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横浜市旭区にて築12年の外壁と屋根にパーフェクトトップとサーモアイ4Fを用いて塗装工事を実施
【お問い合わせのきっかけ】

担当:高田
今回、横浜市旭区にて、モルタル壁の住宅で塗装工事によるメンテナンスを行いました。
長年ご自宅に不在だったご主人が、海外勤務を終えて戻られることになり、建物を美しく整えたいとのことでした。
奥様のご依頼に基づき調査を実施し、色の選定も奥様が中心となって進められました。
今回、横浜市旭区にて、モルタル壁の住宅で塗装工事によるメンテナンスを行いました。
長年ご自宅に不在だったご主人が、海外勤務を終えて戻られることになり、建物を美しく整えたいとのことでした。
奥様のご依頼に基づき調査を実施し、色の選定も奥様が中心となって進められました。

担当:高田
ビフォーアフター
基本情報

- 施工費用:119万円
- 平米数:屋根98.7㎡ 外壁146.6㎡
- 使用材料:パーフェクトトップ サーモアイ4F IPヨウヘキコート ファインSi
擁壁にはエフロレッセンス(白い析出物)が見られます。
これはコンクリート内部の成分が表面に出たもので、コンクリート自体の品質には問題はありません。
除去後に塗装することが可能です。
また、やや大きめの亀裂も確認されました。
この亀裂は表面ではなくモルタル部分から発生しているため、サンダーで削り取り、モルタル材で補修する必要があります。
バルコニーのモルタル部分では、縦横に亀裂が確認できました。
サンダーで削ると周囲まで崩れる恐れがあるため、亀裂の隙間にコーキングを充填して対応します。
特にバルコニー下側に亀裂が集中しており、裏側には黒い雨染みも見られます。
タイルとの境目を確認すると、ここにも軽度の亀裂が見られました。
出っ張った部分に雨水が溜まることで亀裂が生じ、その隙間から雨水が浸入し、亀裂の悪化につながります。
また、タイルの目地からの雨水浸透も考えられるため、この場合は撥水剤の塗布がおすすめです。
次に、屋根のスレートと板金の取り合い部分を点検しました。
以前はコーキングで埋められていたようですが、劣化により痩せてきています。
屋根塗装時には既存のコーキングを撤去し、新たに打ち替える予定です。
まず高圧洗浄を実施します。
12年間に蓄積した汚れや苔などを落とし、塗装可能な状態の表面に整えます。
洗浄後はすぐに表面が乾き始めますが、完全には乾いていないため、高圧洗浄を行った当日は洗浄作業のみで終了となります。
外壁や擁壁も、屋根と同じ日に高圧洗浄を行います。
屋根と同様、洗浄を行った当日は高圧洗浄のみの作業となります。
調査時に擁壁で確認されたエフロレッセンスは、塗装前に酸性の専用洗浄剤でしっかり除去します。
塗装作業に入る前には、多くの準備作業が必要です。
「屋根・外壁・擁壁」いずれも、亀裂や隙間はコーキングで補修します。
また、古くなった既存のコーキングも打ち替えます。
亀裂が集中していたバルコニーについても、事前にコーキングで補修を行います。
太くて長い亀裂については、サンダーで縁の幅を広げて整えます。
次に、広げた部分にプライマーを塗布し、モルタルで埋めて表面を均します。
その後に、再度プライマーを塗り、塗料で周囲と同じ模様を再現します。
ひび割れ補修が完了したら、下塗りを行います。
今回の下塗りにはパーフェクトフィラーを使用しました。
下塗りが乾いたら、中塗りに進みます。
中塗りでは、下塗りの白色が見えないように、ムラなく丁寧に塗布していきます。
中塗りが終わり乾燥したら、外壁塗装の最終工程である上塗りに進みます。
下塗りと中塗りをしっかり行っていれば、上塗りの段階で美しい艶が出ます。
今回はパーフェクトトップの色G19-80Dを使用しました。
続いて屋根塗装に移ります。
外壁と同様に下塗りから始め、下塗りが完了した後は、隙間を作るためにタスペーサーを取り付けます。
下塗りが終わると、中塗りを行います。
写真では左側(茶色)が中塗り、右側(白色)が下塗りで、工程の違いが分かるように撮影しています。
屋根も最後に上塗りを行います。
屋根塗装で使用した塗料は、サーモアイ4Fのクールコーヒーブラウンです。
3つの作業工程(下塗り・中塗り・上塗り)で丁寧に塗装することで、綺麗な仕上がりとなりました。
擁壁も「下塗り・中塗り・上塗り」の順序で施工します。
塗り重ねるごとに色の違いが分かります。
下塗りにはIP含侵シーラーを使用し、上塗りにはIPヨウヘキコートのG19-17Fを使用しました。
この塗料は、擁壁・基礎・ブロック塀に対して高い密着性と通湿性を発揮する専用塗料です。
タイルと目地の汚れは、専用洗剤「万能クリーナーA6」を使って落とします。
その後、しっかりと水洗いを行い、乾燥させます。
乾燥した状態で、ウォータープルーフCを2回塗布します。
この塗料は表面に塗膜を作らず、無機の防水層を形成しました。
シャッターボックスや霧除け、基礎水切りなどの金属部には、下塗りとして「1液ハイポンファインデクロ」を塗布し、中塗り上塗りには「ファインSiの黒」を使用しました。
中塗り・上塗りを乾燥させながら繰り返し塗布して仕上げます。
塗装工事が無事に竣工しました。
お客様に工事後のお住まいをご確認いただいたところ、完成した配色も気に入っていただけて安心しました。
この度はご依頼いただき、誠にありがとうございました。
ご主人のお戻りを、美しい状態で迎えることができます。
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