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横浜市瀬谷区築にて築17年で劣化した屋根と外壁にパーフェクトシリーズを使用して塗装工事を実施
【お問い合わせのきっかけ】

担当:高田
今回、お客様から外壁や屋根に関するご相談頂いたことが工事のきっかけです。
当初は断熱塗料の使用を希望されていましたが、外壁や付帯部との色合いを検討する中で「屋根には断熱塗料では出せない濃い色を使用したい」とのご依頼を承りました。
そのため、屋根と外壁はパーフェクトシリーズで塗装することになりました。
今回、お客様から外壁や屋根に関するご相談頂いたことが工事のきっかけです。
当初は断熱塗料の使用を希望されていましたが、外壁や付帯部との色合いを検討する中で「屋根には断熱塗料では出せない濃い色を使用したい」とのご依頼を承りました。
そのため、屋根と外壁はパーフェクトシリーズで塗装することになりました。

担当:高田
ビフォーアフター
基本情報

- 施工費用:125.4万円
- 平米数:屋根84.5㎡ 外壁146.7㎡
- 使用材料:ファインパーフェクトベスト パーフェクトトップ ファインSi
建物は1階がサイディング、2階がモルタル壁で構成されています。
2階のモルタル壁に触れると白い粉が付着します。
これはチョーキングと呼ばれ、塗膜が寿命を迎えているサインです。
また、サイディングの表面には元々の柄とは異なる凹凸が見られ、表面の劣化が進んでいる状態です。
現在、外壁は水分を吸いやすい状態にあります。
水を吸っている影響で、すでに塗膜が剥がれ始めている箇所がありました。
剥がれが進むと、塗装しても本来の耐用年数を維持できなくなります。
そのため、早めのメンテナンスが必要な状態です。
特にサイディングのコーナー部分は剥がれが目立ち、中の素材が露出しているため、症状が悪化しやすくなっていました。
コーキングには隙間が生じており、打ち替えが必要な状態です。
バルコニーの床はコンクリート仕上げですが、ひび割れが多く見られます。
防水層を保護するためのコンクリートも、トップコートを塗るなどのメンテナンスが必要です。
屋根のスレートは色褪せが見られ、黒っぽい部分と灰色っぽい部分があります。
近くで見ると、スレート表面の加工材が剥がれ始めていることがわかりました。
また、オレンジ色に見えるのは苔(こけ)です。
幸い、屋根材自体に亀裂やひび割れはないため、現時点で塗装を行っても問題ない状態です。
対象箇所は高圧の水で洗浄します。
建物の内部では高い位置から順に行い、まず屋根を洗浄した後、外壁や付帯部の洗浄に移ります。
洗浄の主な目的は、塗料の付着を良くすることです。
屋根や外壁の塗装を行うと、建物は新築のように生まれ変わります。
ただし、建物の周囲にある塀や駐車場の床などの汚れが目立つようになるため、これらも併せて洗浄しました。
洗浄後は建物全体を乾燥させ、その後、塗装前に必要な作業を進めます。
屋根にはタスペーサーを差し込み、水が抜ける隙間を作ります。
基礎や幕板の水切りには塩ビ鋼板を使用しているため、ケレン作業で表面を荒らし、塗料の付着を良くします。
サイディングで表面が著しく劣化している部分は、サンドペーパーなどで削り、脆弱な部分を取り除きます。
サイディングの継ぎ目のコーキングは打ち替え。
カッターを使用し、サイディングに傷を付けないよう慎重に古いコーキングを切り取ります。
幕板の継ぎ目にもコーキングが施工されているため、こちらも打ち替えます。
幕板の上端にある水切りが白く見えるのは、錆び止め塗料を塗っているためです。
コーキングを真っ直ぐに施工できるのは、打つ前にマスキングテープでラインを作るためです。
コーキングを打って均した後にテープを剥がすことで、きれいに仕上がります。
また、バルコニーの床の亀裂はモルタル補修材で埋めます。
亀裂を埋めることで、トップコートを塗った際に美しく仕上がります。
屋根の板金部分には下塗りとして錆び止め塗料を塗りますが、水切りと同様にケレン作業を行います。
板金部分に錆び止め塗料を塗った後、スレートには下塗りを施します。
最初の現地調査で確認した通り、スレートの表面は高圧洗浄によって剥がれやすい状態でした。
そのため、荒れた表面に定評のある「ベスコロフィラーHG」を下塗りとして使用します。
下塗りが終わったら、十分に乾燥させる時間を設け「中塗り・上塗り」作業です。
上塗り材には、ラジカル制御形の屋根用塗料「ファインパーフェクトベスト」を使用しました。
この塗料で中塗り・上塗りを行います。
「ファインパーフェクトベスト」は仕上がりの艶が美しく、まさに建物が蘇ったと感じられる仕上がりです。
今回の色はミラノグリーンを使用しました。

上塗りが完了したら、最後に「塗残し、塗りうムラ」を確認していきます。
これで屋根塗装作業は終了です。
次に外壁の塗装工事に移っていきます。
サイディング壁もモルタル壁も、下塗り・中塗り・上塗りの工程は同じです。
上塗り材には「パーフェクトトップ」を使用しますが、サイディング壁には「パーフェクトサーフ」、モルタル壁には「パーフェクトフィラー」と、それぞれの素材に適した下塗り材を使い分けます。
下塗り材の白色が見えなくなるまで中塗りを行います。
仕上げの色は、サイディング壁がND-343、モルタル壁がND-460です。
仕上げの上塗り作業です。
凹凸のある部分も塗料がしっかり行き渡るように施工し、塗り終えた後は色ムラを確認します。
ムラがある箇所は再度塗り直しました。
幕板には「ファインSi」を2回塗りします。
また、サイディングの表面が劣化している部分は、事前にサンドペーパーなどで削り落としてから塗装します。
1階の壁、幕板、2階の壁は、下から上に向かってグラデーションのような色合いにしたいとのご希望があり、カラーシミュレーションの段階から丁寧に色を選びました。
幕板や雨樋などの付帯部には「ファインSi」のND-184を使用し、シャッターBOXは周囲のサッシに合わせて「ファインSi」の黒で仕上げています。
モルタル補修材で埋めたバルコニーの床は、乾燥後にプライマーを塗ります。
プライマーは床面とトップコートの間の接着剤の役割を果たします。
プライマー塗布後はトップコートを塗り、コンクリートを保護し、今後の亀裂発生を防ぎます。
「付帯部・その他箇所」塗装作業はこれで終了となります。
最後に外壁や屋根と作業工程と同様に、塗残しやムラの確認をしていきます。
外壁はグラデーションのような色合いに仕上げたいとのご希望に加え、奥さまの強い希望で屋根の色を濃い緑色にしました。
周囲のお宅も徐々に屋根や外壁の塗装を進める中で、ひときわ目を引く仕上がりとなりました。
この度はご依頼いただき、ありがとうございました。
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