下地処理

まず、水圧で外壁表面の汚れをしっかりと除去します。

横浜市南区D様邸の外壁はモルタル仕上げで、表面には細かい模様が付けられています。

模様が細かいため、丁寧に洗浄することが重要です。

高圧洗浄で表面を清潔にする事によって、塗料の密着性が高まります。

エラストコートを用いたモルタル外壁塗装工事

モルタル外壁の「下塗り」作業

養生は「塗り分けが必要な箇所」や「塗装しない部分」を保護するために行います。
また、塗装中に塗料が垂れるのを防ぐ役割もあります。

では、外壁塗装工事に行います。
最初の工程は下塗りです。

下塗りには専用の塗料を使用する事で、後に塗装する「中塗り・上塗り材（エラストコート）」がしっかり密着する状態にします。

モルタル外壁の「中塗り・上塗り」作業

エラストコートは、二度塗りで仕上げます。
まず中塗りを行い、下塗りの色が隠れるまで塗布します。

中塗りが乾いた後に上塗りを実施し、中塗りと同じく外壁全体に均一に塗ります。
エラストコートは耐久性が高く、通気性にも優れた高弾性の塗料です。

横浜市南区D様邸では、B-2003の「Persimmon」という色を採用しました。

その他箇所の塗装工事

付帯部の塗装作業

軒天や鼻隠しは木製でした。

まずケレン作業で既存の塗膜を除去し、劣化が見られる部分にはカチオンシーラーを塗布して密着性を高めます。

その後「中塗り・上塗り」材としてファインSiを二度塗りします。

軒天にはND-105、鼻隠しには23-255の色を使用しました。

鉄部の塗装作業

庇や霧除けも、ファインSiを二度塗りで仕上げますが、下塗りとしてまずハイポンファインプライマーⅡという錆止め塗料を塗布します。

鉄部には基本的に、このように錆止めを施してから上塗り材を塗る工程を行います。