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橿原市の雨漏り修理のため、棟瓦積み直し工事と外壁のクラック補修
橿原市 その他の工事 その他の工事 その他の工事 外壁のクラック補修
【工事のきっかけ】
少し前に室内の壁にシミがあるのを見つけて、気にはなっていましたが、そんなに大事とは思わずに放置していました。
先日、台風が通過した後から天井で雨音を聞くようになり、絶対に雨漏りだと思い、慌てて屋根工事をしてくれるところを探して、街の屋根やさんを見つけました。
老夫婦2人暮らしなので、そんなにお金はかけられないと最初に話したところ、その方向で提案して頂けて、安心してお任せ出来ました。
基本情報
- 施工内容:その他の工事 その他の工事 その他の工事 外壁のクラック補修
- 施工期間:2日
- 築年数:築36年
橿原市の和瓦屋根のお客様から雨漏りのご相談を受けて無料点検を行いました。
点検の結果、棟瓦の積み直し工事と外壁のクラックにシーリング材を注入して補修し、雨漏りを止める作業を行いました。
無料点検から工事の完成までをご紹介します。
お客様のお宅は2階建のいぶし瓦屋根の建物で、
谷樋がある
複合タイプの大きなお家でした。
まず最初にお客様にご挨拶をして、雨漏りの状況をお聞かせいただきました。
室内にシミを見つけたのは少し前のことで、気にはなっていたということでしたが、
台風が通過してから2階の天井で雨音が聞こえるようになったそうです。
お客様はご高齢のご夫婦二人暮らしで、修理費用はなるべく抑えて、とにかく雨漏りを止めてほしいとご希望されていました。
お話をお伺いした上で、早速無料点検をさせていただくために、はしごを掛けて屋根に上ってみました。
屋根の頂上に位置する大棟です。
棟瓦の列が歪んで、葺き土が流れ出ています。
台風が通過してから雨漏りが生じるようになったということで、強風によって棟瓦が歪んでしまったのでしょう。
棟瓦は葺き土を盛った上に瓦を固定しています。
瓦がズレても葺き土が雨水を吸収するので、すぐに雨漏りが生じることはありませんが、これだけ葺き土が流れ出ているということは、葺き土が減少して雨水が吸収しきれなくなっているということです。
熨斗瓦のズレている所までを丁寧に撤去して、葺き土を補充しながら棟瓦を積み直していきます。
幸い、瓦自体には破損は無いようですので、既存の瓦を再利用することで廃棄物処理費用を削減しましょう。
壁に接している棟瓦です。
こちらも冠瓦の列が歪んで、熨斗瓦がズレているのがわかります。
大棟と違い葺き土の流出がないので、この部分からの雨漏りは生じていないことがわかりました。
ただ、棟瓦は少しでもズレが生じてしまうと、少しの衝撃でも大きく歪むことがあるため、ここはしっかりと補修して、真っすぐに並べ直しておきましょう。
玄関の上の平瓦です。
ひびが入っていて、ガムテープが貼られていました。
ガムテープが貼られた平瓦は他にもあり、数か所に及んでいました。
ご主人様が応急処置としてガムテープを貼られたようですが、屋根に上られることは大変危険です。
瓦に乗ったことで破損が広がる可能性もありますし、何より、屋根は高所であるため、落下によるケガの危険性を伴います。
応急処置もプロの屋根やさんにお任せくださいね。
谷樋の部分に掛かる瓦が欠けています。
谷樋板金の状態も確認してみました。
所々錆びてはいましたが、幸い穴が開いているところはなく、谷樋からの雨漏りは無いようです。
室内も点検していきます。
こちらがお客様が気になさっていた壁のシミです。
屋根裏の状態も確認してみましたが、この壁の周辺には雨漏りしている様子はありませんでしたので、外壁から侵入している雨水が原因ではないかと予想しました。
室内のシミの位置に合致する外壁のクラック(ひび割れ)を発見しました。
写真ではわかりにくいですが、とても深い溝が出来ていました。
ここから雨水が侵入したことに間違いありません。
クラックにはヘアクラックと構造クラックと呼ばれるものがあります。
ヘアクラックは幅0.3mm以下、深さ4mm以下のひび割れを指し、構造的には今すぐ影響しないので緊急性を要しないクラックです。
幅0.3mm以上、深さ5mm以上のクラックは構造クラックである可能性が高く、内部に浸水しているこちらのクラックは構造クラックと言えます。
室内への浸水には至っていませんが、同じようなクラックは数か所ありました。
全てのクラックにはシーリング材を注入して、外壁からの雨水の侵入を防ぐ施工をします。
外壁材のモルタルは意匠性に優れ、深い味わいのある仕上がりになるとして、1990年以前の外壁によく使用されていましたが、年月が経過すると表面の塗装の防水機能が低下し、ひび割れしやすいというデメリットがあります。
近年はモルタル壁よりも安価な、サイディングボードという板を外壁に張っていく施工方法が主流になっています。
屋根を点検していて、雨樋に大量の土が溜まっているのを発見しました。
この状態では、屋根に降り注いだ雨水が雨樋に流れてきたとしても、雨水は全く流れることなくあふれ出してしまうでしょう。
雨樋からあふれ出した雨水は、屋根の内部へと入り込み、雨漏りを引き起こしてしまうかもしれません。
外壁を伝うことで汚してしまったり、クラックのある外壁では、室内に浸水することもあります。
また、直接地面へと落ちた雨水で地面が湿気た状態になり、建物を傷めてしまう可能性もあります。
