事をして、新たな被害が出てしまうのであれば、しっかりとした工事をして安心してお住みになられた方がいいでしょう。今後の不安を取り除け、より安心した生活が送れます。
記事内に記載されている金額は2021年10月13日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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工事を行なったお客様のご感想をご紹介いたします
工事前アンケート
- リフォームを検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- 台風による損害
- 弊社をどのように探しましたか?
- インターネット
- 弊社を知りすぐにお問合せ頂けましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- どこも電話が繋がらなかったり返答が遅かったのでいつ来てくれるのかは不安でした。
- 何が決め手となり弊社にお問い合わせ頂きましたか?
- 一番返答が早かったから。
- 実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたか?
- 丁寧に説明いただき、絵でも書いて頂き納得・安心しました。
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