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漆喰について、シルガード(南蛮漆喰)の黒と白についてご質問をいただくことがあります
更新日:2021年02月14日
漆喰(しっくい)の劣化についてご相談をいただいた際に「白い漆喰もありますよね?白いほうがいいんですか?」というご質問をいただくことがあります。漆喰は、主に
瓦や石材の接着や目地の充填、壁の上塗りなどに用いられます。主成分の石灰に水を加えてできた水酸化カルシウムに、布海苔(ふのり)や苆(すさ)、粘土などを加え、水で練って作られます。空気に触れて乾燥するにつれ硬度が増します。日本では古くから「蔵」の内壁にも漆喰が使われてきました。調湿機能に優れているため収蔵品を湿気や乾燥から守ってきたといわれています。
漆喰(しっくい)とは
漆喰(しっくい)は、瓦と瓦の隙間を埋めるコーキング剤のような役割をしています。漆喰が剥がれてきてもすぐに雨漏りが発生するわけではありません。ただし、棟瓦部分の漆喰が剥がれてきた場合は、棟部分にずれが生じてきたりします。その状態のまま長く放置した場合、地震や台風などのきっかけで瓦が崩れてしまう可能性もあります。漆喰の寿命は約20年程です(環境などによって多少異なります)。劣化が進んでくると、地震などの揺れでもヒビが入りやすくなります。ヒビ割れなど、劣化が進行してくると徐々にポロポロと剥がれて落ちてきます。瓦の寿命は50年以上のものが多いため、漆喰や瓦の下葺き材である防水紙を定期的にメンテナンスする必要があります。
南蛮漆喰「シルガード」
屋根工事における漆喰は、昔からある漆喰から南蛮漆喰(なんばんしっくい)へと代わってきました。成分などの違いがあり、漆喰よりも防水性に優れています。私たち街の屋根やさんで使用している南蛮漆喰は「シルガード」です。シルガードの「白」もありますが、街の屋根やさんでは比較的「黒」を使用することが多いです。「白」のシルガードは価格が少々お高いです。製造されている馬場商店さんの製品仕様では軽量シルガード「黒」には、顔料として「カーボン」が含まれており、これ以外の「白」との違いは「価格」の差だけでした。「黒」は、時間と共に徐々に白華して白くなります。
黒と白、どちらが良い?
シルガードに限らず、あくまで一般的なおはなしですが「白」の南蛮漆喰は「高価なため、屋根の見える所で使用される」と言われています。成分に大きく差が無いのであれば、好みではないでしょうか。確かに「白」は、お城や蔵のイメージがあり、高貴な感じもしますね。「黒」は引き締まって渋い感じがします。漆喰のメンテナンスは、状態により「漆喰の詰め直し」または「棟瓦の取り直し」という方法で修繕します。点検・お見積りは無料で承っておりますので、是非、経験豊富な私達、街の屋根やさんへお申し付けください。私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスの予防対策として、ソーシャルディスタンスを取りマスク着用での現地調査を行わせていただいております。また、点検結果のご報告や御見積書は、郵送/メールで対応させていただいております。※現在は「zoom」も対応しております。お気軽にお問い合わせください。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
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