雨樋に溜まった土は綺麗に掃除をして、本来の雨樋の役割を果たせるようにしておきましょう。
大した作業ではありませんが、雨樋が正常に働くことで、屋根だけでなく建物全体の寿命を延ばすことにもつながります。
今回は、屋根の補修をするついでに雨樋の清掃はサービスさせていただきました。
大棟の冠瓦は全部撤去して、その下の熨斗瓦は崩れた部分までを一旦撤去して置いておきます。
流れ出た葺き土は綺麗に掃除をして、汚れた熨斗瓦はしっかりとふいておきましょう。
熨斗瓦の上に流出して減少してしまった葺き土を補充しながら、一旦撤去して置いておいた熨斗瓦を積み直していきます。
熨斗瓦を積む際には漆喰を敷いて、葺き土のみの粘着力で固定するよりもしっかりと積み上げることが出来ます。
熨斗瓦を綺麗に積み上げたら、その上に漆喰を敷き、冠瓦を設置していきます。
ズレないようにまっすぐに揃えて並べていきましょう。
こちらの棟瓦は崩れてはいませんが、熨斗瓦がズレて、冠瓦の列が歪んでいるのは一見してわかります。
まだ雨漏りは発生していませんが、この状態で放置してしまうと地震や強風によって崩れやすくなり、雨漏りへとつながってしまう可能性があります。
大棟同様に、一旦冠瓦とズレた熨斗瓦を撤去して、ズレを整えながら棟瓦を積み直していきます。
冠瓦を取り除いてみると葺き土が出て来ました。
流出や減少はありませんでしたが、経年による粘着力の低下が見受けられましたので、新しい葺き土と交換しておきます。
撤去した瓦には、大きな破損やひび割れなどはありませんでしたので、古い瓦を再利用することによって廃棄物処理費用を削減出来ました。
今回の工事に関しては、本日の現場ブログでも、詳しくご紹介しています。
熨斗瓦のズレを整えたら、その上に冠瓦を乗せて、熨斗瓦から冠瓦までを銅線で結んで固定しました。
ズレ無く、真っすぐに綺麗に揃っていますね。
熨斗瓦の下には漆喰を詰め増しして、雨水の侵入を防止する施工をしました。
大棟同様に熨斗瓦・冠瓦をまっすぐに整列させて設置し、銅線で結んで固定しました。
こちらの棟にも熨斗瓦の下の漆喰を詰め増しして、雨漏り予防の措置をしておきます。
棟は雨漏りが生じやすい箇所ですので、丁寧に施工しています。
ひび割れていた平瓦を新しい瓦に差し替えました。
ひび割れた平瓦は、広範囲に及んでいましたので、強風によって飛ばされてきた飛来物によって割れてしまったものでしょう。
割れた瓦からの雨漏りはありませんでしたが、放置しておいてはそのうち雨漏りが生じてしまうかもしれません。
谷樋に掛かる割れた瓦も差し替えました。
瓦屋根のメリットは、瓦一枚ずつ交換できるところです。
差し替える際には、他の瓦を破損しないように慎重に引き抜きます。
外壁に生じていた数か所のクラックにシリコン材を注入して、クラックからの浸水を防ぐ施工をしました。
クラックからの浸水を防ぐことで、建物の傷みを防ぐことが出来ます。
以上で屋根・壁の補修に関する全工程が完了しました。
立派な和瓦屋根のお家ですが、経年劣化はあちこちに見られます。
今後ともこまめにメンテナンスを行い、安心してずっと暮らして頂けるようにお手伝いしていきたいを思います。
お家のメンテナンスは街の屋根やさん奈良店(0120-303-884)にお任せください!
【工事完了後】
熨斗瓦のズレを整えたら、その上に冠瓦を乗せて、熨斗瓦から冠瓦までを銅線で結んで固定しました。
ズレ無く、真っすぐに綺麗に揃っていますね。
熨斗瓦の下には漆喰を詰め増しして、雨水の侵入を防止する施工をしました。
大棟同様に熨斗瓦・冠瓦をまっすぐに整列させて設置し、銅線で結んで固定しました。
こちらの棟にも熨斗瓦の下の漆喰を詰め増しして、雨漏り予防の措置をしておきます。
棟は雨漏りが生じやすい箇所ですので、丁寧に施工しています。
大棟同様に熨斗瓦・冠瓦をまっすぐに整列させて設置し、銅線で結んで固定しました。
こちらの棟にも熨斗瓦の下の漆喰を詰め増しして、雨漏り予防の措置をしておきます。
棟は雨漏りが生じやすい箇所ですので、丁寧に施工しています。
ひび割れていた平瓦を新しい瓦に差し替えました。
ひび割れた平瓦は、広範囲に及んでいましたので、強風によって飛ばされてきた飛来物によって割れてしまったものでしょう。
割れた瓦からの雨漏りはありませんでしたが、放置しておいてはそのうち雨漏りが生じてしまうかもしれません。
谷樋に掛かる割れた瓦も差し替えました。
瓦屋根のメリットは、瓦一枚ずつ交換できるところです。
差し替える際には、他の瓦を破損しないように慎重に引き抜きます。
谷樋に掛かる割れた瓦も差し替えました。
瓦屋根のメリットは、瓦一枚ずつ交換できるところです。
差し替える際には、他の瓦を破損しないように慎重に引き抜きます。
外壁に生じていた数か所のクラックにシリコン材を注入して、クラックからの浸水を防ぐ施工をしました。
クラックからの浸水を防ぐことで、建物の傷みを防ぐことが出来ます。
以上で屋根・壁の補修に関する全工程が完了しました。
立派な和瓦屋根のお家ですが、経年劣化はあちこちに見られます。
今後ともこまめにメンテナンスを行い、安心してずっと暮らして頂けるようにお手伝いしていきたいを思います。
お家のメンテナンスは街の屋根やさん奈良店(0120-303-884)にお任せください!
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